終わらない週末はどんな映画?ネタバレありのあらすじやキャスト・見どころを解説

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  • 家族旅行が一変、山荘で迫り来る謎の脅威!閉ざされた空間で心理戦が加速する!
  • マハーシャラ・アリ&ジュリア・ロバーツ共演、極限状況下で信じるべきは誰か?
  • 不穏な空気と崩れていく日常…迫り来る“見えない終末”の恐怖が心を締め付ける!
  • パニック×ミステリーが交錯!予測不能の展開が最後まで緊張を解かないサバイバル・スリラー!

終わらない週末(原題:Leave the World Behind)』は2023年にNetflixで配信された終末心理スリラー映画。

ルマーン・アラムの小説を映画化し、バラク・オバマ元アメリカ合衆国大統領とミシェル・オバマ元ファーストレディのによって設立された製作会社、ハイヤー・グラウンド・プロダクションズが製作総指揮を務めた事でも話題となりました。

目次

『終わらない週末』の作品情報

原題 Leave the World Behind
監督 サム・エスメイル
Sam Esmail
脚本 サム・エスメイル
Sam Esmail
原作 ルマーン・アラム
Rumaan Alam
『Leave the World Behind』
公開 2023/11/22
上映時間 140分

『終わらない週末』のキャスト

アマンダ・サンドフォード Amanda Sandford
ジュリア・ロバーツ Julia Roberts
家族旅行で山荘を訪れる母。異常事態の中で家族を守ろうと奮闘する。
G・H・スコット G.H. Scott
マハーシャラ・アリ Mahershala Ali
山荘の持ち主と名乗る男性。突如現れ、家族と共同生活を送ることになる。
クレイ・サンドフォード Clay Sandford
イーサン・ホーク Ethan Hawke
アマンダの夫。状況に戸惑いながらも、事態を理解しようと動く。
ルース・スコット Ruth Scott
マイハラ Myha’la
G・Hの娘。山荘での共同生活に不安を抱えながらも状況を受け入れる。
ローズ・サンドフォード Rose Sandford
ファラ・マッケンジー Farrah Mackenzie
サンドフォード家の娘。突如の異常事態に混乱しながらも成長を見せる。
アーチー・サンドフォード Archie Sandford
チャーリー・エヴァンス Charlie Evans
サンドフォード家の息子。原因不明の体調不良に苦しむ。
ダニー Danny
ケヴィン・ベーコン Kevin Bacon
山荘近くに住む住人。状況を知る鍵を握る人物。
サルバドーラ Salvadora
ヴァネッサ・アスピリャーガ Vanessa Aspillaga
地元の人物で、事態の異常さを示唆する存在。

『終わらない週末』のあらすじ(ネタバレ)

ニューヨークに住むアマンダと夫クレイは、子供たちと一緒にロングアイランドの別荘で週末を過ごす事に決める。日常から離れ、家族だけのひとときを楽しむ予定だった。しかし到着早々、すべての通信機器が使えなくなる奇妙なトラブルが発生する。

その夜、別荘のオーナーだと名乗るG・Hと娘が訪れ、予期せぬ展開が始まる。G・Hは大規模なサイバー攻撃によって大停電が起き、都市機能が麻痺していると語る。外界との連絡が断たれる中、2つの家族は協力を余儀なくされるが、互いに不信感を抱き始める。

やがて、外の世界で起きている事態が単なる停電ではなく、文明の崩壊につながる可能性があることが明らかになる。人間関係が緊張を高める中、真実を知るための衝突が起こり、家族同士の絆が試される事態に。次第に彼らは、究極の選択を迫られることになる。

崩壊寸前の世界で、家族たちは生き延びるために予想外の決断を下す。混乱の中で明らかになる希望と絶望、そしてそれぞれの生きる道を探す姿が描かれる。彼らがたどり着く結末は、観る者の心に深い余韻を残す。

『終わらない週末』の見どころ

製作経緯

Netflixは2020年7月、ルマーン・アラムの小説の権利をめぐる入札戦争に勝利し、サム・エスメイルが脚本と監督を務めることが決まりました。

当初はジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンが主演とプロデューサーを務める予定でしたが、後にバラク・オバマ前米大統領とミシェル夫人は、ハイアー・グラウンド・プロダクションズを通じてこの映画の製作総指揮を務めることが発表されました。

プロジェクトを去ったワシントンに代わって、マハーシャラ・アリがこの映画に出演することが決まり、イーサン・ホークマイハラ・ヘロルドも後にキャスティングされました。

サム・エスメイルが脚本を書いた後、オバマ氏は登場人物や、私たちが彼らに抱くであろう共感についてたくさんのメモを残したことで、よりオバマ氏の意見や考えも反映されたものとなっています。

基本的に原作に忠実ではあるんですが、映画オリジナルの描写として娘のローズが実在する海外ドラマ『フレンズ』が後々意味を成すような構成になっています。

サンドフォード家とスコット家

サンドフォード家の4人全員がSUVに詰め込まれ、ロングアイランドの美しいAirbnbへミニバケーションを楽しむために向かっています。

しかし4人それぞれが何かに縛られている様子を描いており、アマンダはイヤホンをしっかりと装着したまま、同僚と電話でおしゃべり。

夫のクレイは車を運転しながら、クール&ザ・ギャングの「Misled」を聴いて盛り上がっています。

そして息子のアーチーは携帯でゲームを楽しみ、娘のローズはタブレットで海外ドラマ『フレンズ』に釘付けになっています。

予兆としてはストリーミングの通信が不安定で『フレンズ』が時に止まってしまうため、ローズは少しイライラしています。

初日の夜、Airbnbのオーナー、G・Hが娘のルースをつれてサンドフォード家が滞在する別荘へやってきます。

彼らは当初、停電をきっかけとしてやってきますが、後々G・Hの説明する矛盾は解消されています。

しかしそれでもサンドフォード家、特にアマンダの不安はぬぐえません。

アメリカ風刺と世界の崩壊

この作品の小説版では世界の崩壊についてより細かく描かれていますが、一方で映画ではアメリカ風刺、現代社会のメッセージなどが強く盛り込まれている印象を与えます。

もしかするとこのあたり、監督のサム・エスメイルやオバマ氏の考えが反映されているのかもしれません。

石油タンカー

機能しなくなった石油タンカー海岸に打ち上げられるシーン。

そのタンカーには「WHITE LION」の文字が。

これは北米大陸へ最初に上陸したアフリカ人奴隷オランダ船「ホワイトライオン」のことを指していると見られます。

「ホワイトライオン」は1619年、メキシコへ向かうイスパニア船と交戦し50~60人の奴隷化されたアフリカ人を奪取した「ホワイトライオン」が損傷の影響でバージニアのジェームズタウンに到着しました。

修理と補給物資を得るために奴隷20名と食料や用役とが交換されたことで、この20名が北米大陸へ最初に上陸したアフリカ人奴隷だと言われています。

他にもクレイの車の無線周波数が「1619」となっており、連想させる描写になっています。

人種問題(白人と黒人)

Airbnbのオーナー、G・Hが娘のルースをつれてサンドフォード家が滞在する別荘へやってくるシーン。

建物側にサンドフォード家、外にスコット家がいる描写を横から映し出しています。

さらには信用できないからという理由で、自分の別荘でありながらスコット家は地下で眠り、サンドフォード家は2階の寝室で眠る様子を断面図のように映し出しています。

これはあきらかにアメリカの人種問題を表現してると言えるでしょう。

白人と黒人。サンドフォード家がなかなか信用しないのは黒人だから。もちろん本人たちはそんなつもりはないと思うのですが、おそらくは根にあるものなのかもしれません。

移民問題(スペイン女性)

クレイが情報を得るために車を走らせていると、一人の女性が立っていました。

車に乗せてほしいと解釈できるスペイン語を話すも、クレイは言葉がわからずしばらく考えながらも見捨てます。

これはメキシコで何千人もが徒歩でアメリカ国境目指す移民問題を表現していると見られます。

当時トランプ大統領が任期中に行った国境の壁の建設。

バイデン元大統領は大統領選のときには「壁は作らない」と宣言していたものの、結局壁の建設を再開を承認しました。

これは国境の壁の建設予算はトランプ氏の任期中にすでに計上されているため、建設を「止めることはできない」という理由から。

国境の壁はメキシコからアメリカ合衆国への密輸や密入国を防ぐことを目的としており、移民問題の複雑さを表しています。

移民については日本でも問題になっていると思うので、メキシコとアメリカの問題であっても似た様な場面に今後日本でも出くわす可能性を感じるような描写でもあります。

テスラの暴走

次々と起こる不可解なできごとに耐えられず、サンドフォード家は別荘を出ていきます。

しかし道の途中で渋滞に遭遇。

何が起こっているのかを確認するためアマンダは車を降り、渋滞の様子を見に行くと、すべてテスラ車で、無人であることに気づきます。

すると後方から次々と無人のテスラ車がやってきます。

なんとかかわしながら難を逃れますが、これはAIの暴走というよりも、テスラ車の自動運転における危険性について表現しています。

テスラの「自動運転」の安全性を巡っては、映画に着手していたと見られる2021年当時のタイミングで、2016年以降にオートパイロット稼働中のテスラ車が少なくとも30件の衝突事故を起こし、10人が死亡という報道がなされていました。

これらの出来事からアメリカで起きている議論のひとつになっています。

鹿

多くの鹿が現れるシーンはいくつかの解釈ができます。

神の使い」であるというのは割と日本的な解釈となり、中国では財運の象徴、ヨーロッパは魔除けの象徴など、国によって解釈が違うことがわかります。

少なくともこの作品ではダニーは鹿の大移動は不吉な前兆だと言っていることから、あくまで何かが起こることを予期して現れたとも言えます。

しかしラストでは鹿についていったルースは地下壕のある家にたどり着いてるという点、またルースがアマンダに話した実際のドラマ『ザ・ホワイトハウス』の話からも鹿は「神の使い」という解釈ができます。

『ザ・ホワイトハウス』の話

バートレット大統領に神父が話した川のそばに住んでいる男の話で、ラジオから洪水が起こるから非難しろと報じられるも、その男には進行があるためボートやヘリコプターで救助の手が差し延べられるも拒否。
神に祈れば助けてくださるとしながら結局洪水によって溺れ死んでしまう。
男は神に怒りを向け、「毎日祈り愛されてると思ってた、なぜ放置した?」と問うが、神は「ラジオで伝えたし、ボートやヘリコプターを向かわせた。他にどうしろと?」と言われてしまう。

これは実際に『ザ・ホワイトハウス』の中でバートレット大統領に神父が話すシーンとしてあるものです。

ルースはこの話をすると「私もう待てない」と言います。

この時点で鹿についていく決心をしたのでしょう。

と思って調べてみると、多くのネイティブアメリカンの部族では、鹿は精霊的なガイドや神聖な存在とされているとのこと。鹿は自然の調和とスピリチュアルなメッセージを運ぶ存在として尊敬されているようで、「神の使い」の解釈に似ているという点では面白い発見となりました。

アーチーの歯

物語も後半に差し迫ると、アーチーの歯が抜けてしまいます。

勝手に抜けるというよりも、歯茎に違和感を感じたアーチーが抜けるんじゃないかと歯を触るといとも簡単に抜けてしまうというもので、何本も抜いてしまいます。

唯一薬を持っている可能性のあるダニーの下へ行くと、ダニーは「マイクロ波兵器」の影響だと言います。

実際にキューバの首都ハバナで2016年、アメリカとカナダの外交官が体調不良を訴えたことで騒ぎになった現象「ハバナ症候群(ハバナ・シンドローム)」というものがあり、原因不明の症状に、アメリカは「意図的な攻撃」との見解を示し、「マイクロ波兵器」が使われた可能性を有力視していたようです。

しかしその後、「マイクロ波」や「超音波」による攻撃が関与している可能性は「きわめて低い」との見解もあるようで、その上歯が抜けたという実際の事例はネット上にはありませんでした。

本当の話かどうかは英語で調べればわかるかもしれませんが、日本で確認できる状況ではこの辺りが限度です。

フレンズ

ローズがハマる実際にある海外ドラマで、NBCで1994年から2004年にかけて放送されていた大人気ドラマです。

ニューヨークを舞台に都会的なライフスタイル、友情や恋愛などを描いているドラマですが、ここで『フレンズ』が多様されているのは簡単に言えば「理想と現実」を表現していると言えます。

付け加えるなら、近年指摘されている『フレンズ』の白人ばかりが出演しているという問題。今では多様性に欠けるドラマだという声も多くなっています。

ただここでは「理想と現実」という点に注目すべきで、もっと言えば現実逃避に近い話になります。

おそらく現実を受け入れる人よりも、現実逃避する人の方が世の中多い。という意味が含まれているのではないでしょうか。

ラストの解釈・ネタバレ

ラストの解釈が賛否あるものとなっています。

結局のところ、アーチーの歯が抜けてしまったことでG・Hとクレイはアーチーを連れて車でダニーに薬をもらいに行き、行方不明になってしまった(実際は鹿についていく決断をした)ローズを探しにアマンダとルースは森の中へ探しに出かけます。

アマンダとルースの下へも鹿の大群がやってきますが、2人は受け入れずに追い返し、G・Hはダニーの話を基に戦争が始まったことを理解しクレイに説明します。

そんな中ダニーは「無許可で地下にシェルターを作ったソーンズの家へ行くといい」とアドバイスをしていました。

そのソーンズの屋敷に唯一辿り着いたのがローズ。シェルターの中で『フレンズ』の最終エピソードが収録されたDVDを発見し、再生するところで映画は終わります。

映画が終わるまでローズ、アマンダとルース、G・Hとクレイ、アーチー、そしてダニーと3か所のシーンを畳みかけるように細かく刻みながら進んでいき、いよいよ彼らの下にも戦争の影響がやってきそうな印象を与えています。

ここでシンプルに解釈するならばローズだけが生き残ったということ。

ただ解釈次第では、近くまで探しに来ていたアマンダとルース、そしてソーンズの存在を知ったG・Hとクレイ、アーチーも間に合っているかもという可能性をわずかに残しています。

この辺りは観た人に解釈を委ねているのかもしれませんが、よくある主要キャストが生き残るようなパニック映画にはしたくなかったとサム・エスメイルは語っています。

考察されるような作り方

この映画はいいか悪いかという評価をつけるのが非常に難しい映画です。

スリラー、パニックなどのジャンルに分類されるのかもしれませんが、実際に鑑賞すると教養やドキュメンタリーに近く、色々考えさせられることの多い作品です。

しかしサム・エスメイルは、考察されるような作り方をしたことを語っており、何度も繰り返して観て楽しめるような工夫を施しているのが何より映画であることも理解できます。

正直なところ、ラストは若干宗教的であるということに対して「結局そういう方向ね」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、ここについてはあまり考えが向かず、戦争が起こるまでの過程のリアリティさの方がインパクトが高いです。

Xでは書き切れませんでしたが、テレビ、ネット、通信が遮断されたとき、何が起きてるのか知りたくなるけどその術はないというのが一番不安ですよね。

近年では太陽フレアの問題もあって、テレビ、ネット、通信が遮断される瞬間が起こる可能性があるのが現実。

しかも本当に起こったとき、「どのくらいの期間遮断されるのか?」などはわかりませんよね。

「代替手段はあるのか?」などはもしかしたら一部の人たちはわかるのかもしれませんが、ほとんどの人は一度起こってしまうとすぐ収まるのか、何分、何時間、何日、何カ月…と答えを求めたくなってしまうものです。

都内みたいに人がたくさんいるような地域で考えると、テレビ、ネット、通信が遮断されると電車も止まるし情報も入らない。

これは太陽フレア以外にも地震などの自然災害でも起こりうる状況です。

多くの人がイライラし出して、傷害事件なんかも発生するでしょう。

このようなケースではセキュリティ面も遮断されてしまう場合も考えられるので、窃盗などの犯罪も急増するでしょう。

もうカオスになってしまうのは誰でも予想がつくかと思います。

そして、そんな状況に陥った地域があれば、その間に侵略を考える人たちがいても正直不思議ではありません。

考えるだけで怖くなりますよね、考えたくないという方、または「考えすぎだ」と感じて考えない方がほとんどだと思います。これが映画でいうところの「現実逃避」に該当すると思うんです。

つまりはこの映画、冗談だよエンターテインメントのひとつだよと言っておきながら、「現実逃避」に逃げがちな人に対する皮肉が混じっているような気もするんですよね。

イーサン・ホークの髪型がベネディクト・カンバーバッチのドクター・ストレンジと一緒やんけ!なんていう見方をしているようでは、現実に何か起こったときに何もできないタイプになってしまうのではないかとさえ思ってしまいました。

なので是非一度観て頂いて、自分がどういう受け取り方をするのか体感してもらいたい映画だなと思いました。

少なくとも将来、世界のどこでも起こりうることを詰め込んだ映画ではあると思うので、楽しみつつもその過程や手段を記憶しておくべき教材でもある映画だと思います。

『終わらない週末』のトリビア

  • 気づいた人いますか?寝室の波の絵は映画の途中で変化します。潮が満ちています。リビングルームの白黒の絵も同様で、変化するロールシャッハの絵に似ています。

  • ダニーの家の庭には柳の木が生えているという設定になっています。柳の樹皮はサリチル酸が抽出できるので、解熱鎮痛剤として使用することができます。これはダニーが備蓄に関するかなりの知識があって準備ができる人であることを示しています。

  • 映画の主要な色(緑、黄、赤)は、ブラジル人画家フアレス・マチャドの絵画にインスパイアされています。

  • G・Hの隣人ハクスリーは、1932 年に『すばらしい新世界』などの小説を書いたオルダス・ハクスリーに敬意を表してつけられました。この小説では、テクノロジーが人類を堕落させ、人々に危害を加える手段として使われるディストピアの未来が描かれています。

  • アマンダのノートパソコンとダニーが店で買う緊急キットは、脚本家兼監督のサム・エスメイルによる前作『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』(2015年)のストーリーの中心となった架空の企業、E-Corp社製です。また、別のミスター・ロボットのキャラクター、アーヴィングが書いた本「ビーチタオル」も登場します。

  • ケビン・ベーコン演じるキャラクターは、非常に綿密なプレッパー(災害や緊急事態に備えて自給自足の生活を志向する人)です。彼の庭には柳の木が生えています。アセチルサリチル酸(ASA/アスピリン)は柳の樹皮から合成されます。

  • 女優ジュリア・ロバーツ(アマンダ役)と、スクリーン上の娘ファラ・マッケンジー(ローズ役)は、この映画の撮影を通して強い絆で結ばれました。実生活では「裸足少女」として悪名高いロバーツは、映画のほとんどの場面で裸足で過ごし、マッケンジーもそれに倣い、可能な限りカメラの前で裸足で臨みました。ローズがリビングルームの庭で初めて鹿の群れに遭遇するシーンでは、彼女は裸足でいることを強く主張しました。

  • ビーチのシーンはニューヨーク州サフォーク郡のサンケン・メドウ州立公園で撮影されました。実際には、ロングアイランド湾の向こうにコネチカット州が見えます。

  • 息子のアーチーは、アンドレ・ザ・ジャイアントの絵が描かれた「Obey」Tシャツを着ています。これは、バラク・オバマの「Hope」アートワークで知られるシェパード・フェアリーによる作品です。

  • G.H.スコットというキャラクターは、おそらく「革命はテレビで放映されない」という有名な詩を書いた詩人/歌手のギル・スコット・ヘロンを指していると思われます。

参考リンク

感想とまとめ

終わらない週末』は、ラストの解釈は人それぞれ。僕の場合はギリギリセーフで2つの家族は生き残ったと考えています。

祈る者だけでなく、家族を守りたい者、生き残る事を大事に考えている者などの現実的な人にも生き残るチャンスはあるべきなんじゃないかなと。

タテシマ
個人的な評価は…

4.2

です!

簡単ではありますが『終わらない週末』について色々まとめてみました。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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