【海外ドラマ】車が喋る!80年代の名作ナイトライダーのあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

【海外ドラマ】車が喋る!80年代の名作ナイトライダーのあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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80年代に大ヒットした海外ドラマ「ナイトライダー」

主演のデビッド・ハッセルホフが演じる私立探偵機関の調査員「マイケル・ナイト」が、喋る車でおなじみのドリーム・カーK.I.T.T.(キット)こと「ナイト2000」ともにさまざまな事件を解決するカーアクションドラマで、アメリカでは1982年から約4年間、シーズン4まで放送されました。

日本でもテレビ朝日系列放送されていましたので、40代以上の方はリアルタイムで見ていた方も多いと思います。

実際にK.I.T.T.(キット)のように車を改造されている方もいて、ネットでも画像が出てきたりしますよね。

今回はナイトライダーの魅力をお伝えするために、ナイトライダーのあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説。またキャストの現在についてや、エピソードリストなどをご紹介していきたいと思います。

「ナイトライダー」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・感想・評価・レビューを徹底解説

①「ナイトライダー」のあらすじ

「ナイトライダー」のあらすじ
出典:Knight Rider (1982-1986) - IMDb

敏腕刑事として知られていたマイケル・アーサー・ロングは、相棒のマンジーと共に産業スパイ事件の捜査をしていました。

ラスベガスにあるカジノで、首謀者と見られる州市長のフレッド・ウィルソンの行動を監視していました。そして他の場所でスパイグループによってマンジーは殺害され逃亡。そこで知り合ったタニヤ・ウォーカーという女性と共に車でウィルソンを追いかけ、銃を向けて追いつめますが、実はタニヤもスパイグループの一員で、マイケルは顔を撃たれ、瀕死の重傷を負ってしまいます。

そこにナイト財団を組織するウィルトン・ナイトが現れ、瀕死の重傷を負ったマイケルを自分の屋敷へ連れ帰り、彼に緊急手術を施します。

マイケルは、ベトナム戦争で負傷した際、額にプレートを埋め込む手術を受けていたため、銃弾がこの板に跳ね返され致命傷を免れていましたが、プレートが破壊され顔面は破壊されてしまっていました。

数か月後、マイケルは整形手術によって新しい顔になって完治します。その際にウィルトンが開発したドリーム・カー、ナイト2000の存在を知ることになります。

病に倒れてしまったウィルトン・ナイトに命を救われたマイケルは、ウィルトンの遺言でもある「巨大な悪と戦って欲しい」との言葉の通りその遺志を継ぎ、ウィルトンの養子としてナイト財団の最重要顧問となり、名前も新たに「マイケル・ナイト」として生きていくことを心に決めます。

まずはマイケルが追っていたスパイグループとタニヤを見つけ出すため、ナイト2000に乗ってシリコン・バレーに向かい、事件を解決します。

これによってマイケル・ナイトとナイト2000ことK.I.T.T.(キット)が活躍するストーリーが始まりました。

②「ナイトライダー」の主要キャスト

「ナイトライダー」の主要キャスト
出典:Knight Rider (1982-1986) - IMDb
役名 俳優 吹替
マイケル・ナイト(マイケル・アーサー・ロング)
Michael Knight (Michael Arthur Long)
デビッド・ハッセルホフ
David Hasselhoff
佐々木功
キット(声)
K.I.T.T. (Voice)
ウィリアム・ダニエルズ
William Daniels
野島昭生
デボン・マイルズ
Devon Miles
エドワード・マルヘアー
Edward Mulhare
中村正
ボニー・バーストウ
Bonnie Barstow (Seasons 1, 3-4)
パトリシア・マクファーソン
Patricia McPherson
小山茉美
エイプリル・カーティス
April Curtis (Season 2)
レベッカ・ホールデン
Rebecca Holden
潘恵子
レジナルド・コーネリアス・3世
Reginald Cornelius III aka RC3 (Season 4)
ピーター・パロス
Peter Parros
水島裕
ウィルトン・ナイト
Wilton Knight
リチャード・ベイスハート
Richard Basehart
大久保正信

③ 車が喋る!車が飛ぶ!常識外れのナイト2000の性能とは?

K.I.T.T. キットの愛称で知られるドリームカーの正式名称は「ナイト2000」

ナイト2000に搭載されている人工知能の名前が「Knight Industries Two Thousand(略してK.I.T.T. キット)」と少しややこしい設定。キットは車ではなく人工知能の名称をさしています。

人工知能と話すため劇中でマイケルが「ナイト2000」と表現することはあまりなく、ほとんどの場面では「キット」と呼んでいます。

さて、ナイトライダーを見た時、知った時にまず「車が喋る」設定に驚いた記憶があります。
一番の魅力はそこじゃないでしょうか?

ちなみに「喋る車」でGoogle検索をしてみるとナイトライダーに関連したページばかりが表示されます。

今でこそ人工知能に関連する話題も豊富ですが、当時は斬新過ぎる設定で私を含め多くの方がハマるきっかけになったかと思います。

これは製作総指揮を務めたグレン・A・ラーソンが、ユニバーサルTVから、ハイテクパトロールカーの様な自動車が活躍する作品を書いてくれないかとの要望があり誕生したそう。

KITT Speaks For The First Time | Knight Rider

「ナイト2000」の機能で最もわかりやすく驚いたのが、車がジャンプする機能「ターボブースト」

「キット」の代名詞かのようにとにかく飛びまくっていました。

水平距離15m以上のジャンプが可能で、シーズン2でのバージョンアップ以降は最大角は60度まで調整できたらしいです。

しかしこのターボブースト機能の設定は少し曖昧で、走行中の急加速も可能。後に「ロケットブースト」が追加され、ジャンプする際にはこちらが使用される場合も。

更にややこしくさせるのが日本語吹き替えの「ターボジャンプ」という言葉。設定の曖昧さなどから作られた造語なのでしょうか。

Auto Roof + Turbo Boost | Knight Rider

ナイト2000は他にも一般的な車とは大きく異なり、パワーブースター搭載で、完全に静止した状態から0.2秒で時速100km/hに達するらしく、普通に考えたら信号が青になったら次の信号までわずか数秒で辿り着いてしまう計算になります。

しかしシーズン4からはSuper Pursuit Mode(スーパー追跡モード)と呼ばれる機能が追加され、最高速度が40%向上されるようになりました。

このボタンを押すと車体が変形するので、子供ながらに「カッコイイ!」と見入っていた記憶があります。

Super Pursuit Mode Activated | Knight Rider

他にも簡単なキットの性能をまとめてみました。

モデル ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム(1982年型)
製造番号 AD-227529
加速 時速60マイル(約100km)まで2秒で加速
最高速度 通常:時速200マイル(約320km)以上
スーパー追跡モード:時速300マイル(約480km)以上
コーティング 分子結合殻で覆われており、あらゆる物質より硬く強靭

K.I.T.T. キットは他にもちょっと変わった機能も備わっています。例えば「キットは現金を所持していてたまに貸してくれる」機能。

ナイト2000にはAuto Currency Dispenserという機能があって、カジノへ行くシーンなどでマイケルがお金を要する際に、キットは軽めの文句を言いながらお金をくれるんです。

キットは現金を所持していてたまに貸してくれる
出典:KITT83: Season Three - KITT Functions

嫁にお小遣いをせがむ夫のような軽めのコントを見せてくれるのもナイトライダーのおもしろさのひとつだと思います。

この機能は全シーズンで数回確認できました。

他にも冷静にみればありえない機能もいくつかありますが、中でも「どんな鍵を開けられる機能」は未だに謎。

何でもできるキットですが、大人になって冷静に考えると、インターネットがまだなかったあの時代に鍵を開けられる機能というのはどう考えても理にかなっていません。ただそんなこと気にせず楽しむこともナイトライダーの魅力と言えます。

そしてこの機能がないとマイケルの潜入のほとんどは失敗しちゃいますしね(笑)

④ キットが時折見せる人間的な部分

「キット」は人工知能でありながらたまに異様にも人間的なセリフを発する場面も多々あり、吹き替えを担当された野島昭生さんの力も大きく、人工知能でありながらより人間味あふれるキャラクターになったんじゃないかと思います。

設定上においても、メカニック担当のボニー・バーストウがプログラミングしているため、ボニーが苦手なことはキットも苦手(例えば高所恐怖症であることなど)であると、少し強引とも思える設定もありましたが、こういった場面でも人間味を出すように脚本が書かれたのかなと考えたりするのもまたそれも楽しみ方のひとつだと思います。

一番印象にあるのは、K.A.R.R.(カール)の存在。

カールに対して欠陥品と吐き捨ているものの、存在が発覚するとあきらかに動揺したり、カールが自爆して、ガレージに戻ってきたラストシーン、一人になった時には偽らざる心情を吐露している場面では見ている側も感情移入しそうになったのではないでしょうか。

KITT VS KARR - The EPIC Showdown | Knight Rider

⑤ 現代でも有り得ないレベルのメカニック担当者の技術

パトリシア・マクファーソンが演じたメカニック担当のボニー・バーストウはキットに何かあればほとんどの修理やバージョンアップを一人でこなす天才。

ボニー1人でもすごい事だと思うんですが、シーズン2は一時的に財団から離れサンフランシスコの大学に在籍していて、代わりにレベッカ・ホールデンが演じたエイプリル・カーティスがレギュラーで出演していました。

有り得ない天才が2人もいて、それぞれが1人でほとんどの修理やバージョンアップをサラッとやってのけていました。

2018年現在でもキットのような人工知能を持ち、様々な機能を備えた車はおそらくないと思います。
※公表されてないだけでひょっとしたらあるかも(笑)。

そんな車の整備ができる技術を1980年代に若い女性が持ち合わせている、さらにエイプリルはそれだけの知識を持ちながら、財団に所属する前は旅行代理店で働いてた経歴の持ち主、とんだ宝の持ち腐れです。

シーズン4から出演していたピーター・パロスが演じたレジナルド・コーネリアス(通称RC3)もなかなかの凄腕だと思いますし、この現実離れしまくった世界観も魅力のひとつでした。

ボニー・バーストウ

ボニー・バーストウ
出典:Knight Rider (1982-1986) - IMDb

ボニーはナイト2000製作チームのうちの1人で、メカニック担当。シーズン2はプロデューサーの考えで出演せず降板扱いとなったもののシーズン3で復帰。一時的に財団から離れサンフランシスコの大学に在籍していた設定とされました。シーズン3で復帰できたのはデビッド・ハッセルホフがプロデューサーに直談判したからだそうです。

エイプリル・カーティス

エイプリル・カーティス
出典:Knight Rider (1982-1986) - IMDb

エイプリルはボニーが財団を離れていた間のK.I.T.T.担当メカニック。ボニーがシーズン3に復帰したため、シーズン2のみに出演。エイプリルとボニーが同時に出演することはありませんでした。

レジナルド・コーネリアス・3世

レジナルド・コーネリアス・3世
出典:Knight Rider (1982-1986) - IMDb

レジナルド・コーネリアス・3世(RC3)はシーズン4のみに出演。シカゴのスラム街で活動する背景の見えにくいキャラクターでした。

⑥ 80年代海外ドラマでは比較的、関連作品が多い

80年代海外ドラマは日本でも多くテレビ放映されましたが、リブートやリメイクが多い中純粋に続編と銘打った関連作品が多いのはめずらしいのではないでしょうか。

2008年には原題がKnight Rider(邦題はナイトライダーNEXT)のままで正当と言える続編が1シーズンのみ放映されました。

ナイトライダーNEXT
出典:Knight Rider (2008-2009) - IMDb

ナイトライダーNEXTは好きだったので1シーズンで終了したのは残念です。

そんなナイトライダーNEXTからもひとつ。

まずはコチラをご覧ください。

Custom KITT VS KARR 2009 Fight Scene

そうです、ナイトライダーNEXTのカールはロボットに変身できちゃうんです(笑)。

車のままだから魅力的なのにロボットになっちゃったらもうトランスフォーマーを見てるようにしか思えません(笑)。

こういったツッコミどころがあったのも1シーズンで終了しちゃった原因なのでしょうか…。

⑦ 強敵はいつもでかい

ナイトライダーで最大の強敵と言えばカールになってしまいますが、それ以外で個人的に何度も見返してしまうのは「ゴライアス」「ジャガーノート」です。

ゴライアス

ゴライアス
出典:Goliath | Knight Rider | Fandom

ジャガーノート

ジャガーノート
出典:Knight Rider: Knight of the Juggernaut (Part 2) | Headhunter's Holosuite Wiki | Fandom

ゴライアスは分子結合殻を搭載したトレーラーで、ジャガーノートは装甲車。

どちらの対決でも1度大きく損壊されてしまいますが、そこからの復活劇がまたおもしろいんですよね。強敵がいてこそ主役が映えると言うか。

⑧ 「ナイトライダー」海外・日本での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は、

「シーズン1」は23件のレビューに基づく35%もの前向きなレビューで、5.60/10
「シーズン2」から「シーズン4」まではレビューがありませんでした。

批評家が古い作品を改めて評価するケースは稀なためこの流れは妥当ですが、オーディエンスは一定のファンがいるようですべてのシーズンに高い評価がついてます。

「シーズン1」は19件のレビューに基づく89%もの前向きなレビューで、4.4/5
「シーズン2」は10件のレビューに基づく90%もの前向きなレビューで、4.5/5
「シーズン3」は10件のレビューに基づく90%もの前向きなレビューで、4.4/5
「シーズン4」は10件のレビューに基づく90%もの前向きなレビューで、4.2/5

Metacriticではシーズン別ではなく一括で評価されており、4件のレビューに基づく平均スコアはナシ、ユーザースコアは11件のレビューに基づき7.8/10と高い数値となっています。

海外での評価としては、古い作品なだけあって、レビューサイトでもあまり掲載されていませんでしたが、IMDbでは29,395件のレビューで、6.9/10の評価でした。

レビューを書きたい人が集まっている印象のため結果として高い評価になっている印象です。

日本での評価は映画レビューサイトFilmarksにシーズンごとのレビューが書かれており、その評価は
映画レビューサイトFilmarksでの評価は、
「シーズン1」の評価は26件のレビューで3.8/5
「シーズン2」の評価は4件のレビューで3.9/5
「シーズン3」の評価は2件のレビューで4/5
「シーズン4」の評価は3件のレビューで3.9/5
と割と平均より少し高い評価になっています。

⑨ 「ナイトライダー」エピソードリスト

シーズン1 1982年~1983年に放送(日本では1987年)

Ep タイトル 原題
01 電子頭脳スーパーカー誕生 Part 1 Knight of the Phoenix
02 電子頭脳スーパーカー誕生 Part 2 Knight of the Phoenix
03 重戦車砲撃網大突破 Deadly Maneuvers
04 荒野の大戦争!地獄の暴走族スコーピオンズ対ナイト2000 Good Day at White Rock
05 爆裂サミーの壮絶スタントショー Slammin' Sammy's Stunt Show Spectacular
06 死の山荘脱出作戦!ナイト2000殺しのバリケード大突破!! Just My Bill
07 命をつなぐ水 渓谷の水を守りぬけ! Not a Drop to Drink
08 デボン逮捕!決死の脱獄 迫る巨大トレーラー!橋上の対決 No Big Thing
09 激闘!善と悪2台のナイト2000 Trust Doesn't Rust
10 決死の替え玉作戦!ナイト2000凶悪武装軍団マル秘計画を暴け!! Inside Out
11 消えた証人を探せ!ナイト2000波止場の大激突!! The Final Verdict
12 潜入!殺人アカデミー テロリストの野望を砕け A Plush Ride
13 大統領暗殺犯を追え!記憶喪失の美女の謎 Forget Me Not
14 闇の武器商人を追え!マイケル決死の潜入捜査! Hearts of Stone
15 爆殺!狙撃!事故続出!恐怖のサバイバルレースに勝て!! Give Me Liberty… or Give Me Death
16 殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!! The Topaz Connection
17 偽札大量生産!平和な町にはびこる組織犯罪 A Nice, Indecent Little Town
18 激突!キット対マイケル 悪魔の洗脳!奪われたナイト2000 Chariot of Gold
19 危機一髪!ナイト2000 窮地の女性を救え! White Bird
20 陰謀を暴け!トラック乗りを狙う強盗 Knight Moves
21 コンピューター泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!! Nobody Does it Better
22 死の銃撃戦!マイケル・ナイト2000 Short Notice

シーズン2 1983年~1984年に放送(日本では1987年)

01 無敵ゴライアスVSナイト2000 Part 1 Goliath
02 無敵ゴライアスVSナイト2000 Part 2 Goliath
03 刑務所脱獄!復讐の時限爆弾を探せ!! Brother's Keeper
04 殺人ヘリ攻撃ミサイルの恐怖!決死の空中戦・超パワー全開 Merchants of Death
05 危うしナイト2000!スクラップ地獄・脱出!空中ターボ噴射!! Blind Spot
06 ナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け! Return to Cadiz
07 宝石強盗"黒猫゛の正体を暴け!怪盗キャットVSナイト2000 K.I.T.T. the Cat
08 スペシャル・カーを取り戻せ!ナイト2000車ドロ壊滅作戦!! Custom K.I.T.T.
09 盗まれたナイト2000・知能戦!天才マイコン少年VSキット Soul Survivor
10 壮絶ジャングル戦!ナイト2000底なし沼脱出不能!! Ring of Fire
11 激闘!魔の巨大ダム捜査・ナイト2000決死のターボジャンプ!! Knightmares
12 危険なクリスマス! 強盗犯を目撃した少年を救え! Silent Knight
13 ナイト2000地中大突入!地図に隠された秘宝の謎を追え!! A Knight in Shining Armor
14 トップモデル殺人事件! 宝石に隠された陰謀をブッつぶせ!! Diamonds Aren't a Girl's Best Friend
15 電撃スクランブル!ナイト2000凶悪暴走強盗団を壊滅せよ! White-Line Warriors
16 死線48時間リミット寸前!決死のレール・ウェイ大走破!! Race for Life
17 激走!殺人レース・荒野に死を呼ぶマッド・ライダーを倒せ!! Speed Demons
18 替え玉博士略奪作戦 Part 1 Goliath Returns
19 替え玉博士略奪作戦 Part 2 Goliath Returns
20 復讐の罠!マイケルは2度死ぬ・シグナルGO!高層ビル激突 A Good Knight's Work
21 殺人ミサイル壊滅作戦 Part 1 Mouth of the Snake
22 殺人ミサイル壊滅作戦 Part 2 All That Glitters
23 ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!! Let It Be Me
24 巨大ブルドーザーの罠!!体当たり!転落!恐怖の土砂生き埋め Big Iron

シーズン3 1984年~1985年に放送(日本では1987年~1988年)

01 強敵!赤い殺人カー 前編 Knight of the Drones
02 強敵!赤い殺人カー 後編 Knight of the Drones
03 凶悪バイク・ギャング!顔を消した男!! The Ice Bandits
04 ひき逃げ!死のスピードレース!黄金のスーパーカーを追え!! Knights of the Fast Lane
05 幽霊殺人事件 謎のゴリラを追え! Halloween Knight
06 悪魔のナイト2000カールまたまた出現!復讐の空中大勝負!! K.I.T.T. vs. K.A.R.R.
07 爆走デビル・トラック!必殺クラッシュ!巨大タイヤの恐怖 The Rotten Apples
08 地獄におちたマイケル!裏切り!逃亡!死のバイオ兵器強奪!! Knight in Disgrace
09 マイケル連続危機!殺人フリスビーが襲う!猛毒が狙う!! Dead of Knight
10 恐怖の高電圧 消えたナイト2000 Lost Knight
11 復讐のカメレオンマン 千の顔をもつ男! Knight of the Chameleon
12 恐怖の殺人改造車!激突!断崖の対決!! Custom Made Killer
13 狙われた名馬!転倒に秘められた陰謀!! Knight by a Nose
14 ナイト2000魔の毒液に溶ける!決死の再生 立ち直れキット!! Junk Yard Dog
15 強敵!ミサイル装甲車VSナイト2000!! Buy Out
16 真夜中の転落死!高層ビルに隠された罠 Knightlines
17 謀略!デトロイト・マフィア!死の19番ホール The Nineteenth Hole
18 暗躍!謎の忍者軍団 超高温ビーム砲の恐怖!! Knight & Knerd
19 爆走コンボイ軍団!トラック野郎とナイト2000 Ten Wheel Trouble
20 女賊アマゾネス!狙われた最新鋭ミサイル!! Knight in Retreat
21 トンネル爆破!ナイト2000暗黒からの大脱出!! Knight Strike
22 死の空中ブランコ!疑惑のサーカス団 Circus Knights

シーズン4 1985年~1986年に放送(日本では1988年~1990年)

01 無敵装甲車ジャガーノート 大激突“破壊編” Knight of the Juggernaut
02 無敵装甲車ジャガーノート 大勝負“再生編” Knight of the Juggernaut
03 美女とナイト2000を取り戻せ!! K.I.T.T. Nap
04 ハイジャック!人質ボニーを救え!! Sky Knight
05 死を呼ぶ聖地・恐怖のガラガラ蛇 Burial Ground
06 凶悪の牙・襲われた財団司令室!! The Wrong Crowd
07 復活ナイト2000!大改造パワー全開!! Knight Sting
08 対決!恐怖のホーバークラフト Many Happy Returns
09 謀殺!サーキットに忍び寄る魔手 Knight Racer
10 疑惑・女子刑務所に消えた怪盗!! Knight Behind Bars
11 無法街!嵐のシカゴ・ブルース Knight Song
12 復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000 The Scent of Roses
13 謀略!復讐の暗殺車ナイト2000 Killer K.I.T.T.
14 恐怖のチェインソー 死を呼ぶ森林 Out of the Woods
15 死の魔術・アリバイに隠された謎 Deadly Knightshade
16 死のリン!!仕掛けられた世界戦! Redemption of a Champion
17 大追跡!凶悪のオフロードレース Knight of a Thousand Devils
18 山火事!放火犯を新兵器で追え! Hills of Fire
19 恐怖の溶岩地獄・死の中米大冒険 Knight Flight to Freedom
20 死を呼ぶ映画・28番ステージの怪 Fright Knight
21 野望の血脈・奇襲ニンジャ軍団!! Knight of the Rising Sun
22 黒魔術ブードゥー!恐怖の脳支配 Voo Doo Knight

⑩ 「ナイトライダー」のトリビア

・デビッド・ハッセルホフはシーズン1の撮影が始まって半年後に行われたプロダクションのクリスマス・パーティーで会うまで、K.I.T.T.(キット)の声を担当していたウィリアム・ダニエルズとは一度も会ったことがありませんでした。

・ナイト2000のターボブーストによるジャンプシーンは着陸前に視界が別の角度に移ります。大体予想は尽きますが案の定、着地の際に車のフロントエンドが大きく損傷しているためです。

・ポンティアックは当時ナイトライダーの人気からナイト2000と同じようなカスタマイズの注文が殺到したそうです。

・K.I.T.T.(キット)の声を担当したウィリアム・ダニエルズは、ドラマが放送されていた4年間、クレジットに登場することはありませんでした。これは同時期にNBCで放送されていた医療ドラマ「セント・エルスウェア」に出演していたため、ウィリアム・ダニエルズの要望によって重複を防ぐために行われました。

・シーズン2からはK.I.T.T.(キット)のミニチュアが用意されたため、実際の車では撮影不可能な多くのシーンを導入できるようになりました。Jack Sessums(ジャック・セサムズ)は当時から大規模な園内鉄道モデルをすでに構築した鉄道模型愛好家として知られており、彼のチームは1/8スケールのK.I.T.T.(キット)を用意しました。

・K.A.R.R.(カール)の声はシーズン1での初登場時は俳優のPeter Cullen(ピーター・カレン)が務め、2度目の登場の際には声優のPaul Frees(ポール・フリーズ)が声を務めました。

・当初の案ではナイト2000はダットサン280ZXで考えられていましたが、ゼネラル・モーターズが導入した Fボディ・ファイヤーバード・トランザムが試作段階で代用されました。

・若い視聴者のファンがマイケル・ナイト宛に手紙を送ることが多くあったようですが、その一部は当時ABCで放送されていたドラマ「オール・マイ・チルドレン」に出演していたMichael E. Knight(マイケル・E・ナイト)に間違えて送られていました。当時マイケル・E・ナイトはミドルネームをつけずマイケル・ナイトと名乗っていたためこの間違いが起きたようで、これをきっかけにミドルネームのエドワードをつけマイケル・E・ナイトと呼ばれるようになりました。

・マイケルがかつて「マイケル・アーサー・ロング」であった頃の恋人、“スティービー”ステファニー・メーソンを演じたCatherine Hickland(キャサリン・ヒックランド)は、デビッド・ハッセルホフと1984年に結婚するも1989年に離婚。その後1992年、何の因果かマイケル・E・ナイトと結婚していました。しかし2006年に離婚しています。

・K.I.T.T.(キット)のカスタマイズデザインを担当した美術監督のMichael Scheffe(マイケル・シェッフェ)は、後に「バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985)」のためにデロリアンのカスタマイズデザインを担当したことでも知られています。

まとめと感想・評価・レビュー

「ナイトライダー」は80年代を代表する海外ドラマで、今尚人気のある作品です。おそらく日本でも後世に残る海外ドラマの代表作のひとつになるんじゃないでしょうか。

個人的な感想としては「エアーウルフ」や「フルハウス」に並ぶ名作で、歳をとっても見続けるだろうなと思えるほど面白く好きな作品なので、具体的な感想を書くのも難しいですが、あらすじはシーズン1の第1話を見ればおおよそのストーリー軸がわかるかと思いますので、観たことがないであろう若い世代の方にも楽しんでほしい作品のひとつです。

1980年代にフィクションの世界で存在し続け、今尚人気の高いナイトライダーですが、人工知能技術の発展で遂に本物のナイト2000誕生が間近に迫っていると考えると、それだけでもワクワクします。

もし現実に誕生するのであれば名前はおそらく「K.I.T.T.(キット)」と呼ばれるかもしませんね。

そしてロボットに変身するような大袈裟なリニューアルではなくカーアクションとしての今後の関連作品にも期待し続けたいです。

続編やリブートについての話も定期的に出てきますが、ジェームス・ガン監督でオリジナルキャストによるテレビドラマ化を計画していると報じられたのが2017年。

その後話は進んでいるようで、2020年には映画化の計画があると再び報じられました。

仮に実現しなかったとしても、これだけの続編やリブート作品もありますから、

今後も関連作品の誕生は期待できるかと思います。

映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』『ソウ』などのジェームズ・ワン監督が、1980年代に大ヒットしたテレビドラマ「ナイトライダー」の映画化企画を進めていることが明らかになった。Deadlineなどが報じた。

「ナイトライダー」は元刑事の主人公マイケル・ナイト(デヴィッド・ハッセルホフ)が人工知能KITTを搭載したスーパーカー「ナイト2000」を相棒に、さまざまな事件を解決する姿を描いたテレビシリーズ。スピンオフシリーズやテレビ映画、ビデオゲームも作られるなどカルト的な人気を博している。

全4シーズン、もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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