【映画】おすすめDC映画人気ランキング20選+歴代興行収入ランキング10選

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【映画】おすすめDC映画人気ランキング20選+歴代興行収入ランキング10選

昨今のアメコミ実写化は白熱しており、マーベルが次々と実写映画を世に送り出している中、DCは少し遅れ気味かもしれません。

しかしDCコミックスの実写映画化はバットマンスーパーマンが70年代以降主演俳優を変えながら何度もリブートされ多く公開されておりますので、一般的な知名度で言えば間違いなくこの2大スーパーヒーローはマーベルよりも高いと考えられます。

2013年公開の「マン・オブ・スティール」からスタートしたDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)というスーパーヒーロー映画の一群が共有する架空の世界の中で活躍するクロスオーバー映画のプロジェクトが行われていましたが、2022年公開の「THE BATMAN-ザ・バットマン-」はDCEUの世界観から切り離して成功しました。単体でおもしろい作品は多いのですがマーベルのようにユニバースを共有するスタイルはなかなか成功していないイメージですよね。

そこで今回は単体でもおもしろい、誰でも楽しめるおすすめのDC映画を20作品ご紹介。また2022年8月時点のDC映画歴代興行収入ランキング上位10作品も併せて、アクション映画としておもしろいDC映画をご紹介したいと思います。

【映画】誰でも楽しめるおすすめDC映画人気ランキング20選

20位 シャザム!

2019Shazam!
ザッカリー・リーヴァイ、マーク・ストロング、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー

DCEUシリーズの7作目、魔法の言葉を叫ぶと、大人の体のスーパーヒーロー、シャザム!に変身する14歳の少年ビリー・バットソンの話。

「ワンダーウーマン」「アクアマン」「ジャスティス・リーグ」に比べテイストがガラリと変わったDCEU作品として海外では高い評価を受けている作品です。

19位 ウォッチメン

2009Watchmen
マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グッド、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェフリー・ディーン・モーガン、パトリック・ウィルソン

プロデューサーのローレンス・ゴードンが1986年に映画化の権利を獲得してから実に20年以上の歳月を経て公開された作品。

監督はザック・スナイダー。ビジュアル的にも原作に忠実に制作されているのが特徴的で、アルティメット・カット版は3時間半もある超大作。

18位 REDリターンズ

2013RED 2
ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン

DCコミックス傘下のオマージュ・コミックス発「RED」の続編。

批評家の評価は決していいものではありませんが、ブルース・ウィリス主演のアクション映画、と考えれば非常におもしろい映画です。

17位 コンスタンティン

2005Constantine
キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、シャイア・ラブーフ、ジャイモン・ハンスゥ、マックス・ベイカー、プルイット・テイラー・ヴィンス、ギャヴィン・ロスデイル、ティルダ・スウィントン、ピーター・ストーメア

キアヌ・リーブス主演で初めてコンスタンティンが実写化された作品。

MCUでは常識になっているエンドロールクレジットの後にもシーンがあり、当時としては非常に珍しい構成になっていました。

The CW系列で放送している海外ドラマではマット・ライアンが演じており、非常に評判がいいです。

16位 スーパーマンII 冒険

1980Superman II
クリストファー・リーヴ、マーゴット・キダー、ジーン・ハックマン、ネッド・ビーティ、テレンス・スタンプ、ヴァレリー・ペリン、マリア・シェル、スザンナ・ヨーク、ジャッキー・クーパー、マーク・マクルーア、サラ・ダグラス、ジャック・オハローラン、E・G・マーシャル

クリストファー・リーヴ版のシリーズ第2作。前作の冒頭で登場したゾッド将軍はじめとする3人の惑星クリプトンの反逆者とスーパーマンの死闘を描いています。

1作目を監督したリチャード・ドナーが映画会社との確執や、製作総指揮を務めたイリヤ・サルキンドとの作品の方向性から途中降板してしまい、当初予定されていた内容と大きく異なる作品になったことも話題となりました。

2006年にはドナー・カット版がリリースされています。

15位 グリーン・ランタン

2011Green Lantern
ライアン・レイノルズ、ブレイク・ライヴリー、ピーター・サースガード、アンジェラ・バセット、ティム・ロビンス、タイカ・ワイティティ、マーク・ストロング、テムエラ・モリソン、ジェフリー・ラッシュ、マイケル・クラーク・ダンカン、クランシー・ブラウン

ライアン・レイノルズ主演、グリーン・ランタン初の実写化作品。

大失敗と言われる名作ですが、当時ウォッチメンを撮影していたザック・スナイダーとの交渉がもしうまくいっていたらと思うと残念な映画。

しかし決して悪いわけではなく見応えは十分にある作品だと思います。

14位 ジャスティス・リーグ

2017Justice League
ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、ガル・ガドット、エズラ・ミラー、ジェイソン・モモア、レイ・フィッシャー、エイミー・アダムス、ジェレミー・アイアンズ、ダイアン・レイン、コニー・ニールセン、J・K・シモンズ、キアラン・ハインズ

DCEU初のクロスオーバー作品。

ジョス・ウェドンが監督した劇場版とザック・スナイダーが監督したスナイダー・カット版では演出や脚本の内容が異なっておりせっかくのクロスオーバーも大コケしてしまった作品。

劇場公開版で使用されたザックが撮影した素材は10%程度であると言われており、スナイダー・カット版と言われる「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(原題:Zack Snyder's Justice League)」は2021年にデジタル配信で公開されました。各話1時間、合計4話のミニシリーズとなるなどいろいろな事前情報はありましたが最終的には1本の映画として配信。242分という超大作になっています。

13位 バットマン フォーエヴァー

1995BATMAN FOREVER
ヴァル・キルマー、トミー・リー・ジョーンズ、ジム・キャリー、ニコール・キッドマン、クリス・オドネル、マイケル・ガフ、パット・ヒングル、ドリュー・バリモア、デビ・メイザー、エド・ベグリー・ジュニア、ルネ・オーベルジョノワ

マイケル・キートン版から一新し、ヴァル・キルマーがバットマンを演じた唯一の作品。

ロビンが映画で初めて描かれ、トミー・リー・ジョーンズの怪演、当時「マスク」のヒットで世界的にも大人気だったジム・キャリーに食われ気味に。

ヴィランの方が印象に残るような描き方は「バットマン リターンズ」でもありましたが今作は完全にジム・キャリー主演とも言える完成度になっています。

12位 アクアマン

2018Aquaman
ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ニコール・キッドマン

DCEUでは6作目、初の単独映画実写化作品。

DC映画史上No.1の興行成績を記録しており、これまでトップだった「ダークナイト ライジング」を上回っています。

内容そのものの評判よりは、映像のおもしろさを楽しむ方がいいかもしれません。

11位 マン・オブ・スティール

2013Man of Steel
ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノ、レスリー・アガムズ、ブリアナ・ヒルデブランド

DCEUの1作目ということもあり、クリストファー・ノーランが製作・原案、ザック・スナイダーが監督を務めかなり力の入った作品です。

そのおかげもあってか興行収入としてはクリストファー・リーヴ版を上回り、脚本など内容の問題はありつつもスーパーマンのスクリーンへの復活は成功と言える結果を残しました。

10位 バットマン リターンズ

1992BATMAN RETURNS
マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー、ダニー・デヴィート、クリストファー・ウォーケン、マイケル・ガフ、パット・ヒングル、マイケル・マーフィー

マイケル・キートン版バットマンの2作目。

ティム・バートン監督の世界観にマッチした完成度で、初めてヴィランの描写に比重が置かれた映画でもあります。

興行成績だけで言えば前作を下回ったものの、後のバットマン映画に大きな影響を与えている1作と言えるかもしれません。

9位 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

2016Batman v Superman: Dawn of Justice
ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、ジェシー・アイゼンバーグ、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーン、ジェレミー・アイアンズ、ホリー・ハンター、ガル・ガドット

バットマンとスーパーマンの2大スターが実写映画で初共演し、更にワンダーウーマンまで登場した一大プロジェクトでしたが、その世界観は非常にダークで評価も散々。大コケしたとまで言われている映画です。

ダークナイトのヒットでリアルを期待するファンにはスーパーマンは強すぎるのかもしれません。しかしSF作品として見るにはバットマンが弱く映ってしまうため、ただのコスプレおじさんになってしまうんですよね。

ただエンターテインメント性は高くワンダーウーマンとスーパーマンを中心に視野を変えると面白い作品でもあります。

8位 スーサイド・スクワッド

2016Suicide Squad
ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ヨエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、アイク・バリンホルツ、スコット・イーストウッド、カーラ・デルヴィーニュ

DCEUでは3作目、複数のヴィランを主役に置いた作品です。

「スーサイド・スクワッド」のメンバーに加えてジョーカー、そしてクロスオーバー作品だからこそ可能なバットマン役のベン・アフレックも出演する豪華ぶり。

マーベルと違いコミックを知らなくても知名度の高いヴィランが数多く揃っているDCならではの映画です。

7位 スーパーマン

1978Superman
クリストファー・リーヴ、マーゴット・キダー、マーロン・ブランド、ジーン・ハックマン、ネッド・ビーティ、ヴァレリー・ペリン、マーク・マクルーア、ジャッキー・クーパー、グレン・フォード、フィリス・サクスター、スザンナ・ヨーク、トレヴァー・ハワード、マリア・シェル、テレンス・スタンプ、サラ・ダグラス、ジャック・オハローラン

クリストファー・リーヴ版のシリーズ第1作。

スーパーマンと言えばクリストファー・リーヴ、レックス・ルーサーと言えばジーン・ハックマン、そしてスーパーマンと言えばジョン・ウィリアムズの作曲した「スーパーマンのテーマ」と、長く代名詞になるほどヒーロー映画の革命的な作品。

日本での興行収入は決して良くなかったものの、83年に「日曜洋画劇場」枠で初放送されると視聴率32.1%を記録。「日曜洋画劇場」では歴代1位の視聴率になっています。

6位 RED/レッド

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Red (字幕版)
2010RED
ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、メアリー=ルイーズ・パーカー、ブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、リチャード・ドレイファス、レベッカ・ピジョン、アーネスト・ボーグナイン、ジェームズ・レマー

RED/レッドがDC?と思われるかもしれませんが、原作はDCコミックスのインプリントであるオマージュ・コミックから出版されている作品。

インプリントとはDCコミックスの別名義のようなもので、世界観の違う作品を出版する際にDCのイメージに合わないものは違う名義で出版しよう、みたいな意味合いですね。

この作品はREDのグラフィックノベルを原作としており、ただのアクション映画と思いきやコミック原作なんですね。

この映画は内容は至ってシンプルでわかりやすく、現役を引退したおじいちゃんおばあちゃんが奮闘する話です。とってもおもしろいです。

5位 ワンダーウーマン

2017Wonder Woman
ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィッド・シューリス、コニー・ニールセン、エレナ・アナヤ

単独映画としては初の実写化作品。話の中心は「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」よりも前の話で、アマゾン族の王女ダイアナが初めて外界へ出て生活しながらゼウスの息子であり戦争を糧とする軍神アレスを探し戦う物語。

陽気で誠実、時にずさんな性格のダイアナが受けて大ヒットした映画で、監督を務めたパティ・ジェンキンスはスーパーヒーロー映画で初の女性監督だという事も話題になりました。

アクションシーンなどはご愛敬だと思わざるを得ませんが、全体を通して見ると新たなヒーロー像が出来てて面白い作品なのではと思いますが、男女で賛否が分かれそうな映画かもしれません。

4位 ダークナイト ライジング

2012The Dark Knight Rises
クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン

クリストファー・ノーランが監督を務めたダークナイト・トリロジーシリーズ最終作。バットマンの物語を完結させるには最高傑作と言えるでしょう。

この作品でのバットマンはヴィランであるベインに1度、背骨を折られほとんど動けない状態にまでボコボコにやられてしまいます。それもまたリアルですし、バットマンの乗り物や装備すべてが軍用試作品であるというのもまたリアルさを出しています。

すべてがリアルすぎるが故に最後の大勢による昼間の決闘のようなシーンでは一人だけコスプレおじさんがいる感じにも見えてしまいますが、映画を見ている間はそこに意識が向けられない位おもしろくはなってしまう作品です。

3位 バットマン

1989Batman
ジャック・ニコルソン、マイケル・キートン、キム・ベイシンガー、ロバート・ウール、マイケル・ガフ、パット・ヒングル、ビリー・ディー・ウィリアムズ、リー・ウォレス、トレイシー・ウォルター、ジェリー・ホール、ウィリアム・フットキンス、ジャック・パランス

ティム・バートンが監督に抜擢され20年ぶりに実写化された記念すべき作品でもありますが、ダークナイトでヒース・レジャーが怪演し話題となるまではジョーカーと言えばジャック・ニコルソンでした。

もちろん違った2人のジョーカー像は全く異なるものですので、ジャック・ニコルソンのジョーカーが好きな方もたくさんいると思います。

また公開当時マイケル・キートンはバットマンのイメージではないと批判もあったようですね。

このティム・バートンが監督を務めたバットマンを見たことがない方は、内容は全然違いますが同じく監督を務めた「シザーハンズ」のような世界観をイメージすると入りやすいかもしれません。

2位 ジョーカー

2019Joker
ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ、ブレット・カレン、ビル・キャンプ、シェー・ウィガム、グレン・フレシュラー、リー・ギル、マーク・マロン、ダンテ・ペレイラ=オルソン、ダグラス・ホッジ

DCEUとは別の世界観でジョーカーを主人公として大ヒットした作品。

アーサー・フレックという個人がいかにしてジョーカーという悪役へ変遷するかを描く人物研究めいた作品として、主演を務めたホアキン・フェニックスが主演男優賞を受賞するなど世界的に成功した映画です。

ヴィランの誕生を新たな視点で描き、DC映画の真骨頂を確立した作品だと言えます。

1位 ダークナイト

2008The Dark Knight
クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、ゲイリー・オールドマン、アーロン・エッカート、マギー・ジレンホール、モーガン・フリーマン

この映画がなければ今のアメコミ原作映画のヒットし続けている傾向は変わっていたかもしれません。

その位アメコミ映画に革命をもたらした作品と言えるでしょう。

ヒース・レジャーが怪演っぷりは引き込まれますし、主役を食ってますし、最終的にジョーカーの勝ちだからこそバットマンは罪をかぶらざるを得ませんでしたし、ジョーカーに全てを狂わされた人達の物語でもあります。

またトゥー・フェイスも「バットマン フォーエヴァー」のように最初からトゥー・フェイスとして登場するのではなく、トゥー・フェイス誕生の物語でもあり、そのきっかけにジョーカーが一役買っているという脚本の細かさが際立った映画でもあります。

クリストファー・ノーランが監督を務めたダークナイト・トリロジーシリーズは原作のヴィランであるラーズ・アル・グールが率いる影の同盟によるゴッサムの壊滅が1作目、3作目で描かれるため、ジョーカーとトゥー・フェイスを描いたこの作品はどちらとも関連性のないものではありますが、ジョーカーの存在感を映画の中で長期に渡って影響を及ぼした内容がまたリアルです。

また見たことがない方はヒーロー映画ではなくサスペンス映画だと思えば入りやすいかもしれません。

DC映画歴代興行収入ランキングトップ10

No.タイトル公開年興行収入(世界)
1アクアマン
Aquaman
201811億4848万ドル
2ダークナイトライジング
The Dark Knight Rises
201210億8115万ドル
3ジョーカー
Joker
201910億7425万ドル
4ダークナイト
The Dark Knight
200810億597万ドル
5バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
20168億7363万ドル
6ワンダーウーマン
Wonder Woman
20178億2285万ドル
7THE BATMAN-ザ・バットマン-
The Batman
20227億7083万ドル
8スーサイド・スクワット
Suicide Squad
20167億4684万ドル
9マン・オブ・スティール
Man of Steel
20136億6804万ドル
10ジャスティス・リーグ
Justice League
20176億5792万ドル

(2022年8月時点での興行収入をベースに作成)

DCEU系作品がやはり目立ちますが、ヒーロー映画としては当時異例すぎる大ヒットとなった「ダークナイト」はその後のアメコミ作品における映画業界に革命を起こしたと思います。

とは言え結局のところ「バットマン」関連作品が強いというのがわかりますね。2022年、世間がようやくコロナのパンデミックが落ち着き始めたこともあって映画館に足を運ぶ人も増え、「THE BATMAN-ザ・バットマン-」はかなりヒットしました。

反対コロナ禍に公開された「ワンダーウーマン1984」や「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」は共に1億ドル後半程度の興行収入だったため、タイミングが違えばもう少しヒットしたかもしれません。


あと個人的には「ジャスティス・リーグ」は最初からスナイダーズ・カットだったらどうなっていたのか、とはやっぱり考えちゃいますよね。

まとめ

本当は「マーベル映画全米ホームメディア歴代売上ランキング」と同様にDC版の記事を作成しようと思ったのですが、1980年代のスーパーマンなどの収益データを探せなかったため、正しいランキングにならないと思いこういった形の記事として20作品をご紹介しながら高い興行収入の10作品のみをランキング化いたしました。

バットマンとスーパーマンは監督や演者を変えて公開されており、その歴史も長いためどうしても多くランクインしてしまいましたが、クリストファー・ノーラン版のバットマンは圧倒的におもしろいです。

これはもはやヒーロー映画の概念を超えていますので、見始めたら止まらない作品だと思いますが、ダークさが売りのため敷居も高いと感じてしまうかもしれません。

しかしこれがクリストファー・ノーラン作品の特長でもあるんですが、ダークナイトを見れば3作品あっという間に見入ってしまうと思います。

ティム・バートン版のバットマンはリアルさよりも原作を引き出した映画になっているので、全く別の世界の物語として面白い作品です。

90年代のバットマンは出演者が豪華なためエンターテインメント性が重視された作品が多く、娯楽ムービーに近いポジションにありますが、全て面白いと思います。

ランクインしませんでしたが駄作だと言われる「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」も十分おもしろいと思うんですけどね。

DC作品は方向性が頻繁に変わる傾向がありますが、おもしろい作品は非常に多いので、この順位もいずれ入れ替わるかもしれません。定期的に更新していこうと思います。

この記事を書いた人

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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