【海外ドラマ】おすすめ「ハッピー・バレー 復讐の町」のネタバレ有あらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

【海外ドラマ】おすすめ「ハッピー・バレー 復讐の町」のネタバレ有あらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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2014年から2016年にかけて全2シーズンが放送された海外ドラマ、「ハッピー・バレー 復讐の町」

シーズン1、2共に英国アカデミー賞(British Academy Film Awards:通称BAFTA)の最優秀ドラマシリーズ賞を受賞した人気作で、日本では2018年に海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVで配信されました。

今回はご存知の方も多いとは思いますが、「ハッピー・バレー 復讐の町」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

「ハッピー・バレー 復讐の町」のネタバレ有あらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ハッピー・バレー 復讐の町」のあらすじ

ハッピー・バレーで巡査部長をしているキャサリン・ケイウッドは、ある時、娘を自殺に追いやったとキャサリンが信じている男、トミー・リー・ロイスが出所したと知り生活が一変する。

同じくハッピー・バレーに住むごく平凡な会計士ケビン・ウェザリルは、仕事で正当な評価をされず十分な給料が支払われていないことに不満を抱えており、娘を私立の良い学校に入学させるため、学費を払えるだけの給料に昇給してほしいと要求する。

しかし裕福な上司ネビソンに拒否されてしまい、ケビンは出来心から地元の麻薬密輸組織のボス、アシュリーにネビソンの娘を誘拐し、身代金を要求するよう依頼。

しかし、アシュリーが誘拐作戦にトミーを巻き込んだことから、物事は危険な方向に進み始める。

② 「ハッピー・バレー 復讐の町」のキャスト

「ハッピー・バレー 復讐の町」のキャスト

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主要キャスト

役名 俳優
キャサリン・ケイウッド
Catherine Cawood
サラ・ランカシャー
Sarah Lancashire
クレア・カートライト
Clare Cartwright
シヴォーン・フィネラン
Siobhan Finneran
トミー・リー・ロイス
Tommy Lee Royce
ジェームズ・ノートン
James Norton
アン・ギャラガー
Ann Gallagher
チャーリー・マーフィー
Charlie Murphy
ネビソン・ギャラガー
Nevison Gallagher
ジョージ・コスティガン
George Costigan

シーズン1出演

役名 俳優
ケビン・ウェザリル
Kevin Weatherill
スティーヴ・ペンバートン
Steve Pemberton
アシュリー・カウギル
Ashley Cowgill
ジョー・アームストロング
Joe Armstrong
ルイス・ウィッピー
Lewis Whippey
アダム・ロング
Adam Long

シーズン2出演

役名 俳優
フランシス・ドラモンド
Frances Drummond
シャーリー・ヘンダーソン
Shirley Henderson
ジョン・ワズワース
John Wadsworth
ケヴィン・ドイル
Kevin Doyle
ダニエル・カーウッド
Daniel Cawood
カール・デイヴィース
Karl Davies
マイク・テイラー
Mike Taylor
リック・ウォーデン
Rick Warden
ジョディー・シャックルトン
Jodie Shackleton
キャサリン・ケリー
Katherine Kelly
アンディ・シェパード
Andy Shepherd
ヴィンセント・フランクリン
Vincent Franklin
ニール・アクロイド
Neil Ackroyd
コン・オニール
Con O'Neill
ダリル・ガーズ
Daryl Garrs
ロバート・エムズ
Robert Emms
アリソン・ガーズ
Alison Garrs
スーザン・リンチ
Susan Lynch
ショーン・バームフォース
Sean Balmforth
マシュー・ルイス
Matthew Lewis
アマンダ・ワズワース
Amanda Wadsworth
ジュリー・ヘズモンドハルグ
Julie Hesmondhalgh
ヴィッキー・フレミング
Vicky Fleming
アメリア・バルモア
Amelia Bullmore

その他出演

役名 俳優
ライアン・カウッド
Ryan Cawood
リース・コナー
Rhys Connah
シャフィーク・シャー
Shafiq Shah
シェイン・ザザ
Shane Zaza
ジョイス
Joyce
イシア・ベニソン
Ishia Bennison
ヘレン・ギャラガー
Helen Gallagher
ジル・ベイカー
Jill Baker
プラビーン・バダル
Praveen Badal
ラモン・ティカラム
Ramon Tikaram
ベレスフォード夫人
Mrs Beresford
オルウェン・メイ
Olwen May

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③ 舞台はハッピー・バレー

舞台はハッピー・バレー

ハッピー・バレーというイギリスの田舎町を舞台に、巡査部長キャサリン・ケイウッドの活躍を描くドラマです。

というと、「キャサリンが悪者を逮捕して大活躍」と思いがちです。

しかし、キャサリンの心には闇があり…という重苦しい設定が、いかにもイギリスドラマっぽいのです。

イングランド北部のウェストヨークシャーのカルダーバレーで撮影されました。

④ キャサリンの娘ベッキー

キャサリンの娘ベッキー

キャサリンの娘ベッキーは、レイプされてその時に身ごもった息子ライアンを出産後に自殺していたのです。

ベッキーをレイプしたトミー・リー・ロイスは、別の事件で有罪となり服役していましたが、8年ぶりに出所してきます。

そして、出所後早々と再び犯罪に身を投じていきます。

ベッキー役のエリー・コルビンはこの作品にしか出演していない女優で、今作でも既に亡くなっている設定のため1エピソードにしか出演していません。

⑤ ライアンの将来は

ライアンの将来は

キャサリンがベッキーの代わりに愛情をもって育ててきた孫のライアンですが、時たま学校で衝動的で暴力的な問題行動を起こしてしまい、キャサリンを心配させます。

キャサリンも心配しますが、視聴者も父親が犯罪者であるトミーだと分かっているので、ライアンの将来を案じてしまいます。

⑥ 日本のドラマとの違い

日本のドラマとの違い

日本のドラマを見ていて、「普通のOLなのに都心の立派な部屋に住んでいる」なんていう違和感を感じたことがありませんか。

このドラマは、リアリティーをとことん追求しています。

主役のキャサリンも目じりのしわがむき出しで、髪の毛がボサボサだったりします。現実ってこんなものですよね。

⑦ 因縁の男の出所と誘拐事件

因縁の男の出所と誘拐事件

物語は、誘拐事件とキャサリンが抱える家族問題がリンクして進んでいきます。

家族問題が静かに展開して、じわりじわりと不安感を増長させていくのに対して、誘拐事件は荒々しく展開していきます。

この相反する展開のスピードが不調和音になって、ストーリーにのめり込んでしまうのかもしれませんね。

⑧ 「ハッピー・バレー 復讐の町」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は、

「シーズン1」は26件のレビューに基づく96%もの前向きなレビューで、7.56/10
「シーズン2」は28件のレビューに基づく100%もの前向きなレビューで、9.33/10

とめちゃめちゃ高評価です。オーディエンスも同様、かなり高い評価。

「シーズン1」は486件のレビューに基づく96%もの前向きなレビューで、4.56/10
「シーズン2」は172件のレビューに基づく96%もの前向きなレビューで、4.59/10

Metacriticでは

「シーズン1」は9件のレビューに基づく平均スコアは100点中83点で、ユーザースコアは102件のレビューに基づき8.4/10
「シーズン2」は6件のレビューに基づく平均スコアは100点中84点で、ユーザースコアは41件のレビューに基づき8.1/10

と、こちらも評論家、オーディエンス共に高評価を獲得しています。

シーズン1、2共に英国アカデミー賞(BAFTA)の最優秀ドラマシリーズ賞を受賞しており、他にもシーズン1はイギリスのクライム・スリラー・アワードなども受賞しています。

⑨ 「ハッピー・バレー 復讐の町」日本での評価

映画レビューサイトFilmarksでの評価は、シーズン1が24件のレビューで4.1/5、シーズン2も17件のレビューで4.1/5とこちらも高い評価だと言えます。

Amazonプライムビデオでは31件のレビューで4.8/5とほぼ満点の評価になっています。

⑩ 「ハッピー・バレー 復讐の町」のトリビア

「ハッピー・バレー 復讐の町」のトリビア

・このドラマは、サラ・ランカシャーが2012年から出演しているドラマ「ラスト・タンゴ・イン・ハリファックス」の脚本を担当しているサリー・ウィンライトが、彼女のパフォーマンスにとても感銘を受け、主演で別の作品を用意したくなり考案されました。

ジェームズ・ノートンが演じたトミー・リー・ロイスのキャラクターは、1991年の映画「ケープ・フィアー」のマックス・ケイディに基づいています。

・刑務所の食堂は、実際にはドラマが撮影された場所の近くの高校で撮影されました。

ジェームズ・ノートンはヨークシャーで育ちましたが、私立寄宿学校とケンブリッジ大学に通い、通常は非常に「洗練された」アクセントで話します。彼は当時国外にいたので、最初にビデオを提出してトミー・リー・ロイスの役割についてオーディションを受けました。

・ドラマはヨークシャーのハリファックス周辺で撮影されており、俳優のほぼ全員がこの地域の地元の人々です。

・2016年のシーズン2に続いて、サラ・ランカシャーがキャサリン・カーウッドとしての主役に戻る可能性は低いと発表されましたが、後にサラ・ランカシャーは考え直し、戻ってくると発表されました。シーズン3更新のための案はいくつか候補があるそうです。

・脚本を担当しているサリー・ウィンライトは、ドラマの舞台としてヘブデンブリッジを選んだ理由のひとつは、町が直面している麻薬問題を浮き彫りにすることであったことを明らかにしました。

・2016年に放送されたシーズン2は当初、音質が悪いと視聴者から批判されました。問題は解決され、その後の放送には含まれていません。

・シーズン2では、ケヴィン・ドイルアメリア・ブルモアが恋人役を演じていますが、2011年のイギリスのドラマ「Scott&Bailey」のシーズン1でも一緒に出演していました。

まとめ

「ハッピー・バレー 復讐の町」について色々まとめてみましたが、先ほども書いた通りシーズン3の更新は決定しているようで、脚本が進んでいる段階です。

ただ全2シーズン共に好評だったため、シーズン3の脚本はかなり慎重に書き進めているようで、新しいエピソードが公開される日付を正確に知るにはまだしばらく時間がかかりそうです。

全2シーズンはHuluやAmazonプライムビデオで観る事ができますので気になった方は是非観て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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