【映画】おすすめDCEU「ワンダーウーマン」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

【映画】おすすめDCEU「ワンダーウーマン」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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2017年にDCエクステンデッド・ユニバース(通称DCEU)4作目として公開された「ワンダーウーマン」

過去にはドラマとして実写化されてきましたが、1941年の誕生以来映画での実写化は初で、ガル・ガドットが起用され大ヒット。

新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた続編「ワンダーウーマン 1984」もようやく公開が決定しました。

そこで今回は改めて、「ワンダーウーマン」のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビア、感想・評価・レビューなど、その概要を掘り下げていきたいと思います。

「ワンダーウーマン」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ワンダーウーマン」のあらすじ

映画『ワンダー・ウーマン』日本版予告編2

女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女ダイアナは、幼い頃から戦士になることを夢見ていた。

ある日、成長したダイアナは偶然「外の世界」から舞い込み、海岸で墜落事故を起こしたスティーブ・トレバーを救出。

真実の投げ縄を使って彼からドクター・ポイズンがマスタードガスの新兵器を開発していることを聞き出し、ダイアナは「外の世界」の悲惨さにショックを受ける。

戦いを引き起こす首謀者・ルーデンドルフ総監こそが戦いの神アレスと確信したダイアナは、トレバーとともに「外の世界」へ旅立ち、戦争の早期終結のためロンドンへ向かう。

② 「ワンダーウーマン」のキャスト

「ワンダーウーマン」のキャスト

役名 俳優
ダイアナ(ワンダーウーマン)
Diana (Wonder Woman)
ガル・ガドット
Gal Gadot
ダイアナ 12歳
12-year-old Diana
エミリー・キャリー
Emily Carey
ダイアナ 8歳
8-year-old Diana
リリー・アスペル
Lilly Aspell
スティーブ・トレバー
Capt. Steve Trevor
クリス・パイン
Chris Pine
アンティオペ将軍(女王の妹、ダイアナの叔母)
Antiope
ロビン・ライト
Robin Wright
ヒッポリタ女王(ダイアナの母)
Hippolyta
コニー・ニールセン
Connie Nielsen
エーリヒ・ルーデンドルフ総監
Erich Ludendorff
ダニー・ヒューストン
Danny Huston
パトリック・モーガン卿(アレス)
Sir Patrick Morgan (Ares)
デヴィッド・シューリス
David Thewlis
イザベル・マル博士(ドクター・ポイズン)
Dr. Isabel Maru (Doctor Poison)
エレナ・アナヤ
Elena Anaya
エッタ・キャンディ
Etta Candy
ルーシー・デイヴィス
Lucy Davis
サミーア
Sameer
サイード・タグマウイ
Saïd Taghmaoui
チャーリー
Charlie
ユエン・ブレムナー
Ewen Bremner
ナヴィの族長
Chief Napi
ユージーン・ブレイブ・ロック
Eugene Brave Rock
メナリッペ
Menalippe
リーサ・ローヴェン・コングスリ
Lisa Loven Kongsli
無名の兵士(カメオ出演) ザック・スナイダー
Zack Snyder

③ 兵役経験のある主演ガル・ガドット

兵役経験のある主演ガル・ガドット

ワンダーウーマンを演じるのはイスラエル出身のガル・ガドット

彼女はミス・イスラエルに選ばれた美貌を持ちながら、兵役経験もある、美しさと強さを持ち合わせたまさにワンダーウーマン

彼女のアクションシーンは鳥肌ものです。

④ 役作りのための努力

役作りのための努力

ガル・ガドットは役作りのために、カンフーやキック・ボクシング、柔術など厳しいトレーニングに励み、17ポンド(約7.7kg)の筋肉がついたそうで、キレのあるアクションになっています。また乗馬やスタントの練習も撮影の5,6ヶ月前から始めていたそうです。

彼女の美ボディとアクションシーンなどでのしなやかさには男女問わずうっとりすること間違いなしです。

⑤ 世間知らずなダイアナ

世間知らずなダイアナ

女性しかいない島、セミッシラで育った彼女は、外の世界へ出て男の人や都会を知ることになります。

無知なりの彼女の勘違いや発見が観ていてとっても楽しいです。

特にアイスクリームを初めて食べて感動するシーンは見どころ。

DCEUの世界観がスーパーマンとバットマンの影響でダークなものが続き、初登場となった「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)」でも既に成長したダイアナなので、今作は世間知らずなダイアナを存分に楽しめます。

⑥ 背景とアメコミ感

背景とアメコミ感

物語の背景は第1次世界大戦。大切な人を失わせ、何もかも壊してしまう戦争の無残さも描かれています。

若い理想主義者で純真なダイアナが今作での経験を通じて成長していく姿も必見。

第1次世界大戦中が舞台となっているため「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011)」と比較しちゃう部分もあるんですが、戦いを引き起こす首謀者・ルーデンドルフ総監こそが戦いの神アレスであることを確信するところから、理解できない周りの人々とダイアナのバランスはちょっと乖離があるようにも思えます。

つまり全然違う作品なので、先入観で「キャプテン・アメリカみたいな映画じゃないの?」という方にも是非観てほしいです。

⑦ 関連作品もチェック

「ワンダーウーマン」公開から数ヶ月で公開された「ジャスティス・リーグ」は良い結果にはなりませんでしたが、2021年に「HBO Max」でザック・スナイダーが監督したディレクターズカット版が「スナイダーズ・カット」として全4話のミニシリーズで配信すると発表されました。

「HBO Max」は今のところ海外のみのサービスなので、日本で2021年のうちに観られるのかは定かではありませんが、「HBO Max」が日本でもサービス開始してくれるのを期待したいですね。

Justice League: Director’s Cut | Official Teaser Update | HBO Max

そしてこれを待つ前に続編となる「ワンダーウーマン 1984」もついに公開となりますので、DCファンには朗報続きです。

映画『ワンダーウーマン 1984』US予告2 2020年12月18日(金) 全国ロードショー

⑧ 「ワンダーウーマン」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は460件のレビューに基づく93%の肯定的批評で平均評価が7.7 / 10と高評価。

Metacriticでは50件のレビューに基づき、100点満点中76点とこちらも高め。

Hollywood Reporterのシェリ・リンデンさんは「伝統を破り、上映時間を2時間以下に納めることができたなら、『ワンダーウーマン』は人々を完全に圧倒するような映画になり得ただろう。だが、エキゾチックでかっこよく、同時に親近感が持てるガル・ガドットとカリスマ的なクリス・パインの間で起きるユーモラスな瞬間とロマンスを含め、本作は断続的に輝きを見せている。熱心なファンが映画が長すぎると言って嘆くことは考えにくく、『ワンダーウーマン』は全世界のファンの心を掴むだろう。」としています。

DC特有のダークな世界観の中でワンダーウーマンは特に女性からの評価が高い映画と言えるかもしれません。

⑨ 「ワンダーウーマン」日本での評価

Yahoo!映画での評価は‎5,154件のレビューで平均評価は3.8と平均よりも少し高い評価。

映画.comも同様で433件中3.6とこちらは平均的な評価。

映画レビューサイトFilmarksでは9,323件のレビューで3.7と、平均よりも少し高い評価でした。

⑩ 「ワンダーウーマン」のトリビア

・初めて実写化されたのは1974年の90分ドラマ。テニスプレイヤーのキャシー・リー・クロスビーが演じており、翌1975年からは4年に渡ってリンダ・カーターが演じました。こちらもテレビドラマです。2011年には実写パイロット版を製作し、エイドリアンヌ・パリッキが出演しましたが、放送はされませんでした。

「ワンダーウーマン」のトリビア

ガル・ガドットは演技をあきらめ女優を引退しようと決心した直後にワンダーウーマン役の話があったため、辞める前に最後のチャレンジのつもりでスクリーンテストに臨んだそうです。結果、見事抜擢されて引退はやめました。

・セミッシラのシーンは、南イタリアのアマルフィ海岸で撮影されました。プロダクションデザイナーのアリーヌ・ボネットは、この場所は完璧だったと述べています。

セミッシラ

・エーリッヒ・ルーデンドルフ将軍は実在の人物であり、彼は冷酷でしたが、第一次世界大戦国の他のどの最高司令官よりも必ずしもそうではありませんでした。

・コミックでは、スティーブ・トレバーとダイアナが出会うのは第二次世界大戦中ですが、映画では第一次世界大戦中で出会います。世界大戦の変化は、映画製作者が時代がより適切であると考えたために行われました。

パティ・ジェンキンス監督は、もともとワーナーブラザースと話し合って、この映画を2005年に監督していましたが、予期せぬ妊娠のため、辞任しなければなりませんでした。「ワンダーウーマン」は彼女が一生やりたいと思っていた映画であり、14年前のキャリアで低予算のドラマ映画を1本しか監督しておらず、幸運にもチャンスが戻ってきて実現しました。

・ロンドンでのダイアナのシーンは、スーパーマンが初めて都市生活に出会う「スーパーマン(1978)」へのオマージュです。

・パティ・ジェンキンス監督は1970年代のテレビシリーズの大ファンであり、そのシリーズでダイアナとスティーブを演じたリンダ・カーターライル・ワゴナーにこの映画にカメオ出演してもらいたいと考えていましたが、どちらもスケジュールの都合で実現しませんでした。

・初めて実写化されたのは1974年の90分ドラマ。テニスプレイヤーのキャシー・リー・クロスビーが演じており、翌1975年からは4年に渡ってリンダ・カーターが演じました。こちらもテレビドラマです。

ガル・ガドットは次女を妊娠中に本作の撮影に臨んでいました。妊娠5か月になって、再撮影をしたときには既にお腹が膨らみ始めており、後でCG処理ができるよう大きなお腹にグリーンスクリーンを巻いて撮影に臨んだそうです。

まとめ

DCEUはどうしてもMCUの二番煎じという印象は否めませんが、MCUでは2019年公開の「キャプテン・マーベル」まで女性が主役の作品がなかったので、単体作品としての完成度、おもしろさは抜群でした。

続編となる「ワンダーウーマン 1984」、そして2021年の「ジャスティス・リーグ:スナイダーズ・カット」も楽しみですね。

「ワンダーウーマン」について色々まとめてみましたが、レンタルであればAmazonプライムビデオで視聴可能ですので、是非見て頂きたいです。

特に女性にも人気の作品なので、バットマンスーパーマンを観たことが無くても楽しめるかもしれません。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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