【映画】おすすめ「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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【映画】おすすめ「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

ジム・キャリー主演で2008年に公開されたコメディ映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」

90年代にヒット作を連発したジム・キャリーの久々のヒット作で、2005年に脚本家ダニー・ウォレスが自身の経験を元に執筆した「Yes Man」という本に基づき製作された作品です。

ご存知の方も多いとは思いますが今回は「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビアなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のあらすじ

ワーナーオンデマンド配信中『イエスマン"YES"は人生のパスワード』

銀行員のカールはいつもいつもプライベートでも仕事でも答えは「NO」と言い、友人との付き合いや様々な勧誘・職場の個人融資の審査などあらゆることを断る生活を送っていた。

カールは3年前の離婚を引きずり親友・ピーターが婚約を発表するが喜べず、職場では上司・ノーマンから昇進話がダメになったと伝えられる。

そんな中カールは、知人のニックから「“イエスマン”になって人生が変わった。お前も人生を楽しめ」と怪しげなセミナーの冊子を渡される。

人との付き合いを断り続けて孤独死する夢を見たカールは将来が不安になり、見学のつもりでセミナーに足を運ぶ。

② 「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のキャスト

「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のキャスト

役名俳優
カール・アレン
Carl Allen
ジム・キャリー
Jim Carrey
アリソン
Allison
ズーイー・デシャネル
Zooey Deschanel
ノーマン
Norman "Norm" Stokes, Carl's boss
リス・ダービー
Rhys Darby
ピーター
Peter, Carl's best friend
ブラッドリー・クーパー
Bradley Cooper
ニック
Nick Lane
ジョン・マイケル・ヒギンズ
John Michael Higgins
テレンス・バンドリー
Terrence Bundley
テレンス・スタンプ
Terence Stamp
ルーニー
Rooney
ダニー・マスターソン
Danny Masterson
リー
Lee
アーロン・タカハシ
Aaron Takahashi
ティリー
Tillie, Carl's elderly neighbor
フィオヌラ・フラナガン
Fionnula Flanagan
ルーシー
Lucy
サッシャ・アレクサンダー
Sasha Alexander
ステファニー
Stephanie
モリー・シムズ
Molly Sims
テッド
Ted
ショーン・オブライアン
Sean O'Bryan
マルタック
Multack
スペンサー・ギャレット
Spencer Garrett
ウェス
Wes
ロッキー・キャロル
Rocky Carroll
スミ
Soo-Mi
ヴィヴィアン・バング
Vivian Bang
レジー
Reggie
ジャレッド・ポール
Jarrad Paul
自殺志願者の男(ジャンパー)
Jumper
ルイス・ガスマン
Luis Guzmán
ホームレスの男
Homeless Guy
ブレント・ブリスコー
Brent Briscoe
ジャネット
Janet
マイリー・フラナガン
Maile Flanagan
コンベンション参加者(カメオ出演)
Conventioner
ダニー・ウォレス
Danny Wallace

③ コメディ俳優、ジム・キャリーの代表作

コメディ俳優、ジム・キャリーの代表作

ジム・キャリーといえば一度見たら忘れない顔芸。特に「マスク(1994)」をご覧になったことがある方は多いのではないでしょうか。

彼はカナダのオンタリオ州出身で、コメディアンや漫画家、絵本作家としても活躍している多彩な俳優です。バンジージャンプのシーンもスタントなしで撮影したそうで、体を張ったシーンにも注目です。

ジャック・ブラックがもともと候補に挙がっていたそうですが、ジム・キャリーも適役ですね。ちなみに彼の吹替を担当しているのは、ほとんどの作品で山寺宏一だそうです。

④ キュートすぎるヒロイン

キュートすぎるヒロイン

ヒロインを演じるのは「(500)日のサマー(2009)」で名を馳せたズーイー・デシャネルです。

イエスマンになりたての頃、ホームレスのせいで散々な目にあったカールがガソリンスタンドで出会うのが彼女です。

バンド名が「ミュンヒハウゼン症候群」の女子四人組バンドを組んでいる不思議な女の子を演じています。

好奇心旺盛で、キュートで、カールが惚れ込んでしまうのもわかります。

ジム・キャリーと偶然にも誕生日が一緒だとか。

彼女の大人キュートな役柄も楽しめます。

⑤ 実在するモデルがいる!?

本作はダニー・ウォレス氏が実話を元に書いた自伝著書「Yes Man」の映画化です。

彼はまさに劇中の主人公のようにどんな質問や頼みごとにもイエスと答え続けたそうですが、その結果詐欺にあったり、嫌な目にもあったけれど、ポジティブな経験の方が多かったと話しています。

こんな人いるの!?と思われるかもしれませんが、実際に存在する人だと知った上で観てみると面白いかもしれません。

ウェディングシャワーのシーンではご本人がカメオ出演しているそうですよ!

⑥ 名曲名作がたくさん登場!

本作では、ビートルズイーグルズサード・アイ・ブラインドを始め、多くの名曲が登場します。

他にも、ハリーポッターパーティーをしていたり、カールがホラー映画ソウを観ているシーンもあります。

また、セレブの顔型ケーキが登場しますが、ここでもU2のボノが登場します。

知っている方はクスッと笑ってしまうような小ネタがたくさん散りばめられているのものこの映画の魅力です。

⑦ イエス!と言いたくなるポジティブ映画

イエス!と言いたくなるポジティブ映画

断り続けて上手くいかないことが多かった主人公が、イエスマンになってからというもの、突然地球の裏側に旅行したり、恋人もできちゃうという変貌を遂げます。

"YES is the new NO" と、色々なことをとりあえずやってみる精神に、見ている人も感化されること間違いなしです。

一方でただイエスばかり言っていてもダメということも教えてくれるのがこの映画。

とことん前向きになれるこの映画、元気が出ない時や嫌なことがあった時こそ見ていただきたいです。

⑧ 「イエスマン “YES”は人生のパスワード」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は153件のレビューに基づく46%もの前向きなレビューで評価は5.3。

Metacriticでは30件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中46点とこちらも一般的な評価。

多くの批評家は、その筋書きはジム・キャリーの1997年の映画「ライアー ライアー」とあまりにも似ていると評価しています。これは否定はできませんね。

⑨ 「イエスマン “YES”は人生のパスワード」日本での評価

Yahoo!映画での評価は‎2,406件のレビューで平均評価は4と非常に高めの評価に。

映画.comも同様で184件中3.8とこちらも高評価。

映画レビューサイトFilmarksでは15,134件のレビューで3.8と、こちらも非常に高評価になっています。

海外よりも日本での評価が高い作品かもしれません。

⑩ 「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のトリビア

「イエスマン “YES”は人生のパスワード」のトリビア

・カールがウェイトレスにぶつかって仰向けに倒れるバーのシーンを撮影しているときに、ジム・キャリーはスタントを間違って行い、予想よりも激しく床に倒れ、その過程で3本の肋骨を折っちゃうケガをしちゃいました。

ジム・キャリーにとって最も恐ろしいシーンのひとつは、セミナーに参加した後、初めて「No」と言った時、彼の前に犬がいるシーン。撮影中にロープが実際に数回壊れちゃったそうです。

・バンジージャンプスタントのシーンは、スタントマンが用意されていましたが、ジム・キャリーが自ら実行しました。

ズーイー・デシャネルが初めてスクーターに乗らなければならなかった前日、彼女のスタントマンが全治9か月のけがを負ってしまったため、彼女はショットのためにスクーターに乗るように頼まれ自分でこなしています。

・この映画の脚本は2007年のブラックリスト入りしており、翌年「最も気に入った」未作成のスクリプトのリストとして挙げられました。

・カールの大きなベンダーとクラブでの戦いの後、バスルームの床に横たわっているカールの頭上の鍋があります。彼が着ている服、彼の足、腕、頭の位置、そして引っかき傷のあるギターの楽譜は、デヴィッド・ボウイのアルバム「Lodger(ロジャー)」とそのカバー写真へのオマージュです。

・当初の主演はジャック・ブラックが候補として考えられていました。

ペイトン・リード監督は原作がイギリス人によるものだったため、ジム・キャリーと多くの時間を費やして、ジム・キャリーのコメディアンとしての芸風と彼のより真面目な映画の中間にある映画の正しいトーンを見つけ、主題のアメリカニゼーション(文化などをアメリカ寄りにすること)を完成させました。

・映画に登場する架空のバンド「Munchausen By Proxy」は、ミュンヒハウゼン症候群にちなんで名付けられ、ズーイー・デシャネルと音楽にちなんで登場したサンフランシスコ出身の実在のバンド「Von Iva(フォン・イヴァ)」で構成されています。

・カールが座って1966年のコメディドラマ「The Ghost and Mr. Chicken」を見ているシーンは、故ドン・ノッツへのオマージュです。当時、1964年のアニメ「秘密兵器リンペット」のリメイクをする企画があり、ジム・キャリーは主演する予定で、ドン・ノッツによって承認されました。しかしこの映画の撮影が始まる直前にドン・ノッツが亡くなったため話はなくなっています。

まとめ

「イエスマン “YES”は人生のパスワード」について色々まとめてみました。

ストーリーがわかりやすいので自身に置き換えやすいのが日本向けな部分かもしれませんが、やっぱりジム・キャリーだからこそ面白い作品に仕上がっているというのはあると思います。

U-NEXTやAmazonプライムビデオで観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

この記事を書いた人

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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