【映画】何年かに1度無性に見たくなる「コマンドー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

  • 2018.10.26
  • 2020.09.13
  • MOVIE
【映画】何年かに1度無性に見たくなる「コマンドー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

今回ご紹介するのは、1985年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画「コマンドー」

精鋭部隊・コマンドーの指揮官として名を馳せたアーノルド・シュワルツェネッガー演じる「ジョン・メイトリックス」がとにかく暴れまくる映画で、私を含め好きな人は何十回と見てる映画だと思います。

さらにネット上ではコマンドー語録が話題となり、放送されるたびにSNSで騒がれる数少ない映画でもあります。

公開された時代に見た時には特に感じなかった違和感が時代を経ておもしろい要素になってしまってるんですね。

そんなコマンドーが好きな方も、まだ1度も見たことがないという方も、この映画の魅力が伝わればいいなと思っています。

それでは今回は「コマンドー」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

【映画】「コマンドー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「コマンドー」のあらすじ

「コマンドー」のあらすじ

かつて精鋭部隊・コマンドーの指揮官として名を馳せたジョン・メイトリックスは、軍を退役して山荘で娘のジェニーと静かな生活を送っていました。

そんな中、コマンドーの元隊員たちが次々と殺害されていることを知ったかつての上司・カービー将軍がメイトリックスの元を訪れ、その事を伝えた上で護衛として山荘に部下を残していきます。

しかしカービー将軍が去った直後、謎の武装集団に襲撃され、護衛はすぐに殺されてしまい、ジェニーが連れ去られ、メイトリックスも武装集団に拘束されてしまいます。

犯人は、過去にコマンドー部隊の工作により失脚したバル・ベルデ共和国の独裁者・アリアス元大統領の一味でした。

そして一味の中にはメイトリックスのかつての部下で、殺害されたはずのベネットの姿も。

メイトリックスに恨みを持つベネットは、アリアス一味に協力して自分の死を偽装し、カービー将軍がメイトリックスに接触するのを待っていました。

アリアス元大統領一味はジェニーの命と引き換えに、メイトリックスは現バル・ベルデ大統領の暗殺を強要し、一味の監視の下バル・ベルデへ向かう旅客機に乗り込みます。

しかしあっという間に監視の部下を殺し、飛行機から脱出。

この飛行機がバル・ベルデに到着するのは11時間後。

それまでに拠点を突き止められず、自分が飛行機から脱出したことが一味に知れればジェニーは殺されてしまいます。

メイトリックスは時間内にアリアス元大統領一味の拠点を見つけるため、飛行機が飛び立つのを監視していたサリーの後を追います。

② 「コマンドー」のキャスト

役名俳優
ジョン・メイトリックス
Colonel John Matrix
アーノルド・シュワルツェネッガー
Arnold Schwarzenegger
シンディ
Cindy
レイ・ドーン・チョン
Rae Dawn Chong
ジェニー・メイトリックス
Jenny Matrix
アリッサ・ミラノ
Alyssa Milano
ベネット
Captain Bennett
ヴァーノン・ウェルズ
Vernon Wells
フランクリン・カービー将軍
Major General Franklin Kirby
ジェームス・オルソン
James Olson
サリー
Sully
デヴィッド・パトリック・ケリー
David Patrick Kelly
クック
Cooke
ビル・デューク
Bill Duke
アリアス元大統領
Arius
ダン・ヘダヤ
Dan Hedaya
ローソン
Lawson
ドリュー・シュナイダー
Drew Snyder
フォレスタル
Forrestal
マイケル・デラノ
Michael Delano
エンリケス
Henriques
チャールズ・メシャック
Charles Meshack
ディアズ
Diaz
ゲイリー・セルヴァンテス
Carlos Cervantes
ジャクソン
Jackson
ボブ・マイナー
Bob Minor
ビッキー客室乗務員
brunette stewardess
チェルシー・フィールド
Chelsea Field
スーザン・ランス客室乗務員
brunette stewardess
ジュリー・ハエック
Julie Hayek
ビッグス警備員
Biggs
グレッグ・ウェイン・イーラム
Greg Wayne Elam
ケイツ警備員
Cates
ウォルター・スコット
Walter Scott
沿岸警備艇レーダー迎撃士官
Intercept Officer
ビル・パクストン
Bill Paxton

③ とにかく撃ちまくり!

2014年に発表された映画俳優が、生涯出演作のなかで殺害した人間の数に基づいたランキングで、アーノルド・シュワルツェネッガーは1位となりました。

そのうち、1作品中で最も多くの人を殺害したのは「コマンドー」で、74人だったと言われています。

物語の後半、完全武装して孤島に乗り込み、大挙して襲い掛かるアリアスの軍勢を1人でひたすら殺しまくってるんです。

このシーンかなり好きな場面です。

Arnold Schwarzenegger Commando Gear Up Scene

公開後やテレビで反映に放映されていた当時は子供だったので、顔に何を塗っているのかわかりませんでしたが、この準備するシーンが最高にかっこいいんですよね。

④ アクション重視なのか脚本に無理がある

劇中で愛娘・ジェニーの母親についての話は一切触れていません。

ジェニー

また軍を退役してどれくらい経過したのかも描かれていません。娘と父親が山奥で暮らすって結構な経緯がないとそこに行きつかない気もするのですが、それもこれもアーノルド・シュワルツェネッガーのための製作で脚本はそこに重きを置かなかったからとしか言えないのですが、見れば見るほど拭えない疑問になってしまいました。

そしてシンディ。

シンディ

空港でバル・ベルデ便の離陸を監視していた一味の1人・サリーを追うメイトリックスは、サリーに口説かれていた客室乗務員・シンディの車に近づくといきなり助手席を腕力で取っ払い、強引に後をつけろと言います。

その後結局シンディの車は使えない状態になっちゃいますが、結局文句言わず協力するなんで、なんて優しいんでしょうか(笑)。

またメイトリックスの見張りとしてバル・ベルデ行きの旅客機に乗り込んだエンリケスはわずか数分でメイトリックスに首の骨を折られます。

そして絶妙な角度で寝ているかのように見せ、起こすなと言われ11時間ほったらかし。

キャラクターとしてはかわいそすぎるくらい秒殺でしたね。

エンリケス

結局エンリケスは、旅客機で即効殺されるにも拘らず目的地まで行けちゃうというミラクルを成し遂げました。

⑤ 字幕版より吹き替え版の方がおもしろい

ネットではカルト的とも言える人気にまでなった理由のひとつがおそらく「吹き替えによるおもしろいセリフ」。

「コマンドー名言」とか「コマンドー語録」とまで言われています。

見るなら吹き替え版がおすすめです。

また80年代のアクション映画の特徴として、「約2時間以内で終わる作品が多い」というのがあります。

90分から110分前後が一番多いんじゃないでしょうか。

90年代に入ると長い方がおもしろいという風潮もあって少しずつ長くなっていったような気がします。

時間も短いのでストーリーも単純明快、即行動、即解決。と非常にわかりやすいですよね。

その分細かい描写がないから、④のような疑問も出てしまいますが。

⑥ よーく考えるとメイトリックスは殺人や強盗の極悪犯

いくらジェニーを助けるためとはいえ、器物損壊、強盗、殺人と犯罪を犯しまくってるのになぜか正当化されているようにも。

しかしそのほとんどはフランクリン・カービー将軍が後始末をして回っていますので、すべて免除されてるんでしょうね。

フランクリン・カービー将軍

⑦ ショッピングモールでの警備員との格闘シーンがおもしろい

サリーを追いかけてメイトリックスとシンディはショッピングモールへ向かいます。

そこでメイトリックスはサリーに存在がバレてはいけないので、シンディにサリーが入った店に行くよう頼み、メイトリックスは柱の陰で待つことに。

しかし信用していないシンディは警備員に声をかけ、メイトリックスを捕まえるようにお願いしてしまいます。

そこで警備員はメイトリックスに近づき、サリーもメイトリックスに気づきとてんやわんやになるのですが、ここでサリーを捕まえたいのに警備員が邪魔で仕方がないメイトリックスは警備員を蹴散らすのですが、その際に大勢の警備員が取り囲んだメイトリックスは…

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この絵が芸人が集まってひとボケかましたような構図にしか見えず、個人的なツボのひとつなんですよね。

⑧ 「コマンドー」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は35件のレビューに基づく71%もの前向きなレビューで6.05/10とまずまずの評価。

Metacriticでは7件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中51点と少し弱いですが、ユーザースコアは33件のレビューで7.5/10と悪くない数字です。

評論家の評価としては設定上のことを考えるとどうしても高い評価をつけにくいのかもしれませんが、視聴者の立場としてはアクションが面白ければおもしろいっていう評価をしているような印象です。

⑨ 「コマンドー」日本での評価

Yahoo!映画での評価は810件のレビューで平均評価は3.9と平均よりも少し高い評価。

映画.comも同様で44件中3.6とこちらも平均的な評価と言えます。

映画レビューサイトFilmarksでは1,747件のレビューで3.7と、こちらも平均より少し高い評価の印象です。

⑩ 「コマンドー」のトリビア

・当時子役だったアリッサ・ミラノは後にインタビューで、アーノルド・シュワルツェネッガーは非常に面倒見がよく、宿題も手伝ってくれたそうです。

・映画監督のスティーヴン・E・デ・スーザの作品に度々出てくる国家バル・ベルデ。ジョエル・シルバーがプロデュースしている作品でも使用されていて、「コマンドー」「プレデター」「ダイ・ハード2」で登場しています。

・撮影で使用されたショッピングモール「シャーマン・オークス・ガレリア」は後に「ターミネーター2」でも使用されました。

アーノルド・シュワルツェネッガーレイ・ドーン・チョンはラブシーンを撮影していましたが、カットされています。そのせいで2人の関係性について説得力がなくなってしまっています。

・最後の銃撃戦で使用された大邸宅は、「ビバリーヒルズコップ」の最後の銃撃戦で使用された大邸宅と同じ場所で撮影されています。偶然にも、マトリックスとフォーリーの両方がそれぞれの映画でその邸宅のジェニーという名前の誰かを救出しようとしていました。

・飛行機の中でヘンリケスを殺害するシーンは陸軍のコンサルタントから動きを教わったそうです。

・ベネット役は当初、ヴァーノン・ウェルズはオーディションに落ちてしまい、ウィングス・ハウザーが採用されていましたが、撮影初日に解雇されたため、ヴァーノン・ウェルズが起用されました。衣装を作り直す時間がなく、ウィングス・ハウザーのサイズに合わせていたため、ウィングス・ハウザーよりもサイズが大きいヴァーノン・ウェルズが着るとピチピチになってしまいましたが、そのまま撮影されました。これが服装がピチピチな理由だそうです。

・ジョン・メイトリックス役は当初、アーノルド・シュワルツェネッガーではなくニック・ノルティだったそうです。

・映画監督のジョン・マクティアナンは当初この映画を監督する機会を与えられましたが断ったそう。後にプレデターの監督を務めています。

・ジェニー役のオーディションには、ウィノナ・ライダーシャネン・ドハーティエリザベス・シュードリュー・バリモアジェニファー・コネリーパトリシア・アークエットなどそうそうたる女優が参加していました。

まとめと感想

ツッコミポイントも多いコマンドーですが、おもしろさは多くの人が認めてるアクション映画。

以前はHuluでも見る事ができたんですが今は定額配信サービスでは観られないようです。DVDやブルーレイをお持ちの方はそろそろ見たい時期なのでは(笑)?!

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

建島 陽一

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。