【映画】「きっと、うまくいく」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

【映画】「きっと、うまくいく」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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2009年の公開当時、インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画「きっと、うまくいく」

日本では2013年に公開され第37回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞を受賞するほどの話題作で多くのレビューサイトで高評価を叩き出している作品です。

他にも「3バカに乾杯!」というタイトルでも公開されています。

ご存知の方も多いとは思いますが、今回は「きっと、うまくいく」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

「きっと、うまくいく」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「きっと、うまくいく」のあらすじ

映画『きっと、うまくいく』(5/18公開)特別映像【公式】ボリウッド4

大学卒業以来消息を絶っていたランチョーが街に戻ってくると聞き、大学時代親友同士だったファルハーンとラージューは母校に向かう。10年前、3人はインド屈指の難関工科大学ICEの学生だった。真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、好きなことに打ち込んでいた。しかし、ランチョーと学長の娘・ピアが接近したことから、3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。

② 「きっと、うまくいく」のキャスト・作品情報

「きっと、うまくいく」のキャスト・作品情報
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

「きっと、うまくいく」のキャスト

役名 俳優
ランチョー
Rancho
アーミル・カーン
Aamir Khan
ファラン・クレイシー
Farhan Qureshi
R・マドハヴァン
Madhavan
ラージュー・ラストーギー
Raju Rastogi
シャルマン・ジョシ
Sharman Joshi
ピア・サハスラブッデー
Piya Sahastrabuddhe
カリーナ・カプール
Kareena Kapoor
ヴィールー・サハスラブッデー
Dr. Viru Sahastrabuddhe
ボーマン・イラニ
Boman Irani
チャトル・ラーマリンガム
Chatur Ramalingam
オミ・ヴァイディア
Omi Vaidya
モナ・サハスラブッデー
Mona Sahastrabuddhe
モナ・シング
Mona Singh
スハース・タンドン
Suhas Tandon
オリヴァー・サンジェイ・ラフォント
Olivier Sanjay
マンモーハン
Manmohan
ラフル・クマール
Rahul Kumar
ジョイ・ロボ
Joy Lobo
アリ・ファザル
Ali Fazal

「きっと、うまくいく」の作品情報

原題
Original Title
3 Idiots
監督
Directed by
ラージクマール・ヒラーニ
Rajkumar Hirani
脚本
Writing Credits
(Screenplay by)
ラージクマール・ヒラーニ
Rajkumar Hirani
アビジャート・ジョーシー
Abhijat Joshi
ヴィドゥ・ヴィノード・チョープラー
Vidhu Vinod Chopra
原作
Writing Credits
(Based on)
チェータン・バガト(Five Point Someone)
Five Point Someone by Chetan Bhagat
音楽
Music
シャンタヌー・モイトラー
Shantanu Moitra
撮影
Cinematography
C・K・ムラリーダラン
C. K. Muraleedharan
編集
Edited by
ラージクマール・ヒラーニ
Rajkumar Hirani
製作
Produced by
ヴィドゥ・ヴィノード・チョープラー
Vidhu Vinod Chopra
製作会社
Production Company
ヴィノード・チョープラー・フィルム
配給
Distributed by
印:リライアンス・エンターテインメント
日:日活
公開 印:2009/12/25
日:2013/5/18
上映時間 171分
制作費 3億5000万ルピー
興行収入(世界) 38億5000万ルピー
興行収入(日本) 1億5000万円

③ インドの名優アーミル・カーン

インドの名優アーミル・カーン
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

トリオの中でも中心のランチョを演じるアーミル・カーンはインドを代表する国民的俳優です。

アーミル・カーンは米『タイム』誌が「世界で最も影響力のある100人」にも選出されたことのあるトップスターです。

2008年には「ガジニ」、2009年には「きっと、うまくいく」、2013年には「チェイス!」、2014年には「PK」、そして2016年には先ほどもご紹介した「ダンガル きっと、強くなる」と5本の主演作品でインド映画の全世界歴代興行収入1位を5回達成するという驚異的な記録の持ち主です。

ボリウッド(ムンバイのインド映画産業全般につけられた俗称)では文句なしのトップスターの彼は常に完璧を求める俳優としても有名で、作品選びに妥協しないため出演する作品はおもしろいものばかり。そんな彼が主演を務めていると言うだけで見る価値のある作品なんです。

役作りにストイックな彼。当時44歳でありながら大学生を演じるにあたり、かなりダイエットをしたそうです。また最近の作品では日本で2018年に公開された「ダンガル きっと、強くなる」でも相当トレーニングで体を鍛えています。彼の独特の演技に注目です。

④ インド映画の魅力満点

インド映画の魅力満点
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

なんと上映時間が3時間近くもあるこの作品。長いと思いきや、見始めてしまうとあっという間です。

ヘビロテしそうな音楽に、ダンスに、インドの魅力が詰まっていて、気づいたら終わっています。インド映画を見たことがない人に特におすすめです。

⑤ 日本アカデミー賞まで受賞したインド映画!

日本アカデミー賞まで受賞したインド映画!
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

インドではなんと公開当時史上歴代1位の興行収入、インドアカデミー賞では史上最多16部門を受賞しました。(2019年5月時点でのインド歴代興行収入ランキングでは13位)

さらにインドにとどまらず、日本アカデミー賞でも優秀外国作品賞を受賞しています。また「E.T.」「ジュラシック・パーク」スティーブン・スピルバーグ監督も絶賛しており、世界的に評価の高い作品となっています。

⑥ バカトリオを取り巻く社会問題

バカトリオを取り巻く社会問題
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

超エリート理系学校に通うバカトリオが主人公で、コメディ満載な一方で、彼らを取り巻く、学歴社会・格差社会、そして自殺などシリアスな問題も描かれており、インドの教育に対する態度に社会的な影響を与えました。

日本にも通じるところがあり、共感できる部分がかなり見応えがあります。

⑦ 爽快なエンディング

爽快なエンディング
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

ストーリー展開が早く、とってもわかりやすいのもこの映画の魅力です。アンフェアなことばかりの社会の渦の中で、3人それぞれが自分の道を切り開いていく気持ちのいいエンディングが待っています。

⑧ 「きっと、うまくいく」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は13件のレビューに基づく100%もの前向きなレビューで7.44/10と高評価。

インドでは圧倒的な高評価で、映画評論家のスバーシュ・K・ジャー氏は、「きっと、うまくいく」が完璧な芸術作品ではないが、活気に満ちた現代美術の作品だとしています。

⑨ 「きっと、うまくいく」日本での評価

Yahoo!映画での評価は4,161件のレビューで平均評価は4.27とかなり高い評価。

映画.comは246件中4.3と非常に高い評価。

映画レビューサイトFilmarksでは‎17,059件のレビューで4.3と、1万件以上のレビューで評価4以上と非常に高いのではないでしょうか。

⑩ 「きっと、うまくいく」のトリビア

「きっと、うまくいく」のトリビア
出典:3 Idiots (2009) - IMDb

・「私の名前はカーン (2010)」の撮影のため辞退した俳優、シャー・ルク・カーンは自分自身を、このような素晴らしい映画への出演を辞退した第4の馬鹿と呼びました。

・アーミル・カーンは、映画全体でいつもある方向に揺れていることが多くじっと立っていることはありません。これは甥を観察した後、新しい世代の子供たちは決して立ち止まらないと結論付けたため、演技に役立てたそうです。

・酔っ払ったシーンを撮影している間、アーミル・カーンは彼らが本当に酔ってしまったことを示唆し、それは撮影中に何度も撮り直しが行われ、カメラロールの在庫がなくなり、ユニットはロールを取得するためにバンガロールで別の撮影に行かなければなりませんでした。

・監督のラージクマール・ヒラーニは、特殊効果チームがスモークマシンをテストしている間、昼寝をしていました。監督が煙を吸い込んで死にそうになっている間、チームは2分間ほどその場にいなかったそう。

・大学とホステルのシーンはバンガロールのインド経営大学院で撮影されましたが、映画に描かれている架空の「インペリアル・カレッジ・オブ・エンジニアリング」はデリーにあります。

・スティーヴン・スピルバーグは当時「3回も観るほど大好きだ」と絶賛しており、「感情的な基調が好きだった」と述べました。

・レーのドゥルク・パドマ・カルポ・スクールによって塗装され、「ランチョ ウォール」と名付けられた壁は観光客に人気の写真スポットになっています。

まとめ

「きっと、うまくいく」について色々まとめてみました。

Aal Izz Well(アール・イーズ・ウェル)…きっと、うまくいく。

インド映画の興収記録を塗り替えたという事実もあるため期待値の高い状態で観ましたが、期待通り、いや期待以上に抜群の面白さのある作品でした。171分もあるとは思えません。

Amazonプライムビデオで観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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