【超名作映画】「E.T.」のトリビア・あらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説
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1982年に公開されたSF映画の金字塔「E.T.」。
スティーヴン・スピルバーグが監督・脚本を務めた代表作でもあり、1993年公開の「ジュラシック・パーク」に抜かれるまでの11年近く、全世界の歴代興行収入1位を記録していた作品でもあります。
ご存知の方も多いとは思いますが今回は「E.T.」のトリビア・あらすじやキャスト、おすすめしたいポイントなど、その概要をご紹介したいと思います。
「E.T.」のトリビア・あらすじ・キャストなど徹底解説
① 「E.T.」のあらすじ
アメリカのとある杉の森に球形の宇宙船が着陸し、中から小さな宇宙人が数人出てきた。彼らの目的は地球の植物を観察し、サンプルを採集する事だった。
その内の1人は宇宙船から遠く離れ、崖の上から光の海を見て驚く。それは郊外の住宅地の灯だった。その時、宇宙船の着陸を察知した政府機関の人間達が車で近づいてきた。宇宙船は危険を察知して離陸するが、遠くにいた宇宙人1人は地上にとり残されてしまう。
② 「E.T.」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
エリオット Elliott | ヘンリー・トーマス Henry Thomas |
ガーティ Gertie | ドリュー・バリモア Drew Barrymore |
マイケル Michael | ロバート・マクノートン Robert MacNaughton |
メアリー Mary | ディー・ウォレス Dee Wallace |
キーズ Keys | ピーター・コヨーテ Peter Coyote |
グレッグ Greg | K・C・マーテル K. C. Martel |
スティーブ Steve | ショーン・フライ Sean Frye |
タイラー Tyler | C・トーマス・ハウエル C. Thomas Howell |
少女 Pretty Girl | エリカ・エレニアック Erika Eleniak |
E.T.(声) E.T. (Voice) | パット・ウェルシュ Pat Welsh |
③ スピルバーグ監督代表作
「E.T.」は「未知との遭遇」、「ジュラシック・パーク」シリーズや「レディ・プレイヤー1」など数々の名作SFファンタジー映画を世に送り出しているスティーヴン・スピルバーグ監督の代表作のひとつ。
アカデミー賞を4部門受賞し、冒頭でも書きましたが全世界興行収入歴代1位の座を11年間もの間キープしました。
全世界興行収入は約7.9億ドル。2000年以降映画の興行収入は敷居も上がり、今では10億ドル超えても上位10作品にも入りませんが、その影響力は計り知れません。
④ 素晴らしい音楽と名シーンの数々
自転車カゴにE.T.を乗せ月夜を飛ぶシーンやエリオットと指先同士を合わせるシーンなどなど、感動的で印象的な名シーンを生み出している本作。それを引き立てるのは音楽です。
それもそのはず。「スターウォーズ」シリーズのジョン・ウィリアムズが作曲を担当しており、本作でグラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞も受賞しています。
⑤ 赤い自転車は日本製!?
劇中に使用された自転車は実は日本製だそうで、KUWAHARA BIKE WORKSという会社の製品です。公開当時は同商品が全世界で大ヒットしたとか。
また公開20周年を機に300台が限定発売されました。E.T.を乗せて自転車を空に飛ばしたい方、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか?
⑥ ドリュー・バリモアを有名にした映画
「チャーリーズ・エンジェル」、「50回目のファーストキス」、「ファミリー・ガイ」などなど今や様々なジャンルの映画やドラマに引っ張りだこのドリュー・バリモアが、当時7歳の子役で妹ガーティとして出演しています。
初対面のE.T.の姿を見て叫ぶシーンはもちろん、E.T.に英語を教えたり、うっかりと隠し事を話してしまったりと、微笑ましくなんとも可愛らしい役柄です。
⑦ 心温まる家族・友情映画
エリオットとE.T.、エリオットの家族とE.T.との間に徐々に芽生える友情そして家族愛のようなものに、心を動かされる作品です。
そしてE.T.との出会いを通じて、エリオット自身が成長し、家族同士の絆も深まっていく様子も描かれています。最後のお別れのシーンは色々な思い出がスローバックして涙を誘われること間違いなしです。
⑧ 「E.T.」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は125件のレビューに基づく98%もの前向きなレビューで9.22/10と非常に高評価。
Metacriticでは30件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中91点とこちらも高評価。
1994年に、アメリカ連邦議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に登録された映画でもあり、その評価がよくわかります。
⑨ 「E.T.」日本での評価
Yahoo!映画での評価は1,456件のレビューで平均評価は4.1と高評価。
映画.comは51件中3.8は平均よりも少し高い評価になっています。
映画レビューサイトFilmarksでは3,625件のレビューで3.8と、平均よりも少し高い評価になっています。
日本でも大ヒットし公開後は配給収入歴代1位となり、1997年に「もののけ姫」に抜かれるまで15年近く歴代1位でした。※現在は13位。
テレビ放送でも視聴率は20%を超え、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは2009年までE.T.を題材としたアトラクションが存在していました。
⑩ 「E.T.」のトリビア
・スティーヴン・スピルバーグは子供目線にこだわり、撮影のほとんどは子供の目の位置に合わせた高さで行われ、特に映画の前半で登場する大人はエリオットの母親だけという徹底ぶりを見せています。
・まだ子供だったドリュー・バリモアは重要なセリフをなかなか覚えないため、スティーヴン・スピルバーグは酷く怒鳴ってしまいましたが、後にドリュー・バリモアは高熱の中撮影に臨んでいた事を知り泣きわめくドリュー・バリモアを抱きしめて謝罪したそうです。
・エンディングは作曲家ジョン・ウィリアムズにとって最も重要な音楽的経験のひとつだったとされています。何度も映像と重ねながらオーケストラを指揮し、最終的にはコンサートを行うかのように演奏を行った上で、音楽に合わせて映像編集を行ったそうです。
・E.T.の顔はアルベルト・アインシュタイン、カール・サンドバーグ、そしてパグをモデルに作られたそうです。
まとめ
「E.T.」について色々まとめてみましたが、HuluでもNetflixでも観れず、Amazonプライムビデオではレンタルで見られるようなので、気になった方は是非観て頂きたいです。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。