【映画】「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説
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2011年公開、大ヒットシリーズ第4作目、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのスパイアクション映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」。
前作の監督J・J・エイブラムスがプロデュースに回り、新たにブラッド・バードを監督に起用し、全4作品中最高の興行収入となったヒット作です。
ご存知の方も多いとは思いますが、今回は「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
- 1. 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
- 2. まとめ
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のあらすじ
米国のスパイ組織、極秘諜報部隊 IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のエージェント、トレヴァー・ハナウェイはブダペストで「コバルト」というコードネームの人物に渡されるはずの秘密ファイルを奪う任務に就いていた。
だが、同ファイルを狙う別組織の乱入の果てに、ハナウェイは女殺し屋のサビーヌ・モローによって殺害され、ファイルを奪われてしまう。
事態収拾のため、IMFは私的にモスクワの刑務所に服役中のイーサン・ハントを、ハナウェイのチームで働いていたジェーン・カーターと、新たに現場エージェントに昇格したベンジー・ダンに脱獄させる。
イーサンは、最愛のジュリアを殺され、犯人たちに復讐したのだという。
② 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のキャスト・作品情報
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
イーサン・ハント Ethan Hunt | トム・クルーズ Tom Cruise |
ジェーン・カーター Jane Carter | ポーラ・パットン Paula Patton |
ベンジー・ダン Benji Dunn | サイモン・ペッグ Simon Pegg |
ウィリアム・ブラント William Brandt | ジェレミー・レナー Jeremy Renner |
カート・ヘンドリクス Kurt Hendricks | ミカエル・ニクヴィスト Michael Nyqvist |
アナトリー・シディロフ Anatoly Sidorov | ウラジミール・マシコフ Vladimir Mashkov |
ウィストロム Marius Wistrom | サムリ・エーデルマン Samuli Edelmann |
レオニド・ライセンカー Leonid Lisenker | イワン・シュヴェドフ Ivan Shvedoff |
ブリッジ・ナス Brij Nath | アニル・カプール Anil Kapoor |
サビーヌ・モロー Sabine Moreau | レア・セドゥ Léa Seydoux |
トレヴァー・ハナウェイ Trevor Hanaway | ジョシュ・ホロウェイ Josh Holloway |
マレク・ステファンスキー Marek Stefanski | パヴェル・クリス Pavel Kříž |
ボグダン Bogdan | ミラジ・グルビッチ Miraj Grbić |
ザ・フォッグ The Fog | イリア・ヴォロック Ilia Volok |
ルーサー・スティッケル Luther Stickell | ヴィング・レイムス Ving Rhames |
ジュリア・ミード Julia Meade-Hunt | ミシェル・モナハン Michelle Monaghan |
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」の作品情報
原題 Original Title | Mission: Impossible - Ghost Protocol |
監督 Directed by | ブラッド・バード Brad Bird |
脚本 Writing Credits | アンドレ・ネメック André Nemec ジョシュ・アッペルバウム Josh Appelbaum |
原案 Writing Credits (Based on) | ブルース・ゲラー(スパイ大作戦) Bruce Geller (Mission: Impossible) |
音楽 Music | マイケル・ジアッキーノ Michael Giacchino ラロ・シフリン Lalo Schifrin |
撮影 Cinematography | ロバート・エルスウィット Robert Elswit |
編集 Edited by | ポール・ハーシュ Paul Hirsch |
製作 Produced by | トム・クルーズ Tom Cruise J・J・エイブラムス J. J. Abrams ブライアン・バーク Bryan Burk |
製作会社 Production Company | パラマウント映画 TCプロダクションズ バッド・ロボット・プロダクションズ スカイダンス・プロダクションズ |
配給 Distributed by | パラマウント映画 |
公開 | 米:2011/12/16 日:2011/12/21 |
上映時間 | 132分 |
制作費 | 1億4500万ドル |
興行収入(世界) | 6億9471万ドル |
興行収入(日本) | 53.8億円 |
③ 恒例のスタントなしアクション
スタントを使わないことで有名なトム・クルーズは、本作で超高層ビルで宙吊りになるという至難のアクションに挑戦しています。
828mと人工建造物では世界一の高さを誇るドバイの超高層ビルブルジュ・ハリファの外壁を登っていくシーンはドキドキハラハラ、見応え満点です。
④ 女優ポーラ・パットンも大活躍
本作で初めて登場するジェーン・カーター。美貌と戦闘力の高さが印象的な彼女を演じるのはアメリカの女優ポーラ・パットンです。
この作品でサターン賞やティーンチョイスアワードの助演女優賞にノミネートされおり高く評価されています。
⑤ 安定の大ヒットを記録
全世界興行収入が7億ドル、日本でも50億円以上の大ヒットを記録しました。
これまでシリーズトップを記録していたジョン・ウー監督作「ミッション・インポッシブル2」を破り、前シリーズ4作中で最高記録を叩き出しました。
⑥ CGアニメ出身の監督
毎作品監督が変わるのがミッション・インポッシブルシリーズの特徴。
今回はなんと「Mr.インクレディブル」や「レミーのおいしいレストラン」などCGアニメを中心に作製をしてきたブラッド・バードが監督を務めています。
当初は3作目の監督でもあるJ・J・エイブラムスが2011年5月中旬のリリースを目標として起用されていましたが、制作前の遅延と脚本の書き直しにより映画の制作が遅れ、同時に、J・J・エイブラムスは「スーパー8 (2011)」の作業で忙しく、監督から撤退するよう促されましたが、制作業務は引き続き行うことになりました。
⑦ ド派手で楽しいアクション
本作はアニメを主に製作してきた監督のせいか、コメディ性とエンターテイメント性が増し増しになっています。
特にサイモン・ペッグ扮するベンジーとの絡みはクスッとしてしまうこと間違いなしです。
⑧ 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は238件のレビューに基づく93%もの前向きなレビューで7.7/10と4作目にして非常に高評価を得ています。
Metacriticでは47件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中73点とこちらも比較的高評価。
AP通信の映画評論家デイヴィッド・ジェルマンは4つ星満点で3つ星を与え、クルーズの「最高のアクション・フリック」の一つであると述べています。
⑨ 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」日本での評価
Yahoo!映画での評価は3,936件のレビューで平均評価は4.2と非常に高めの評価に。
映画.comも同様で164件中3.8とこちらも高評価。
映画レビューサイトFilmarksでは3,665件のレビューで3.8と、平均よりも少し高い評価になっています。
⑩ 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のトリビア
・武器商人に会うためにイーサンに黒いマスクを渡して頭にかぶせる俳優は、1996年のパート1にも登場しており、武器商人のマックスに会うために連れて行かれるとき、同じスタイルのマスクを彼に与えています。
・ブルジュ・ハリファから取り外された窓は、建物の外にある窓洗浄台で働く2人の作業員によって、ハンマーで慎重に削り取られました。
・トム・クルーズによると、映画の見出しに、前の3つの映画のように番号の代わりに「ゴースト・プロトコル」というサブタイトルを使用していると聞いて喜んだといいます。彼はそれぞれの作品を独立したものとみなしており、映画の続編に番号を使用することを好まなかったようです。
・映画の終わり近くでイーサン・ハントが運転するハイテク車は、ビジョン・エフィシェント・ダイナミクスのコンセプトカーです。これは、2013年後半に生産が開始されたBMWi8プラグインハイブリッドの実際のプロトタイプです。
・冒頭約17分でイーサン・ハントが公衆電話で彼の最新の任務を取得するために使用するコードは、トム・クルーズの誕生日、07362(1962年7月3日生まれ)です。
・インドの宮殿のシーンはドバイの5つ星ホテル&リゾート、ジュメイラ・ザビール・サライで撮影されました。3日間の撮影期間中、ホテルはまだソフトプレオープン中でした。
・今作は100周年記念のパラマウント映画のロゴを使用した最初の映画です。
・冒頭約21分でカーター捜査官は、結び目にカメラが取り付けられた赤い風船を放ち、クレムリン宮殿の外壁に装置を落とします。プロットはロシアの核兵器を扱っているため、これは80年代のNENA(ネーナ)によるポップ・ソング「99 Luftballons(ロックバルーンは99)」にヒントを与えたものです。この曲では、赤い風船の群れがトリガーを喜ぶ将軍を押して、いくつかの核兵器を発射し、第三次世界大戦を扇動します。
・クレムリンの爆発の後に病院にいる間、イーサンは自分の部屋の外で話している 2 人の警察官の唇を読みました。 これは、高度な訓練を受けたスパイであるイーサンが唇の読み方を知っている「ミッション: インポッシブル3」の要素の続きです。このアイデアは、実際にその映画でトム・クルーズ自身が思いついたものだそうです。
まとめ
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」について色々まとめてみました。
ラストシーンでは次のミッションとして、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探る発言をしています。
この時点で「シンジケート」の存在を考慮していたのがわかりますね。話が続いていると思わないので意外とパート5を観るまで忘れがちなシーンですが、シリーズを見進めるうえで今作は重要な作品です。
この作品で最も話題になったのはやはりドバイの超高層ビルブルジュ・ハリファの外壁を登っていくシーンですが、ロシアからドバイ、そしてインドと舞台が頻繁に変わる事で映画のスピード感を感じさせ、且つシリーズで一番コメディ要素があるのでまた新しい面白さのある作品です。
Amazonプライムビデオでは観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
また今回「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」シリーズとして6作一挙にご紹介しています。続編の記事も是非ご覧ください。
この作品は記事更新日時点で、Amazon Prime Video(アマゾン プライムビデオ)で視聴可能です。
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