【映画】「ターミネーター:ニュー・フェイト」のネタバレ有あらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

  • 2019.11.09
  • 2020.09.09
  • MOVIE
【映画】「ターミネーター:ニュー・フェイト」のネタバレ有あらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

1991年公開の「ターミネーター2」正当な続編として2019年に公開された「ターミネーター:ニュー・フェイト」

シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、リンダ・ハミルトンも28年ぶりにサラ・コナー役で復帰し公開前から大きな話題を呼んでいました。

ご存知の方も多いとは思いますが今回は「ターミネーター:ニュー・フェイト」のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

「ターミネーター:ニュー・フェイト」のネタバレ有あらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ターミネーター:ニュー・フェイト」のあらすじ

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』本予告【新たな運命編】11月8日(金)公開

メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーが弟のミゲルとともに、ターミネーター「REV-9」に襲われる。彼らを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士のグレースだった。3人はかろうじて工場から車で脱出するもREV-9が追ってきて壮大なカーチェイスに。執行に追いかけてくるREV-9をハイウェイで待ち受けていたのは、サラ・コナーだった。ターミネーターを宿敵として人生を送ってきた彼女は、REV-9とも激しい死闘を繰り広げ、「アイルビーバック」と言ってその場を去っていく。

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② 「ターミネーター:ニュー・フェイト」のキャスト

「ターミネーター:ニュー・フェイト」のキャスト

役名俳優
サラ・コナー
Sarah Connor
リンダ・ハミルトン
Linda Hamilton
T-800(カール)
T-800 (Model 101) / Carl
アーノルド・シュワルツェネッガー
Arnold Schwarzenegger
ブレッド・アザー
Brett Azar
グレース
Grace
マッケンジー・デイヴィス
Mackenzie Davis
ダニー(ダニエラ)・ラモス
Daniella “Dani” Ramos
ナタリア・レイエス
Natalia Reyes
ディエゴ・ラモス(ダニーの弟)
Diego Ramos
ディエゴ・ボネータ
Diego Boneta
REV-9
REV-9
ガブリエル・ルナ
Gabriel Luna
ジョン・コナー
John Connor
エドワード・ファーロング
Edward Furlong
ジュード・コリー
Jude Collie

③ ターミネーター2の正統な続編

ターミネーター2の正統な続編

今作は「ターミネーター3」「ターミネーター4」「ターミネーター:新起動/ジェネシス」の3作を無かった事にして「ターミネーター2」の正当な続編として製作されました。

ジェームズ・キャメロンが製作に、サラ・コナー役にリンダ・ハミルトンが復帰。

そしてこれまで「脚本が魅力的ではない」という理由からサラ・コナー役に復帰することのなかったリンダ・ハミルトンですが、これは本人がサラのことを「生き地獄を味わっている、傷を負った女性」と考え演じることに対して負担を感じていたからだそうです。

今作でも返事をするまでに6週間かかったそうで、「28年も経ったからこそ、またあの役をやりたいとも思った」と考えられるようになり復帰が実現したようです。

リンダ・ハミルトン

またジョン・コナー役のエドワード・ファーロングが復帰すると公開前にジェームズ・キャメロンが発言したことで大きな話題となりました。ご覧になった方もどこで登場するのか、期待しながら見ていたのではないでしょうか。

しかし登場したのはまさかの過去映像。過去の未公開シーンなどをうまく活用したのでしょうか。あの絶頂期のエドワード・ファーロングの新たなシーンはテンションが上がりましたね。そしてその直後の展開にも…。

エドワード・ファーロング

④ 年齢をうまく活用したT-800のキャラクター作り

年齢をうまく活用したT-800のキャラクター作り

ターミネーターシリーズと言えばアーノルド・シュワルツェネッガーというイメージがありますが、再び出演。

強化型兵士やREV-9がどうしても目立つため上手に脇役に徹していましたが、最後の最後においしいところはもっていきましたね。

そして毎度の如く片腕を無くしたあとのシーンは腕を隠しきれていない感じが懐かしくもあり、そういう細かいところはつい見てしまいますね。

⑤ 時代を経た今だからこそ得られやすい共感

第1作のターミネーターが公開されたのは1984年。

当時から未来はロボットに支配される?という可能性はうっすら考えられてきましたが、昨今AIの普及や研究が進まれている事でより現実味があるこの時代に再び未来はロボットに支配されるのか?と問いかけている作品でもあります。

⑥ リブートされた未来はどうなるのか

「ターミネーター2」ではターミネーターを撃退し、スカイネット誕生の元となった過去のターミネーターや共にT-1000と戦ったターミネーターT-800も自ら消滅し、審判の日も回避したかのように思いましたが、結局「誰かが回避しても誰かが同じことをする」ため機械との戦争は避けられない運命であるとこの作品では結論づけています。

ジェームズ・キャメロンなりの答えかもしれませんし、映画を観た人に対しての問いかけでもあると思いますが、結局これが人間だと言ってしまっているようにも感じます。

⑦ グレースの物語でもある

グレースの物語でもある

サラ・コナーやT-800が登場してるにも関わらず、リンダ・ハミルトンが主演であるにも関わらず、グレースの物語が軸になっている作品でもあります。

「ターミネーター」シリーズであることで、お約束のカーアクションなどターミネーターから逃げることで色々なアクションが楽しめるのもシリーズのいいところですが、その内側で走るサイドストーリーとしてはダニーよりもグレースの方が軸がしっかりしてました。

グレース役のマッケンジー・デイヴィスは初めて観た時ショートカットで背も高くて完全に少年かと思ってしまっていましたが、「オデッセイ(2015)」とか「ブレードランナー 2049(2017)」にも出演されているんですね。

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⑧ リブートは成功したとは言いにくい

リブートは成功したとは言いにくい

「ターミネーター3」「ターミネーター4」「ターミネーター:新起動/ジェネシス」と3作も公開されて全て似たような構成だとすると観る側からすると「ターミネーターから逃げる」という構図はもう飽き飽きです。

それを理解していたのか今回は「ターミネーターと戦う」という動きにシフトしている点は素晴らしいと思いましたが、ターミネーター2で液体金属という発想で度肝を抜いたような衝撃はありませんでしたね。

ターミネーターとの戦い方としては、「ターミネーター2」で溶鉱炉に沈めてしまえば倒せるというのを見せてしまっている以上それを上回ってこないとつまらない。

正当な続編であれば少なくともサラが溶鉱炉に突き落とすような発言がひとつあれば続編っぽさも出てよかったと思うんですけどね。

リセットされた3作が公開されずにこの作品が公開されていればおそらく大ヒットしたと思うんですよ…しかしどうしても似たような構図だなと思ってしまわざるを得ませんよね。

それでもこのタイミングで製作を考えたのは、みんな歳だから最後にターミネーターまたみんなで撮ろうよ、みたいな発想なんじゃないかとも思えてしまいます。

今作が名作から遠ざかってしまったと思う明確な理由は、「スカイネットを回避したのにジョンが殺されるという矛盾」です。

サラは「審判の日を回避した」と言い切っているのに、その直後にターミネーターが何度も襲ってきて結局ジョンが殺されてしまうというのは矛盾にしか思えません。

結局殺されてしまう=「審判の日」は避けられない

とサラが考えるなら理解できますけど、そうではないですし、総合的に機械対人間の未来は避けられない、というオチがついているにしても冒頭数分であのシーンをみせられるとその後の話が全然入ってこないんですよね。

だったら今のエドワード・ファーロングを起用して、平和になってやることなくなってボロボロになっているジョンを「ターミネーター3」のように描いても良かったのかなと思いました。シリーズ通して重要な核になるのは「ジョン・コナー」であり「サラ・コナー」であってほしかったです。

もちろんジョンの存在をダニーというキャラクターを用意することで見せ続けたと思うんですが、おじさんになったエドワード・ファーロングがダニーを見ながら改心してくようなシーンがあってもよかったかなーというのが正直な感想です。

⑨ 「ターミネーター:ニュー・フェイト」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は333件のレビューに基づく70%もの前向きなレビューで6.20/10と思った以上には悪くない数字。

Metacriticでは51件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中54点とこちらもいいとは言えませんね。

ハリウッドレポーターは、批評家は全体的に「ダーク・フェイトについて慎重に興奮しているように見えたが、シリーズの中で「簡単に3番目に優れた」映画であるという繰り返しの推奨を見るのにはある程度のぎこちない点がある」と述べています。

⑩ 「ターミネーター:ニュー・フェイト」日本での評価

Yahoo!映画での評価は‎5,171件のレビューで平均評価は3.6とかなり平均的な数字。

映画.comも同様で589件中3.5とこちらも平均的な評価と言えます。

映画レビューサイトFilmarksでは6,914件のレビューで3.7と、平均と言えば平均ですが、このようなレビューサイトでこの数字では良いとは言えないでしょうね。

ただ今回はリンダ・ハミルトンの復帰が大きく、「サラ・コナーがいるからこの評価をキープできている」と言えるかもしれません。

感想とまとめ

「ターミネーター:ニュー・フェイト」について色々まとめてみましたが、ヒットすれば続編も描かれると思いますが今のところ今作が最後になりそうな気がしています。単体で考えると集大成としては今までで一番深い内容でよかったのではないでしょうか。

ターミネーターシリーズそのものが今作で最後になってしまうか、また新たなシリーズが作られるのかはわかりませんが、未来の進化に伴ってターミネーターシリーズも進化していくかもしれませんね。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

建島 陽一

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。