【映画】おすすめ「アイアンマン2」のネタバレ有あらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
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2008年公開の映画「アイアンマン」の続編として2010年に公開された映画「アイアンマン2」。
ロバート・ダウニー・Jrが主演を務め、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う一大企画MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ1第3作目として前作を凌ぐヒット作となりました。
ご存知の方も多いとは思いますが今回は「アイアンマン2」のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビア、感想・評価・レビューなど、その概要を完全ネタバレ有でご紹介したいと思います。
「アイアンマン2」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「アイアンマン2」のあらすじ
トニー・スタークが自らアイアンマンであると公表してから半年後。「マーク4」を纏って世界各地で起こる紛争を鎮圧し続け世界平和のために貢献しようとするトニーだったが、政府からアーマーを兵器として見なされアーマーの引き渡しを求められてしまう。アーマー開発の経緯からトニーは断固として要求を拒否するが、トニーの体はアーマーの動力源にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターの動力源「パラジウム」が放出する毒素に蝕まれつつあった。
トニーは命あるうちに使命を全うすべく、スターク・インダストリーズ社長の座を秘書のペッパーに譲り、新たな秘書として法務部にいたナタリー・ラッシュマンをヘッドハンティングする。同時に、後世に自身のテクノロジーを伝える博覧会「スターク・エキスポ」を盛大に開催した。
② 「アイアンマン2」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
トニー・スターク(アイアンマン) Tony Stark (Iron Man) | ロバート・ダウニー・Jr Robert Downey Jr. |
ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ Virginia "Pepper" Potts | グウィネス・パルトロー Gwyneth Paltrow |
ジェームズ・“ローディ”・ローズ(ウォーマシン) James "Rhodey" Rhodes (War Machine) | ドン・チードル Don Cheadle |
ナタリー・ラッシュマン(ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ) Natalie Rushman (Natasha Romanoff / Black Widow) | スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson |
イワン・ヴァンコ (ウィップラッシュ) Ivan Vanko (Whiplash) | ミッキー・ローク Mickey Rourke |
ジャスティン・ハマー Justin Hammer | サム・ロックウェル Sam Rockwell |
フィル・コールソン Phil Coulson | クラーク・グレッグ Clark Gregg |
J.A.R.V.I.S.(声) J.A.R.V.I.S. (Voice) | ポール・ベタニー Paul Bettany |
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン Happy Hogan | ジョン・ファヴロー Jon Favreau |
ハワード・スターク Howard Stark | ジョン・スラッテリー John Slattery |
クリスティン・エヴァーハート Christine Everhart | レスリー・ビブ Leslie Bibb |
ラリー・キング Larry King | スタン・リー Stan Lee |
ニック・フューリー Nick Fury | サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson |
③ 当初から3部作構想だった
自らハッピー役としても出演している監督のジョン・ファヴローは当初より3部作で構想しており、2作目のヴィランにアイアンモンガーを登場させようとしていたそう。
結局アイアンモンガーは前作の悪役として登場し、ミッキー・ローク演じる「ウィップラッシュ」、そしてサム・ロックウェル演じる「ジャスティン・ハマー」がヴィランとして登場しました。
④ アベンジャーズ計画への本格的な伏線
「アイアンマン2」には、前作に引き続きS.H.I.E.L.D.のリーダーであるニック・フューリーとエージェントのフィル・コールソン、そして新たにナターシャ・ロマノフというキャラクターが登場します。
ヴィランを倒すためにヒントを与えるなど前作よりも多くの場面で登場しており、トニー・スターク役のロバート・ダウニー・JrはMCU2作目の映画「インクレディブル・ハルク」のエンドクレジットに出演、また「アイアンマン2」のエンドクレジットには、アスガルドの神・ソーの持つ魔法のハンマー「ムジョルニア」を発見するシーンが登場するなど、アベンジャーズ計画への本格的な伏線がはられ始めているのも大きな特徴です。
⑤ パワードスーツ
「アイアンマン2」では「マーク4」「マーク5」「マーク6」まで完成されます。
マーク4
オープニングやローディとのシーンなど多くの場面で登場しているのがこのマーク4。
マーク3が前作のアイアンモンガーとの戦いにより大きく損傷したため開発された実質後継機。
マーク5
スーツケース型の携帯用として登場。装着シーンはすべてのアーマーの装着シーンの中でもトップクラスにカッコよく人気の高いシーンになっています。
緊急事態に備えて開発されたため装備は標準よりも少なめなのが特徴です。
マーク6
手甲にカートリッジ式レーザーカッターが実装され、パラジウム中毒を克服するための新たな元素によるリアクターを装着するために開発されました。
⑥ ペッパーとの関係
ペッパーは第1作目の時点ではただの秘書。しかし今作では実務能力を評価されスターク社CEOに抜擢されます。
新CEOとして不慣れながらも、経営者としての手腕を発揮するも、次々と突飛な行動をとって、自分や周囲を振り回すトニーに愛想を尽かしてしまい、最後にはストレスからパニックになりCEO辞職を切り出すも、トニーに引き止められて仲直りし、キスを交わします。
⑦ 単発作品としての完成度も高い
トニーの父親が関係するヴィランが登場したり、トニーのパラジウム中毒を克服するためのカギを握っていたのも父親だったりと、トニーの歴史を遡りながらヴィランを倒し、アベンジャーズへの伏線も散りばめるという、続編という括りで言えばトップクラスな完成度だと思います。
アメリカでは公開週末3日間の興行収入は当時歴代5位となる記録を打ち立て、前作よりも大幅にヒットしています。
⑧ 「アイアンマン2」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は298件のレビューに基づく73%もの前向きなレビューで6.49/10と平均よりも高い評価に。
Metacriticでは40件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中57点とこちらはほぼ平均的な評価。
ロバート・ダウニー・Jrの演技で持っているような印象もある評価でした。
⑨ 「アイアンマン2」日本での評価
Yahoo!映画での評価は2,351件のレビューで平均評価は3.63とかなり平均的な数字。
映画.comでは139件中3.5とこちらも平均的な評価。
映画レビューサイトFilmarksでは4,600件のレビューで3.7と高い評価になってます。
日本でも海外でも評価は前作よりも低めかもしれませんね。
⑩ 「アイアンマン2」のトリビア
・トニー・スタークが彼の調査で見たイワン・ヴァンコが逮捕された写真は、ミッキー・ロークが若い頃に麻薬の罪で逮捕された実際のメディアの写真です。映画に登場する数多くのニュースの切り抜きは1980年代に有名になったロバート・ダウニー・Jrとミッキー・ロークの実際の写真が使用されました。
・ジョン・ファヴローはアベンジャーズの準備として映画自体の一貫性を犠牲にして脚本を書き直す羽目になり、マーベルの上層部との論争はひどくなってしまったためアイアンマン3の監督を降板しています。
・イワン・ヴァンコのキャラクター作りの多くはミッキー・ロークによるアイデアで、ロシア語での役割の半分を演じたり、キャラクターの入れ墨や金の歯について相談したり、ペットのオウムを飼ったりと様々な提案によるものでした。また出演するにあたりウエイトトレーニングを数ヶ月行うも、ウィップラッシュの装備が重すぎて着用しても移動すら困難だったそうです。更に重い鎧をつけた状態でトレーニングをしたことで慣れていったそう。
・前作にてローディ役だったテレンス・ハワードは続編の製作決定直後、出演料に関してマーベル側と衝突し急遽降板してしまい、代役としてドン・チードルが出演することとなり、以後「アベンジャーズ/エンドゲーム」までローディ役を演じ続けています。
・トニー・スタークがレースに参加するシーンで運転したレースカーは、当初は赤の予定でしたが、ロバート・ダウニー・Jrの要望で青と白の車になりました。
・スタークエクスポのシーンで登場したアイアンマンのヘルメットをかぶった少年は、ピーター・パーカーであることを後にMCUが裏設定として公表しています。
・最後に有名過ぎるトリビアですが、新たな元素を開発する過程でプリズム加速器の支えに使われたのはキャプテン・アメリカの盾です。
まとめ
「アイアンマン2」について色々まとめてみました。
「アイアンマン2」はVODサービスで視聴できるサービスはなく、Amazonプライムビデオなどのレンタルで視聴可能です。
スカーレット・ヨハンソンの戦闘シーンやマーク5の装着シーンなど何度観てもかっこいいシーンが満載なので是非観て頂きたい作品です。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
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