【映画】おすすめ「セッション」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

  • 2020.11.14
  • 2020.11.14
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【映画】おすすめ「セッション」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

日本では2015年に公開され第87回アカデミー賞では3部門を受賞したヒット映画「セッション」

マイルズ・テラーJ・K・シモンズのやり取りやラストの衝撃などなど話題性も抜群で公開され日本でもヒットしましたよね。

今回は「セッション」のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビア、感想・評価・レビューなど、その概要を掘り下げていきたいと思います。

「セッション」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「セッション」のあらすじ

映画『セッション』予告編

19歳のアンドリュー・ニーマンは、バディ・リッチのような「偉大な」ジャズドラマーになることに憧れ、アメリカで最高峰の音楽学校、シェイファー音楽院へと進学。

そんなアンドリューを待っていたのは、伝説の鬼教師テレンス・フレッチャー。常人に理解できない完璧を求め、浴びせられる容赦ない罵声。

やがてレッスンは狂気を帯び、加速の一途を辿る。

② 「セッション」のキャスト

「セッション」のキャスト


役名俳優
アンドリュー・ニーマン
Andrew Neiman
マイルズ・テラー
Miles Teller
テレンス・フレッチャー
Terence Fletcher
J・K・シモンズ
J. K. Simmons
ジム・ニーマン(アンドリューの父)
Jim Neiman
ポール・ライザー
Paul Reiser
ニコル
Nicole
メリッサ・ブノワ
Melissa Benoist
ライアン・コノリー
Ryan Connolly
オースティン・ストウェル
Austin Stowell
カール・タナー
Carl Tanner
ネイト・ラング
Nate Lang
フランクおじさん
Uncle Frank
クリス・マルケイ
Chris Mulkey
エマおばさん
Aunt Emma
スアンヌ・スポーク
Suanne Spoke
Mr.クラマー
Mr. Kramer
デイモン・ガプトン
Damon Gupton
寮の隣人
dorm neighbour
マックス・カッシュ
Max Kasch
ダスティン
Dustin
チャーリー・イアン
Charlie Ian
トラヴィス
Travis
ジェイソン・ブレア
Jayson Blair
グレッグ
Greg
コフィ・シリボー
Kofi Siriboe
ソフィー
Sophie
カヴィタ・パティル
Kavita Patil

③ デイミアン・チャゼル監督

その後「ラ・ラ・ランド」で監督・脚本をつとめ高い評価を得たデイミアン・チャゼルの名を轟かせる由縁となったのが「セッション」です。

彼はミュージシャンを志していたこともあったようで、作品からは彼の音楽への情熱が感じられます。

幼い頃は映画を作ることを夢見ていたそうですが、高校でジャズ・ドラムに打ち込んだ経験があり、この時に厳格な音楽教師の指導を受けたことが映画作りのヒントになったそうです。

④ 驚きの本人演奏

驚きの本人演奏

主役のアンドリュー・ネイマンを演じたマイルズ・テラーは、劇中のほとんどの演奏をこなしました。

ドラマーとして10年以上経験があるとはいえ、映画の準備のために1日4時間、週3日追加のレッスンを受けたりとかなり努力をしたようです。

またコーチ役のJ・K・シモンズも大学では音楽を学んでおり、ピアノも実奏だそうです。

⑤ 蓋を開ければ全力体育会系

蓋を開ければ全力体育会系

ジャズを学ぶ映画と軽い気持ちで観始めると驚くほど体育会系の内容で場合によっては驚く人もいるかもしれません。

シャファー音楽院での野心的なジャズドラマーと虐待的な完璧主義のバンドリーダーの関係は次第に深くなっていきますが、それは表面上には一切現れていません。

音楽をプロとしてやる人はここまで苦しい世界が待っていることもあるのかと、主人公に思い知らされます。

血に汗に涙に、ものすごい図ですが、心を芯から震わされる作品です。

ドラマーとして成長したいニーマンは次第に狂気すぎる方向へ進んでいきますが、その世界観を理解できるかどうかは難しいかもしれません。

人によってはものすごく引き付ける作品ですが、人によってはものすごく遠ざけてしまう作品でもあります。

⑥ 誰も見たことがない衝撃のラスト

誰も見たことがない衝撃のラスト

ラスト9分のエンディングは映画史に残る痛快シーンです。

衝撃的なドラムソロに鳥肌が立つこと間違いなし。

これはニーマンによるある種の復讐であり、それを受けたフレッチャーとの戦いでもあります。

原題の「Whiplash(ウィップラッシュ)」とは、ムチ打ち症という意味で、首に大きな負荷がかかるドラマーならではの表現。

X JAPANのYOSHIKIが一時期首にコルセットを巻いてましたよね。本気であればあるほどあーなってしまいやすいんです。

これは単に「セッション」では片づけられないくらい、本気のぶつかり合いであるということを意味しています。

⑦ 賞賛の嵐

アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞やサンダンス映画賞など、なんと142のノミネートと51もの賞を受賞し、新人監督作品でありながら世界中で非常に高い評価を得ています。

・オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・第87回アカデミー賞
助演男優賞 J・K・シモンズ
アカデミー編集賞 トム・クロス
アカデミー録音賞 クレイグ・マンベン・ウィルキンストマス・カーリー

・アフリカン・アメリカン映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

・女性映画ジャーナリスト同盟
助演男優賞 J・K・シモンズ

・アメリカン・フィルム・インスティチュート
Top Ten Movies of the Year

・オースティン映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ボストン映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

・英国アカデミー賞
助演男優賞 J・K・シモンズ
アカデミー編集賞 トム・クロス
アカデミー録音賞 クレイグ・マンベン・ウィルキンストマス・カーリー

・カルガリー国際映画祭
オーディエンス・チョイス・ナラティブ・アワード デイミアン・チャゼル

・シカゴ映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ
編集賞 トム・クロス
有望フィルムメイカー賞 デイミアン・チャゼル

・放送映画批評家協会賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ダラス・フォートワース映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ドーヴィル映画祭
オーディエンス・アワード
グランプリ

・デトロイト映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ
最優秀新人賞 デイミアン・チャゼル

・インディペンデント・スピリット賞
助演男優賞 J・K・シモンズ
編集賞 トム・クロス

・フロリダ映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ
批評家協会賞 トム・クロス

・ゴールデングローブ賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ヒューストン映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

・国際オンライン映画批評家の投票(International Online Film Critics’ Poll)
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ロンドン映画批評家協会賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ロサンゼルス映画批評家協会賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ミルバレー映画祭
オーディエンス・アワード デイミアン・チャゼル

・ニューヨーク映画批評家協会賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ニューヨーク映画批評家オンライン
助演男優賞 J・K・シモンズ

・日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
外国作品賞

・パームスプリングス国際映画祭
スポットライト賞 J・K・シモンズ

・サンタバーバラ国際映画祭
ヴァーチュオソス賞 J・K・シモンズ

・サテライト賞
助演男優賞 J・K・シモンズ
録音賞 クレイグ・マンベン・ウィルキンストマス・カーリー

・サターン賞
インディペンデント映画賞

・全米映画俳優組合賞
助演男優賞 J・K・シモンズ

・セントルイス映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ
オリジナル脚本賞 デイミアン・チャゼル

・サンダンス映画祭
観客賞 デイミアン・チャゼル
グランプリ デイミアン・チャゼル

・トロント映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

・バリャドリッド国際映画祭
新人監督賞 デイミアン・チャゼル

・ヴィレッジ・ボイス・フィルム・ポール
助演男優賞 J・K・シモンズ

・ワシントンD.C.映画批評家協会
助演男優賞 J・K・シモンズ

ノミネートは除外して受賞した賞だけを並べてもこれだけの賞を受賞しています。J・K・シモンズはほとんどの賞で助演男優賞を受賞していますね。

⑧ 「セッション」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は284件のレビューに基づく93%の肯定的批評で平均評価が8.54/10ととても高い評価。

Metacriticでは49件のレビューに基づき、平均スコアは100点満点中88点とこちらも高評価。

⑨ 「セッション」日本での評価

Yahoo!映画での評価は7,944件のレビューで平均評価は4.1とかなり高い評価。

映画.comは687件中4.1とこちらも非常に高い評価です。

映画レビューサイトFilmarksでは25,262件のレビューで4と、2万件以上のレビューとしては非常に高い評価と言えます。

⑩ 「セッション」のトリビア

「セッション」のトリビア

・この映画は19日で撮影されました。

・より激しい練習シーンでは、監督は「カット!」と叫ぶことはありませんでした。マイルズ・テラーが疲れ果てるまでドラムを叩き続けるように。

・映画の監督兼作家であるデイミアン・チャゼルは、映画の資金を調達できなかったため、代わりに短編映画に変えて、2013年のサンダンス映画祭に提出しました。短編映画は最終的に短編審査員賞を受賞し、彼はすぐに資金を得ました。

・15歳の時からドラムを演奏してきたマイルズ・テラーは、ジャズドラムの活発で型破りなスタイルのために手に水ぶくれを受け取りました。その結果、彼の血の一部はドラムスティックとドラムセットにありました。

・平手打ちのシーンは、J・K・シモンズが模倣するだけでいくつかのテイクを撮影しました。最後のテイクでは、本気の平手打ちでシーンを撮影することにしました。これが映画のテイクです。

・この映画は、アカデミー作品賞にノミネートされた史上最低の収益を上げた映画の1つです。

・ビジュアルダブルが使用されましたが、アンドリューのドラムはすべてマイルズ・テラー自身が事前に録音したトラックに対して実行しました。マイルズ・テラーのドラムの約40%がサウンドトラックで使用されました。

・ニコールとのデートで、アンドリューが1938年からジャッキーヒルによって認識した曲が背景に登場します。ジャッキーヒルという名前のそのようなジャズアーティストは存在しません。

・ライアン役のオースティン・ストウェルはドラムの経験がなく、ドラムで3曲を学び、彼の役割の準備をするのに1か月しかありませんでした。

まとめ

「セッション」について簡単ではありますがまとめてみました。

今日本で公開されたらもしかするとパワハラ扱いになっちゃうんじゃないかとも思いますが、本気同士のぶつかり合いがこうも作品のレベルが上がるのかと実感させられる作品です。

内容は至ってシンプルなだけにドキュメンタリーの中に本気が見えるような映画な気がします。

NetflixでもHuluでも観る事ができるようですので、是非見て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

建島 陽一

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。