【映画】おすすめ「ピッチ・パーフェクト」のあらすじ・トリビア・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

【映画】おすすめ「ピッチ・パーフェクト」のあらすじ・トリビア・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

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今回おすすめするのは、2012年に公開され続編も公開されたミュージカルコメディ映画「ピッチ・パーフェクト」

「トワイライト」シリーズや「マイレージ、マイライフ」で有名なアナ・ケンドリック主演で、アカペラグループ「バーデン・ベラーズ」のストーリーが受けて世界的に大ヒットしたシリーズの1作目です。

ご存知の方も多いとは思いますが「ピッチ・パーフェクト」のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビア、感想・評価・レビューなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

「ピッチ・パーフェクト」のあらすじ・トリビア・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ピッチ・パーフェクト」のあらすじ

映画『ピッチ・パーフェクト』日本版予告

音楽プロデューサーになることを夢見るベッカは、父親が教授を務めるバーデン大学へ自身の意に反して入学。

大学内での活動に一切の興味を抱けない彼女は校内ラジオ局でのアルバイトが唯一の楽しみだったがある日、ベッカがシャワーを浴びながら鼻歌を歌っていると、それをたまたま聞いたクロエから大学の女性アカペラグループ「バーデン・ベラーズ」への参加を勧められ流されるままにグループに加入したが…。

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② 「ピッチ・パーフェクト」のキャスト

「ピッチ・パーフェクト」のキャスト

役名 俳優
ベッカ
Beca Mitchell
アナ・ケンドリック
Anna Kendrick
ファット・エイミー
Patricia "Fat Amy" Hobart
レベル・ウィルソン
Rebel Wilson
オーブリー
Aubrey Posen
アンナ・キャンプ
Anna Camp
クロエ
Chloe Beale
ブリタニー・スノウ
Brittany Snow
ステイシー
Stacie Conrad
アレクシス・ナップ
Alexis Knapp
シンシア
Cynthia Rose Adams
エスター・ディーン
Ester Dean
ジェシカ
Jessica
ケリー・ジェイクル
Kelley Alice Jakle
デニス
Denise
ワネター・ワルムスレイ
Wanetah Walmsley
アシェリー
Ashley
シェリー・リグナー
Shelley Regner
リリー
Lilly Onakuramara
ハナ・メイ・リー
Hana Mae Lee
ジェシー
Jesse Swanson
スカイラー・アスティン
Skylar Astin
バンパー
Bumper Allen
アダム・ディヴァイン
Adam DeVine
ベンジー
Benji Applebaum
ベン・プラット
Ben Platt
ドナルド
Donald
ウトカルシュ・アンベードカル
Utkarsh Ambudkar
ユニサイクル
Unicycle
マイケル・ヴァイルエト
Michael Viruet
コリオ
Kolio
デイビット・デル・リオ
David Del Rio
ジョン・スミス
John Smith
ジョン・マイケル・ヒギンズ
John Michael Higgins
ゲイル
Gail Abernathy-McKadden
エリザベス・バンクス
Elizabeth Banks
ミッチェル教授(ベッカの父)
Dr. Mitchell
ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
John Benjamin Hickey
ルーク
Luke
フレディー・ストローマ
Freddie Stroma
キミー
Kimmy Jin
ジンヒ・ジュン
Jinhee Joung

③ 魅力満点のアカペラ界

魅力満点のアカペラ界

映画のオープニングのユニバーサルのテーマからアカペラのこの作品。

大学NO.1、さらには、地区大会優勝を目指すアカペラグループの物語です。

現地のサークルや寮の様子など、キャンパスライフの様子が伺えるのも魅力ですが、アカペラの世界がなんとも魅力的です。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカやヨーロッパではアカペラアーティストPentatonix(ペンタトニックス)の登場を皮切りにブームになりつつあります。

本作に登場するアカペラの魅力は、ロックやR&B、ヒップホップやジャズなどさまざまなジャンルの音楽を、ヒューマン・ビートボックスやボイス・パーカッションを使って個性豊かにアレンジし、オリジナル曲とはひと味違った作品に仕上げているところ。心地いいハモリが楽しめます。なかなか接する機会がないアカペラの世界を知るきっかけにもなります!

④ 挿入歌は大ヒット曲に

本作で最も有名な挿入曲は主演のアナ・ケンドリックが歌う"Cups (Pitch Perfect's When I'm Gone)"

Anna Kendrick - Cups (Pitch Perfect’s “When I’m Gone”) [Official Video]

実はこの曲、カバー曲で、1928年にカントリーバンド、The Carter Family(ザ・カーター・ファミリー)出した"Will You Miss Me When I'm Gone?"が元になっています。

Youtubeでは再生数4.5億回を記録しており、全米シングルチャートでも6位まで上り詰めました。また、SNSでも曲とコップを使ったこのシーンの完コピにチャレンジする動画が流行りました。

あなたもチャレンジしてみては?

⑤ 洋楽好きにはたまらない!

アカペラの心地いい声色で、今作のヒット曲が歌われているので、洋楽好きな方はノリノリで本作を観られること間違いなし。特にプールでの練習で"Just The Way You Are"を歌う彼女たちは圧巻です。

またRiff Offと呼ばれるアカペラ対決も見もので、曲のしりとりのように相手が歌っている歌詞に合わせて、同じ歌詞を含んでいるもので被せて歌い始めるというもの。

劇中では「80年代の女性歌手による曲」をテーマにワクワクするようなパフォーマンスが披露されています。

もちろん洋楽をあまり聞かない人でも、聴き心地のいいアカペラシーンはかなりオススメです。これをきっかけに洋楽を興味が湧いてくるかもしれません。

⑥ 本物のコメディアン、ファット・エイミー

本物のコメディアン、ファット・エイミー

グループのキーパーソンでもあり、おふざけで見る人を笑わせてくれるお笑い担当キャラのファット・エイミー。

他人から太ってると言われるのは嫌だから、自分から名乗っていこうというスタイルだそうです。

彼女を演じるレベル・ウィルソンはオーストラリア出身で、他の作品でも定評がある引っ張りだこなコメディアンです。

女優のニコール・キッドマンが出資した奨学金制度を利用し、ニューヨークの劇団「オーストラリアン・シアター・フォー・ヤングピープル」の一員として、コメディを学んだ経験をもっている彼女。

「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」での印象的なキャラクターや、「アイス・エイジ4」の声優も務め、多様に活躍しています。

本作でも圧倒的な存在感で、出し惜しみのないコメディアン全開っぷりを見せてくれています。爆笑間違いなしです!

⑦ パワーアップする彼女たちのアカペラ

パワーアップする彼女たちのアカペラ

大ヒットを記録した本作は続編が3まで製作されています。名曲のカバーが詰まったそれぞれのサントラもロングランでヒットしています。

さらに、4作目の噂をレベル・ウィルソンがトーク番組「エレンの部屋」で示唆しています。

大学アカペラ界No.1が叶った彼女たちが次に目指すのは全米No.1!

さらには大学を卒業してから社会人アカペラ部を結成していくまでになります。

その度に上がっていく、彼女たち自身の歌唱力とライバルのレベル。

メンバーの入れ替わりもあり、様々なハプニングを乗り越えながら一つになっていくベラーズ、ぜひ3までご覧ください。

⑧ 「ピッチ・パーフェクト」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は147件のレビューに基づく80%の肯定的批評で平均評価が6.4 / 10と高評価。

Metacriticでは33件のレビューに基づき、100点満点中66点とこちらも高め。

ラジオ・ネットワーク「NPR」で映画評論家のデイビット・エデルスタイン氏は、2012年のトップ映画のひとつに挙げており、Entertainment Weeklyは2012年の映画の中で最もいいサウンドトラック・アルバムだと評しています。

⑨ 「ピッチ・パーフェクト」日本での評価

Yahoo!映画での評価は1,273件のレビューで平均評価は3.6と平均より少し高い評価。

映画.comは143件のレビューで3.6。この記事を最初に投稿した2019年4月の時点では3.3だったので上がってます。

映画レビューサイトFilmarksでは‎8,331件のレビューで3.8と、平均よりも少し高い評価になっています。

⑩ 「ピッチ・パーフェクト」のトリビア

・この作品に出演したオーブリー役のアンナ・キャンプと、ジェシー役のスカイラー・アスティンはこの作品がきっかけで2016年に結婚しましたが、2019年4月、2年間の結婚生活の末離婚を発表しています。

アンナ・キャンプとスカイラー・アスティン

クロエを演じたブリタニー・スノウは、ファット・エイミー役のレベル・ウィルソンががほとんどのラインを即興で行っていたと語っています。バンパーとの間のストーリーは脚本がなく、バンパー役のアダム・ディヴァインと共に即興で行っていたようですね。

元々予定になかったアドリブを連発して、最終的にはところどころ切り取られてはいるが採用されたみたいです。

・バンパー役のアダム・ディヴァインは当初、「ピッチ・パーフェクト」というタイトルを見て野球映画だと思ったらしく、オーディションで歌を歌う準備ができていませんでした。プロデューサーは彼にどんな曲でも歌うように言いました、そして彼はドラマ「フルハウス」のテーマ曲を選びました。彼らは感銘を受け、彼はバンパーの役割として雇われました。

・映画の一部がLSUのキャンパスで撮影されたため、映画の特別上映が2012年9月25日にLSUスチューデントユニオンシアターで開催されました。

エリザベス・バンクスジョン・マイケル・ヒギンズは、1日ですべてのシーンを撮影しました。

・ゲイルの役割はもともとクリステン・ウィグのために書かれましたが、スケジュールの都合で辞退したため、映画のプロデューサーの1人であるエリザベス・バンクスが最終的にその役割を果たしました。

・ジェシカ役のケリー・ジェイクルは、2008年と2010年にUSC SoCalVocalsで実際にICCAを受賞しました。

エスター・ディーンが演じたシンシア・ローズの名前は、プリンスの曲「Starfish and Coffee」で言及された子供にちなんで名付けられました。

・バスが停車するガソリンスタンドは、実際にはロサンゼルスのバトンルージュにあるキーンのドライクリーナーです。 ディーンはその後閉鎖されました。

・映画では「スターシップ」という曲がバックグラウンドソングとして歌われています。映画の誰もが歌っていますが、サウンドトラックCDには収録されていません。

・ベッカが初めてキャンパスのラジオ局に入ると、「95.7 WBUJ」という声と、「Music for the independent mind」というスローガンが聞こえてきます。これは実際に、エマーソン大学のラジオ局である88.9WERSのスローガンです。

まとめ

「ピッチ・パーフェクト」について色々まとめてみました。

主題が歌なのでストーリーは非常にシンプルなのでわかりやすく、歌を楽しめる作品なので非常に見やすかったです。アンナ・キャンプは海外ドラマ「Glee(グリー)」にも出演していたそうですが、シーズン1の1エピソードだけなので覚えてませんでしたがもう一度見てみようかなと。

そして「Glee(グリー)」と比較している方もいるようですが、選曲から全然違いますし、どっちがいいかというと個人的には「Glee(グリー)」も好きなので甲乙つけがたいんですけどそれぞれの楽しさがあると言えるかと思います。

前はNetflixにあったんですが今はAmazonプライムビデオなどのレンタルでしか観られないようです。

「ピッチ・パーフェクト2」「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」についてもいずれ書こうと思います。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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ハピネット ピーエム
この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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