【映画】DCEU「シャザム!」のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説
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DCコミックスのクロスオーバー作品「DCエクステンデッド・ユニバース(通常DCEU)」の7作目として製作され、2019年に公開された「シャザム」。
公開時期が「アベンジャーズ/エンドゲーム」と近かった事もありあまり話題にならずに終わってしまいましたが、ポップで子供でも楽しめる作品として面白い作品です。
ご存知の方も多いとは思いますが改めてあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントなど、その概要をご紹介したいと思います。
「シャザム」をまだ観たことがない方はこれを機会に是非おすすめしたい映画です。
※なるべくネタバレ回避していますが、あらすじや解説で少しだけ内容に触れている部分もあります。
「シャザム」のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「シャザム」のあらすじ
幼い頃に母親と離れ離れになり、孤児となったビリー・バットソンある日、「永遠の岩」に住む魔術師シャザムからスーパーパワーを与えられ、「S=ソロモンの知力」「H=ヘラクラスの強さ」「A=アトラスのスタミナ」「Z=ゼウスのパワー」「A=アキレスの勇気」「M=マーキュリーの飛行力」という6つの力をあわせもつヒーロー「シャザム(SHAZAM)」に変身できるようになる。
② 「シャザム」のキャスト(出演者)
役名 | 俳優 |
---|---|
ビリー・バットソン Billy Batson | アッシャー・エンジェル Asher Angel |
シャザム Shazam | ザッカリー・リーヴァイ Zachary Levi |
Dr.サデウス・シヴァナ(ヴィラン) Dr. Thaddeus Sivana | マーク・ストロング Mark Strong |
幼いサデウス young Thaddeus | イーサン・プギオット Ethan Pugiotto |
フレディ・フリーマン(ビリーの養兄弟) Frederick "Freddy" Freeman | ジャック・ディラン・グレイザー Jack Dylan Grazer |
スーパーヒーロー・フレディ(青のスーツ) Super Hero Freddy | アダム・ブロディ Adam Brody |
魔術師シャザム Shazam | ジャイモン・フンスー Djimon Hounsou |
ダーラ・ダドリー(ビリーの養姉妹) Darla Dudley | フェイス・ハーマン Faithe Herman |
スーパーヒーロー・ダーラ(紫のスーツ) Super Hero Darla | ミーガン・グッド Meagan Good |
メアリー・ブロムフィールド(ビリーの養姉妹) Mary Bromfield | グレイス・フルトン Grace Fulton |
スーパーヒーロー・メアリー(赤のスーツ) Super Hero Mary | ミシェル・ボース Michelle Borth |
ユージーン・チョイ(ビリーの養兄弟) Eugene Choi | イアン・チェン Ian Chen |
スーパーヒーロー・ユージーン(グレーのスーツ) Super Hero Eugene | ロス・バトラー Ross Butler |
ペドロ・ペーニャ(ビリーの養兄弟) Pedro Peña | ジョバン・アルマンド Jovan Armand |
スーパーヒーロー・ペドロ(緑のスーツ) Super Hero Pedro | D.J. コトローナ D. J. Cotrona |
ローザ・バスケス(ビクターの妻) Rosa Vasquez | マルタ・ミランズ Marta Milans |
ビクター・バスケス(グループホームの家主) Victor Vasquez | クーパー・アンドリュース Cooper Andrews |
スーパーマン(スーツアクター) Superman | ライアン・ハンドリー Ryan Handley |
③ 見た目はオトナ、中身はコドモ
「見た目はオトナ、中身はコドモ」で思い出すのはトム・ハンクス主演の1988年の映画「ビッグ」。
どちらもコメディ要素満載ですが、「ビッグ」の場合は会社員として仕事をするので有り得ない現実の中にもリアリティがあります。
「シャザム」の場合は大人にはなりますが同時にスーパーパワーも手に入れてしまうので題材が一緒でも全然違う内容です。
海外の子供ならやりそうなことが詰め込まれてるのでその面白さと、使いこなしきれていないスーパーパワーが面白さを倍増させています。
④ スーパーパワーも手に入れてしまった責任
シヴァナというヴィランが現れてしまい、倒せるのはシャザムだけというプレッシャーに立ち向かうものの、結局子供なのであきらめてしまいます。
「責任」が重くのしかかるという事実は大人でも投げ出したくなるのに、「責任」を持つことに慣れてない子供にはその重圧はとんでもないものだと思います。それらの描写は妙にリアルです。
⑤ 132分にちょっと詰め込み過ぎ?
ヒーローものの映画で第1作目となると「ヒーローの誕生」や「ヴィランの誕生」、そして「ヴィランを倒すまでの苦悩」がだいたい描かれるものですが、132分にしてはやや詰め込み過ぎなのかなとも思える展開の早さもあります。
しかしこれが子供向けなんだと考えればこれでいいのかもしれませんね。
⑥ ジャスティス・リーグへの展開は?
エンドクレジットではスーツのみでしたがスーパーマンも登場し、ジャスティス・リーグへの展開も匂わせてましたね。
ただ「ジャスティス・リーグ」そのものが続編に対して消極的になってますし、どのような形で進んでいくのか・・・この辺りの計画性は残念ながらMCUと比べて大きく劣ってしまう点でもあります。
⑦ 何度でも観れるアメコミ映画
アメコミ映画、特にDCの作品はダークな風潮があるため観る側としても少し気合いが必要なときがありますが、その反面「シャザム」は他の作品に比べると非常にわかりやすい展開で何度でも楽しめる作品です。
MCUでは味わえない類の作品ですね。
⑧ 「シャザム」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は385件のレビューに基づく90%もの前向きなレビューで評価は7.28と高め。
Metacriticでは53件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中71点とこちらも高め。
CinemaScoreによって投票された視聴者は、A +からFのスケールで映画の平均グレードを「A」と評価
「ワンダーウーマン」「アクアマン」「ジャスティス・リーグ」に比べテイストがガラリと変わったDCEU作品として高い評価を受けているようです。
⑨ 「シャザム」日本での評価
Yahoo!映画での評価は1,846件のレビューで平均評価は3.7と非常に高めの評価に。
映画.comも同様で265件中3.7とこちらも高評価。
映画レビューサイトFilmarksでは7,601件のレビューで3.7と、こちらも非常に高評価になっています。
日本版での吹替監修には、テレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画『銀魂』などで知られる福田雄一監督が担当することになり、福田節がさく裂してしまったため吹き替えキャストへの難色を示す人の多く、こちらが話題になってしまいました。
⑩ 個人的な感想
おもしろかったが故に物足りなさも感じましたが、2022年にはシャザムの続編が公開されるようなのでどのような展開になっていくのか今から非常に楽しみです。
まとめ
「シャザム」について色々まとめてみましたが、Netflixで見られるようなので、気になった方は是非観て頂きたいです。