【映画】Netflixおすすめ「エクスティンクション 地球奪還」のあらすじ・キャスト・トリビア・ネタバレ・感想・評価・レビューなど徹底解説
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2018年にNetflixで配信された映画「エクスティンクション 地球奪還」は、アントマンでおなじみマイケル・ペーニャ主演のSFスリラー。
異質な敵に人々が襲われて惨殺される悪夢を繰り返し見る主人公が、医者に診てもらうため病院に行ったところ、同じ悪夢を見た男に会って悪夢は真実であると聞かされ行動を起こすというストーリー。
実はこの映画、海外での評価が非常に低いんです。
しかし私を含め、面白いと感じている人もいるようなので、「エクスティンクション 地球奪還」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
※なるべくネタバレ回避しているので誰でもご覧になれると思いますが、あらすじや解説で少しだけ内容に触れている部分もあります。
Netflixおすすめ「エクスティンクション 地球奪還」のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「エクスティンクション 地球奪還」のあらすじ
エンジニアのピーターは異質な敵に人々が襲われて惨殺される悪夢を繰り返し見る。悪夢は家族にも悪影響を与え始め、妻のアリスは医者に診てもらうよう求める。仕事でもミスを犯し、上司のデヴィッドから病院を紹介される。職場で悪夢を見て意識を失い、家族との約束をすっぽかす。病院に行ったピーターは、同じ悪夢を見た男に会って悪夢は真実であると聞かされる。ピーターは医者に会わずに帰宅し、途中で望遠鏡を買う。
② 「エクスティンクション 地球奪還」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
ピーター Peter | マイケル・ペーニャ Michael Peña |
アリス(ピーターの妻) Alice | リジー・キャプラン Lizzy Caplan |
ハンナ(ピーターとアリスの娘) Hanna | アメリア・クラウチ Amelia Crouch |
ルーシー(ピーターとアリスの娘) Lucy | エリカ・トレンブレイ Erica Tremblay |
デヴィッド(ピーターの上司) David | マイク・コルター Mike Colter |
マイルズ(兵士) Miles | イズラエル・ブルサード Israel Broussard |
レイ Ray | レックス・シュラプネル Lex Shrapnel |
サマンサ(レイの妻) Samantha | エマ・ブース Emma Booth |
ミーガン(レイとサマンサの娘) Megan | リリー・アスペル Lilly Aspell |
フィル Phil | マイケル・アブサロム Michael Absalom |
③ ピーター一家
ピーターの家族は4人。ハンナはどう見てもブルゾンちえみにしか見えません。
一見普通の家族なんですが実は…という大どんでん返しがこの映画の面白い要素になっているんですが、そこがあまりにも大どんでん返しのため拒否反応を起こしてしまう人もいるようです。
④ デヴィッドは敵か味方か?
デヴィッドはピーターの上司。
悪夢を見続けるピーターに病院を紹介します。
しかしピーターが悪夢を見続ける理由を知っているような描写もあり、最初は敵か味方かわかりません。
後半になればデヴィッドが理解できるようになります。
マーベル好きの人はアントマン出演者とルーク・ケイジが共演してるので違和感があるかもしれませんね。
⑤ マイルズは敵か味方か?
地球にやってきた異星人からの侵略から逃げるピーター一家。
そこでピーターは銃で一人の異星人を倒します。
異星人はマイルズと名乗り、身なりは人間そのもの。
物語の後半までその理由は語られません。
⑥ 元々マイケル・ペーニャ主演ではなかった
マイケル・ペーニャは代役から主演となりました。
元々主演でオファーを受けていたのはジェームズ・マカヴォイ。
最初に監督として起用されたジョー・ジョンストンが降板して、ベン・ヤングが監督に起用され、その後ジェームズ・マカヴォイも降板してしまい、マイケル・ペーニャが起用されました。
同年に公開されマイケル・ペーニャも出演している「アントマン&ワスプ」の撮影前にはもう撮り終わっていたようですね。
⑦ ただの侵略映画ではない
「エクスティンクション 地球奪還」は、エイリアンが地球に侵略するようなよくあるSF映画ではありません。
ピーターの見る悪夢がやがて現実となる光景、そして謎の異星人マイルズから明かされる真実。
少なくともそこまで見ないとこの映画は理解できないままになってしまいます。
⑧ 「エクスティンクション 地球奪還」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)では、今のところ23のレビューがあり、批評家支持率は39%と低め。レーティングは4.16/10となっています。
レビューによると「エクスティンクションはいくつかの興味深いアイデアを持っているが、映画の混乱したプロットと欲求不満な終わり方。」だと書いてありますね、たしかに急展開のボリュームが少し大きいので置いて行かれるような気分になる人もいるかもしれません。
他にもウェブサイト「Metacritic」には6件のレビューがあり、加重平均値は40/100とこれも低め。
イギリスの大手一般新聞「The Guardian」のジャック・ネヴィンスは本作に5つ星評価で星2つを与え、「映画館の大スクリーンで鑑賞できなくなった結果、本作の欠点はより浮き彫りになり、良い面は弱くなった」と評しています。
スケールが大きいので大画面で見たい作品ではありますが、映画館で見るとまた違うのかもしれません。
⑨ 「エクスティンクション 地球奪還」日本での評価
映画.comでは6件中2.9と良くない評価と言えます。
映画レビューサイトFilmarksでは552件のレビューで3.4と、こちらも良いとは言えない結果です。
ただの侵略系の映画とはまた違うので、疑問の時間がちょっと長すぎるのかもしれません。
⑩ 「エクスティンクション 地球奪還」のトリビア
・「エクスティンクション 地球奪還」の脚本は2013年にブラックリスト入りされていました。
つまり脚本を書いたブラッド・ケインがアップロードして、興味を持った製作者がコンタクトをとって実現されたっていうわけですね。
・この映画は元々、ユニバーサルが全国的な劇場公開のために制作したものでしたが、代わりに非公開の金額でNetflixにオフロードされました。
・この映画は、セルビアのベオグラードで40日間にわたって撮影されました。
・電車のシーンもセルビアのベオグラードで撮影されました。列車は定期的にこの状態で運行しているため、列車は「補修」を必要としませんでした。 地下鉄の駅は、まだ完成していない地下鉄路線のために作られました。
・アリス役のリジー・キャプランの実生活の夫であるトム・ライリーは、ピーターに警告するウェルネスセンターの患者であるクリスを演じています。
・これは、監督を務めたベン・ヤングがサマンサ役のエマ・ブースを起用するのは2016年の映画「アニマルズ 愛のケダモノ」に続く2番目の作品で、2人は10年来の友人だそうです。
・彼らの本当の存在状態への手がかりは、映画の冒頭で際立っています。特にパーティーシーンで。 アパート全体が人でいっぱいですが、誰も食べたり飲んだりしていません。実際、見られる飲み物や食べ物はまったくありません...
まとめ
「エクスティンクション 地球奪還」は、SF映画としては非常におもしろかったです。
そして感情をどこに持っていけばいいのかわからなくなるような映画でもあります。
遠い未来にもし起こりうるとしたら、とそこまで考えられる作品です。
「エクスティンクション 地球奪還」について色々まとめてみましたが、ご覧になった方の感想は「おもしろい」か「つまらない」の両極端かもしれません。
ポイントは最後の大ドンデン返し。これを良しとするかどうかです。
それでも是非見て頂きたいので今回記事にさせて頂きました。
Netflixでのみ見る事ができるので、まだ契約されていないかたは是非。