【映画】MCU「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
2014年に公開されたSFアクション映画、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
ジェームス・ガンが監督を務め、クリス・プラットやゾーイ・サルダナが出演する同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う「マーベル・シネマティック・ユニバース(通称MCU)」シリーズとしては第10作目となる作品です。
ご存知の方も多いとは思いますが今回は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のあらすじ
1988年、母親を亡くしたばかりの幼いピーター・クイルはヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズによって地球から拉致される。
それから26年後の2014年、惑星モラグで成長したクイルがオーブを盗み出そうとしたところ、同じくそれを狙うクリー人のテロリストロナンの部下のハンターコラスと遭遇する。クイルはオーブを持って逃亡するが、横取りを知ったヨンドゥは彼を捕らえるために懸賞金を掛け、一方でロナンはオーブ強奪のために最強の暗殺者ガモーラを派遣した。
② 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
ピーター・ジェイソン・クイル(スター・ロード) Peter Quill (Star-Lord) | クリス・プラット Chris Pratt |
ガモーラ Gamora | ゾーイ・サルダナ Zoe Saldana |
ドラックス・ザ・デストロイヤー Drax the Destroyer | デイヴ・バウティスタ Dave Bautista |
グルート Groot | ヴィン・ディーゼル Vin Diesel |
ロケット Rocket | ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper |
ロナン・ジ・アキューザー Ronan the Accuser | リー・ペイス Lee Pace |
ヨンドゥ・ウドンタ Yondu Udonta | マイケル・ルーカー Michael Rooker |
ネビュラ Nebula | カレン・ギラン Karen Gillan |
コラス・ザ・パーサー Korath | ジャイモン・フンスー Djimon Hounsou |
ローマン・デイ Rhomann Dey | ジョン・C・ライリー John C. Reilly |
イラニ・ラエル Irani Rael | グレン・クローズ Glenn Close |
タニリーア・ティヴァン(コレクター) Taneleer Tivan (The Collector) | ベニチオ・デル・トロ Benicio del Toro |
サノス Thanos | ジョシュ・ブローリン Josh Brolin |
クラグリン・オブフォンテリ Kraglin Obfonteri | ショーン・ガン Sean Gunn |
メレディス・クイル(ピーターの母) Meredith Quill | ローラ・ハドック Laura Haddock |
老人 Xandarian Ladies' Man | スタン・リー Stan Lee |
③ MCU初のチーム作品
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は2012年に大ヒットした「アベンジャーズ」の2年後に公開された映画で、「アベンジャーズ」シリーズの中でとても重要になる作品です。
この数年後に公開された「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも深く関わってきます。
名前に「アベンジャーズ」とつかず、初の単体作品ではなくチームでの作品なので「アベンジャーズ」シリーズに入ってないと思われがちですが、この映画を見ないとこの後公開された作品のストーリーが理解できなくなるほど大きな鍵を握っています。
④ 銀河をまたにかけるヒーロー
「アベンジャーズ」は地球を主に活動するヒーローですが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は色々な惑星を行き来し、銀河をまたにかけて活動するヒーローです。
出会いは敵同士で戦っていましたが「オーブ」を取り返すため団結し、ラストには最高の仲間になります。
「I am Groot.」しか喋らなかったグルートが「“We are” Groot.」と言って自分を犠牲にして仲間を守ったシーンは本当に感動します。
⑤ インフィニティ・ストーン
この映画の鍵となった「オーブ」の中には「インフィニティ・ストーン」が入っており、今作に登場した「パワー・ストーン」には「文明を全滅させる力」があります。
この「インフィニティ・ストーン」はマーベル・コミックスの世界に登場する重要な物体で、MCUにおいては、宇宙誕生以前から存在した6つの特異点が、大爆発によって宇宙が誕生した際に6つのエネルギーの結晶に姿を変えたもの、とされています。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にも登場し、驚く展開を生み出すことになります。
⑥ ロケットとグルート
今回は個人的にロケットとグルートが特に目立った作品だと感じました。
今までも他のマーベル作品に登場はしていたものの、そこまで有名になることはありませんでした。
でもこの作品ではロケットの男らしさ、グルートの優しさなど二人の魅力がたっぷり出ていたと思います。
私は完全にロケットの虜になりました。
⑦ 純粋なヒーローではない新たな魅力
「今まで悪さをしてきた人たちが今度はヒーローになって助ける立場になる」というのはありがちな展開だったりしますが、こんなに満足感のある作品はそんなに多くありません。
「早く次を見たくなる」「彼らがどう過ごしているのか気になる」「小言でも言い合ってるんだろうな」そんな想像までできる余韻のある映画です。
⑧ 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は327件のレビューに基づく91%もの前向きなレビューで7.81/10と悪くない評価ですね。
ウェブサイトのコンセンサスは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、しばしばおどけたマーベルコミックのファンが期待するのと同じくらい不遜であり、面白くてスリリングで、心に溢れ、視覚的な素晴らしさでいっぱいです。」と評価されています。
Metacriticでは53件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中76点こちらも平均よりも高い評価。
市場調査サイトCinemaScoreでは、18歳未満および25~34歳の視聴者の間で「A +」を獲得しながら、映画にA +からFのスケールで「A」の平均グレードを与えました。
⑨ 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」日本での評価
Yahoo!映画での評価は3,695件のレビューで平均評価は4とこちらは高い評価。
映画.comは316件中3.9とこちらも比較的良い評価ではないでしょうか。
映画レビューサイトFilmarksでは10,463件のレビューで3.9と、こちらも悪くはない評価。
レビュー数が多いので5をつけた人もいれば2をつけた人もいて拮抗しているものの全体的にはいい評価だと言えます。
⑩ 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のトリビア
・デイブ・バウティスタがドラックス・ザ・デストロイヤーに起用されたとき、マーベルコミックの役を演じることに涙を流して大喜びしたそう。
・ヴィン・ディーゼルは、ロシア語、北京語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語など、いくつかの異なる言語で「I am Groot.」などすべてのセリフを録音し、世界中の映画で彼の本当の声を使用できるようにしました。
・監督を務めたジェームズ・ガンは、クリス・プラットのオーディションはとても良かったので、当時少しぽっちゃりしてた体重を減らしたり、時間内に体調を整えたりしなくても、彼にその役割を提供する準備ができていたと述べました。ジェームズ・ガンは、クリス・プラットの体に6パックにするCGIの用意があると冗談を言いましたが、クリス・プラットは50ポンド(約22kg)体重を落とすために6か月を与えるように頼み、彼は結局60ポンド(約27kg)のダイエットに成功しました。
・ヴィン・ディーゼルは、撮影当時親友であり「ワイルド・スピード」シリーズの共演者であるポール・ウォーカーの喪失に対処していました。グルートを演じたことで、彼の人生の暗い時期を乗り越えて助けになったとコメントしています。
・クリス・プラットは、スター・ロードとしての彼のパフォーマンスへの影響として、「スター・ウォーズ」シリーズのキャラクター、ハン・ソロと、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの主人公マーティ・マクフライを参考にしたそうです。
まとめ
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」について色々まとめてみました。
MCU作品をまだ一度も観たことがないには是非観てほしい作品ですし、アベンジャーズ系列しか観ていない方にも観てもらいたい作品です。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、ディズニープラスで視聴可能なので、是非観て頂きたい作品です。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
こちらも合わせてご覧ください。