【映画】Netflixおすすめ「ラストツアー The Last Laugh」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
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今回おすすめするのは、2019年1月に配信されたNetflixオリジナル映画「ラストツアー(原題:The Last Laugh)」が非常によかったので、この映画についてのあらすじやキャストなど徹底解説していこうと思います。
「ラストツアー The Last Laugh」は、Netflixオリジナル作品として配信されている映画で、リチャード・ドレイファス、チェビー・チェイス主演のコメディ映画。
原題の「Laugh」とは「笑い」という意味で、元コメディアンのバディ・グリーンと、元マネージャーのアル・ハートが偶然の再開して、舞台に復帰しようと奮闘するお話。
すっかり年老いてしまった2人がもう一度若い頃のように夢を追いかけるという割とありがちなストーリーではありますが、この2人がとにかく良いので、ご存知の方も多いとは思いますが「ラストツアー The Last Laugh」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
Netflixおすすめ「ラストツアー」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「ラストツアー」のあらすじ
現役中は芸能マネージャーとして腕を鳴らしたアルが老人ホームで再会したのは、昔のクライアントだったバディ。
50年ぶりの再会が、かつての夢に再び火をつける。
② 「ラストツアー」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
バディ・グリーン Buddy Green | リチャード・ドレイファス Richard Dreyfuss |
アル・ハート Al Hart | チェビー・チェイス Chevy Chase |
ドリス Doris Lovejoy | アンディ・マクダウェル Andie MacDowell |
マックス Max Becker | ルイス・ブラック Lewis Black |
ジーニー(アルの孫) Jeannie | ケイト・マイカッチ Kate Micucci |
チャーリー(バディの息子) Charlie Green | クリス・パーネル Chris Parnell |
ジャーニー Johnny Sunshine | ジョージ・ウォレス George Wallace |
ジンボ Jimbo | リチャード・カインド Richard Kind |
パレス・コミック Palace Comic | クリス・フレミング Chris Fleming |
③ 19年ぶりの主演を務めたチェビー・チェイス
日本でチェビー・チェイスをご存じの方、少ないかもしれません。
チェビー・チェイスと言えばNBCで放映中の公開コメディバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」。
1年間のみの出演でしたが、チェビー・チェイスの代名詞とも言えます。
映画では1992年の「靴をなくした天使」や、1993年の「ラスト・アクション・ヒーロー」などにも出演。
2000年の映画「スノーデイ 学校お休み大作戦」で初主演を務めましたが、今回実に19年ぶりの主演となりました。
④ リチャード・ドレイファスも久しぶりの主演
名優リチャード・ドレイファスも主演での映画出演は非常に久しぶりです。
リチャード・ドレイファスと言えば「未知との遭遇」や「スタンド・バイ・ミー」など70年代から80年代にかけての名作に多く出演しています。
特に1989年に主演を務めた映画「オールウェイズ」は未だに印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
※映画「オールウェイズ」はAmazonプレイムで観られるようです。
⑤ エド・サリヴァン・ショーとは
劇中では反映に「エド・サリヴァン・ショー」という言葉が出てきます。
「エド・サリヴァン・ショー」は1948から1971年にかけてCBSで放送されたバラエティ番組。
ゲストとのトークと彼らによる芸の披露が主になっていて、出演したゲストは、コメディアン、バレエダンサー、曲芸師、クラシック演奏家、オペラ、ポピュラー音楽のシンガー、後にはロックミュージシャンなど、ジャンルや人種を超えて多肢に亘った番組です。
ビートルズ、エルヴィス・プレスリー、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランなどがゲスト出演しています。
現在放送されている「トゥナイト・ショー」の原型のような番組で、劇中ではバディに出演オファーが来るもコメディアンを引退し、出演を見送った過去がある、という設定で反映に表現されています。
⑥ 静かに余生を過ごすか最後まで働くか
老人ホームに入居したアルは、実は死ぬまで働き続けたいと考えるタイプ。
一方バディは、静かに楽しく気ままに余生を過ごしたいタイプ。
そんな二人が出会い、お互いの価値観を知り、どう感じるのか。
映画としては割とよくある設定だと思うんですが、「静かに余生を過ごすか最後まで働くか」という両極端を見ている人にぶつけてくるのはなかなか考えさせられるものがありました。
みんないずれは年老いてしまいますからね。
⑦ 展開が読みやすく見やすい映画
元コメディアンがマネージャーと共に昔やり遂げられなかったことに挑戦する映画ですが、自分と照らし合わせた時に「才能」の問題などから感情移入できない方もいるかもしれません。
この映画は自分と照らし合わせるのではなく、バディとアルがどういう人生を生きてどこに向かおうとしてるのか考えながら見るとおもしろさも増すような気がします。
実のところ、年齢層によってはリチャード・ドレイファス、チェビー・チェイスの2人を知ってる人、少ないと思うんです。
なので、演者だけで考えればおじいちゃん2人のよくわからない映画でスルーしている人、多いと思います。
Netflixで紹介しているあらすじも非常に短い文章でまとめられているので、観ようという気になかなかなれないかもしれません。
しかし一度見始めたら最後まであっという間です。
リチャード・ドレイファス、チェビー・チェイスの2人を知ってる方も知らない方も是非見て頂きたいおすすめ作品ですね。
⑧ 「ラストツアー」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)では、今のところ15のレビューがあり、批評家支持率は55%の前向きなレビューで、5.38/10と平均的な評価。
コメントを見ると内容よりもリチャード・ドレイファス、チェビー・チェイスへの評価が非常に高いですね。
Metacriticでは4件のレビューで31%と低め。
やはりリチャード・ドレイファス、チェビー・チェイスの2人が出演しているから見る価値があるというような内容で、映画そのものに対しての言及は少なかったです。
⑨ 「ラストツアー」日本での評価
映画.comも同様で2件中3.4と割と平均的な評価。2件だけなのでそんなに悪い評価ではなさそうです。
映画レビューサイトFilmarksでは76件のレビューで3.2と、こちらも悪い評価ではないと言えますが、ちょっと良くないですね。
⑩ 「ラストツアー」のトリビア
・テキサス州ラボックのコメディクラブのシーンで、老婆役のピーチズ・デイビスがリチャード・ドレイファスにビール瓶(ゴム製の支柱)を投げたとき、1日目にボトルがリチャード・ドレイファスに真っ直ぐにぶつかったそうで、キャストとクルー全員が爆笑に包まれ、撮影が再開されるまでに数分かかったそうです。
・「for Paul Mazursky」というテロップは作家/監督のグレッグ・プリティキンが映画監督のポール・マザースキーのために出したものです。ポール・マザースキーから聞いた話が今作に影響を与えたとコメントしています。
まとめ
チェビー・チェイスはキャラクター設定のせいもあって本来のおもしろさがで出しきれてない様な気もしましたが、一方でリチャード・ドレイファスは存分に動き回っているので結果バランスもとれていて非常におもしろかったです。
こういった作品は個人的には王道な展開で進んでほしかったりもするので、観ていて気持ちのいいものでした。
「ラストツアー The Last Laugh」について色々まとめてみましたが、ご覧になった方の感想は「おもしろい」か「つまらない」の両極端かもしれません。
リチャード・ドレイファスの方がまだご存知の方も多いかもしれませんので、是非見て頂きたいので今回記事にさせて頂きました。
Netflixで観る事ができるので、まだ契約されていないかたは是非。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンやここに書いていない好きなシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。