マイティ・ソー/ダーク・ワールドはどんな映画?ネタバレありのあらすじやキャスト・見どころを解説

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  • 壮大な宇宙戦争が勃発!闇のエルフが全宇宙を闇に沈めようと迫る!
  • ソーとロキ、宿敵同士がまさかの共闘!兄弟の絆と裏切りが交錯する!
  • ロンドン市街で次元を超えた大決戦!地球を舞台に神々の戦いが炸裂!
  • 壮麗なアスガルドとド派手なアクション!ファンタジーとSFが融合する壮観ビジュアル!

マイティ・ソー/ダーク・ワールド(原題:Thor: The Dark World)』は、2013年のアメリカのスーパーヒーロー映画で『マイティ・ソー』の続編。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)全体では8作品目。クリス・ヘムズワースが主演を務め、『アベンジャーズ (2012)』での出来事のその後が描かれています。

目次

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の作品情報

原題 Thor: The Dark World
監督 アラン・テイラー
Alan Taylor
脚本 クリストファー・ヨスト
Christopher L. Yost
クリストファー・マルクス
Christopher Markus
スティーヴン・マクフィーリー
Stephen McFeely
原案 ドン・ペイン
Don Payne
ロバート・ロダット
Robert Rodat
原作 スタン・リー
Stan Lee
ラリー・リーバー
Larry Lieber
ジャック・カービー
Jack Kirby
『Thor』
公開 米:2013/11/8
日:2014/2/1
上映時間 112分

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のキャスト

ソー Thor
クリス・ヘムズワース Chris Hemsworth
アスガルドの雷神であり王子。人類と故郷を守るために戦う主人公。
ジェーン・フォスター Jane Foster
ナタリー・ポートマン Natalie Portman
地球の天体物理学者でソーの恋人。物語の鍵を握る存在。
ロキ Loki
トム・ヒドルストン Tom Hiddleston
ソーの義弟で策略に長けた神。複雑な立場から行動する。
エリック・セルヴィグ Erik Selvig
ステラン・スカルスガルド Stellan Skarsgård
地球の天文学者。前作からソーと関わりを持つ。
ヘイムダル Heimdall
イドリス・エルバ Idris Elba
虹の橋ビフレストを守護するアスガルドの番人。
マレキス Malekith
クリストファー・エクルストン Christopher Eccleston
闇のエルフの支配者で、全宇宙を闇に戻そうと企む。
アルグリム(カース) Algrim (Kurse)
アドウェール・アキノエ=アグバエ Adewale Akinnuoye-Agbaje
マレキスに忠誠を誓う戦士で、強大な怪物カースへと変貌する。
ダーシー・ルイス Darcy Lewis
カット・デニングス Kat Dennings
ジェーンの助手でユーモラスな存在。人間側の視点を加える。
ヴォルスタッグ Volstagg
レイ・スティーヴンソン Ray Stevenson
ソーを支える三人組「ウォリアーズ・スリー」の一員。
ファンドラル Fandral
ジョシュア・ダラス Josh Dallas
剣術に優れたウォリアーズ・スリーの一人。
ホーガン Hogun
浅野忠信 Tadanobu Asano
冷静沈着な戦士でウォリアーズ・スリーの一人。
シフ Sif
ジェイミー・アレクサンダー Jaimie Alexander
勇敢な女戦士でソーの良き仲間。
フリッガ Frigga
レネ・ルッソ Rene Russo
ソーとロキの母であり、アスガルドの女王。
オーディン Odin
アンソニー・ホプキンス Anthony Hopkins
アスガルドの王でソーとロキの父。全能の存在。
エイア Eir
アリス・クリーグ Alice Krige
アスガルドの医師で治療を担う。
アスガルドの看護師 Asgardian nurse
タルラ・ライリー Talulah Riley
アスガルドで患者を看護する役割を持つ。
リチャード Richard
クリス・オダウド Chris O’Dowd
ジェーンとデートをする一般男性。
タニリーア・ティヴァン(コレクター) Taneleer Tivan (The Collector)
ベニチオ・デル・トロ Benicio del Toro
宇宙の収集家でエンドクレジットに登場。
カリーナ Carina
オフィリア・ラヴィボンド Ophelia Lovibond
コレクターの助手。
イアン・ブースビー Ian Boothby
ジョナサン・ハワード Jonathan Howard
ダーシーのインターンで行動を共にする。
ボー Bor
トニー・カラン Tony Curran
オーディンの父でソーの祖父にあたる人物。
ティール Tyr
クライヴ・ラッセル Clive Russell
アスガルドの戦士で神々の一員。
エインヘリャル Einherjar
リチャード・ブレイク Richard Brake
アスガルドを守る精鋭兵士。
キャプテン・アメリカに変装したロキ(カメオ出演) Loki masquerading as Captain America (Cameo)
クリス・エヴァンス Chris Evans
ロキが姿を変えて登場するユーモラスなカメオシーン。
精神病棟の患者(カメオ出演) patient in a mental ward (Cameo)
スタン・リー Stan Lee
マーベル作品おなじみの原作者による特別出演。

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のあらすじ(ネタバレ)

アスガルドと九つの世界の間にある「闇のエルフ」が、古代に封印されたはずの邪悪な力“エーテル”を蘇らせようと暗躍。太古にオーディンの父によって滅ぼされたと思われていたマレキスが復活し、宇宙のすべてを闇で覆い尽くす計画を再始動する。

地球では天文学者のジェーンと出会い、彼女たちとの関わりを通して徐々に思慮深く変わっていく。一方、アスガルドでは弟ロキが王座を狙い、陰謀を巡らせていた。ソーの力の象徴であるムジョルニア(ハンマー)は地上に墜ち、誰にも抜けないまま封印されていた。

マレキスの侵攻に対抗するため、ソーは囚人となっていた弟ロキに助けを求める。反発し合いながらも共闘する2人だったが、戦いの最中にロキが命を落としたかのように見える出来事が起き、ソーは深い喪失感を抱える。

マレキスは“惑星直列”という天文現象を利用し、全世界を闇に染めようと最後の一手を打つ。ソーとジェーンはロンドンで激しい戦いを繰り広げ、最終的にエーテルを封印。宇宙の均衡を保つことに成功する。だがラストでは、ロキが密かに生存していたことが明らかになり、不穏な気配を残して幕を閉じる。

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の見どころ

舞台は神々と闇の軍勢の戦い

本作の背景は、太古にオーディンの父ボールが封印した「闇のエルフ」が復活し、宇宙を再び闇に戻そうとするところから始まります。

地球(ミッドガルド)もその脅威に巻き込まれ、ソーたちは九つの世界をまたにかけて奔走することになります。

ジェーンが巻き込まれる

今回はヒロインのジェーン・フォスターがただの巻き添えではなく、危険な“エーテル”に身体を侵食されるという重大なポジションに立たされます。

科学者としての知識と、神々の世界との関わりが複雑に絡み合い、ヒロインとしての存在感が格段に増しています。

物語の中心にある“エーテル”は、後にインフィニティ・ストーンのひとつ「リアリティ・ストーン」であることが明らかになります。

このことが、後の『インフィニティ・ウォー』や『エンドゲーム』への伏線となっており、MCUの大きな流れの中で重要な位置を占める作品となっています。

ロキとの共闘

最大の見どころのひとつは、ソーとロキの兄弟による共闘。愛する母を失ったことで一時的に心を通わせる2人ですが、相変わらずどこか信用できないロキの動向にハラハラさせられます。

戦いのなかで交わすやり取りや、意外な展開も注目です。

宇宙規模のスケール感

前作では地球とアスガルドの物語が中心でしたが、今作はさらに広がりを見せ、エルフ族の闇の軍勢との戦いを通じて宇宙全体を巻き込むスケールに発展します。

神話的なファンタジーにSF的要素が加わり、壮大なビジュアルと世界観を堪能できます。

ソーと家族のドラマ

アクションの合間には、ソーと母フリッガ、父オーディン、そして弟ロキとの関係性も深く描かれます。

特にフリッガの存在は物語に大きな影響を与え、ソーにとって家族の絆や責任感を再確認させる要素となっています。

ヒーロー映画でありながら人間的なドラマを味わえる点が見どころです。

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のトリビア

  • クリス・ヘムズワースは前作のときのようにウィッグを使うのではなく、より本物らしいロングヘアにするために1年以上髪を伸ばしました。

  • プロローグはアスガルド人/ダークエルフの衣装は窮屈で、戦闘シーンを効果的かつ説得力のあるものにするには不向きだったため実写とCGIを融合して撮影されました。シーン全体で人間の俳優が演じるキャラクターはマレキス、クルス、ボーの3人のみで、その他のキャラクターはすべてCGIです。

  • ソーは祖父ボーの像を誤って破壊し、ロキは自分がボーを殺したと皮肉を言います。マーベルコミックでは、ソーはロキの策略によって祖父ボーを殺害しました。

  • 原案を担当したドン・ペインはこの映画の公開前に骨肉腫で亡くなったため、彼にとって脚本を手掛けた最後の作品となりました。

  • ロキは当初全く登場せず、マレキスとダークエルフに重点が置かれる予定でしたが、『アベンジャーズ (2012)』でのロキの人気を受けて、脚本は書き直され、彼に大きな役割が与えられました。

  • ジェーン・フォスター博士がソーを平手打ちするシーンは、ナタリー・ポートマンがクリス・ヘムズワースを傷つけないように「フェイク平手打ち」を繰り返したため、何度も撮影し直されました。30テイクほど経った頃には、彼女は実際にソーを平手打ちしていました。

  • アラン・テイラー監督は​​、クルス役のアデワレ・アキノエ=アグバイエの演技に非常に感銘を受け、スタントマンの動きが彼と同じようにはできなかったため、すべてのスタントをアデワレに行わせました。

  • アラン・テイラー監督は​​、映画の出来栄えに不満を抱いていました。撮影中は完全な創作の自由が与えられていたにもかかわらず、「編集室から締め出され」、スタジオはポストプロダクション中に別の映画に変えてしまったそう。彼は「二度とこのような状況は繰り返したくないし、誰にも経験してほしくない」と語っています。

  • ソーのために、様々な用途に合わせて様々な重さのハンマーが約30本も製作されたそうで、そのうち雷が落ちると発光する「ライトハンマー」を含む5つのバージョンが最もよく使用されました。

  • ミッドクレジットシーンはジェームズ・ガンが監督しており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)』と関連しています。

参考リンク

感想とまとめ

マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、前作からさらに広がった宇宙的なスケールや、ソーとロキの複雑な関係性が描かれる作品です。

アスガルドや地球だけでなく、多様な世界をまたにかけた映像表現が目を引きます。

壮大な戦いの裏にある家族のドラマや、神々と人間それぞれの立場の違いも物語のポイントとなっています。

派手なアクションと神話的な世界観を背景に、シリーズの中での転換点となる位置づけを持つ1本と言えるでしょう。

タテシマ
個人的な評価は…

3.0

です!

簡単ではありますが『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』について色々まとめてみました。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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