ミッション:インポッシブルはどんな映画?ネタバレありのあらすじやキャスト・見どころを解説

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  • トム・クルーズ主演、頭脳と肉体を駆使した極限ミッションが始動!
  • 誰が味方で誰が裏切り者か──陰謀渦巻くスパイサスペンス!
  • 魅せ場満載!高速列車とヘリが激突する衝撃のクライマックス!
  • TVドラマの名作を現代的にアレンジしたスリリング・アクション!

ミッション:インポッシブル(原題:Mission: Impossible)』は1996年公開のアクションスパイ映画。テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦 (1966-1973)』とその続編『新スパイ大作戦 (1988-1990)』のリブートであり、トム・クルーズ主演でシリーズの第1作目作品です。

目次

『ミッション:インポッシブル』の作品情報

原題 Mission: Impossible
監督
Directed by
ブライアン・デ・パルマ
Brian De Palma
脚本
Writing Credits
(Screenplay by)
デヴィッド・コープ
David Koepp
ロバート・タウン
Robert Towne
原作
Writing Credits
(Story by)
デヴィッド・コープ
David Koepp
スティーヴン・ザイリアン
Steven Zaillian
原案
Writing Credits
(Based on)
ブルース・ゲラー(スパイ大作戦)
Bruce Geller (Mission: Impossible)
公開 米:1996/5/22
日:1996/7/13
上映時間 110分
制作費 8000万ドル
興行収入(世界) 4億5769万ドル
興行収入(日本) 36億円

『ミッション:インポッシブル』のキャスト

イーサン・ハント Ethan Hunt
トム・クルーズ Tom Cruise
IMF(不可能作戦部隊)の敏腕エージェントで、裏切りと陰謀の中で真相を追う主人公
ジム・フェルプス Jim Phelps
ジョン・ヴォイト Jon Voight
IMFチームのリーダーであり、イーサンの上司
クレア・フェルプス Claire Phelps
エマニュエル・ベアール Emmanuelle Béart
ジム・フェルプスの妻でIMFメンバー、謎多き存在
ジャック・ハーモン Jack Harmon
エミリオ・エステベス Emilio Estevez
IMFの技術担当でハッキングや電子機器に精通
サラ・デイヴィス Sarah Davies
クリスティン・スコット・トーマス Kristin Scott Thomas
IMFの女性エージェントで現場任務にあたる
ハンナ・ウイリアムズ Hannah Williams
インゲボルガ・ダクネイト Ingeborga Dapkūnaitė
IMFチームの一員で、潜入任務に参加
フランツ・クリーガー Franz Krieger
ジャン・レノ Jean Reno
元IMFメンバーで、ヘリ操縦や武器に長けた人物
ルーサー・スティッケル Luther Stickell
ヴィング・レイムス Ving Rhames
天才ハッカーでIMFの協力者となる
マックス Max
ヴァネッサ・レッドグレイヴ Vanessa Redgrave
闇市場で暗躍する情報ブローカー
ユージーン・キトリッジ Eugene Kittridge
ヘンリー・ツェニー Henry Czerny
IMFの長官で、イーサンに疑いの目を向ける
ウィリアム・ダンロー William Donloe
ロルフ・サクソン Rolf Saxon
CIA本部で機密情報を管理する職員
アレクサンドル・ゴリツィン Alexander Golitsyn
マーセル・ユーレス Marcel Iureş
IMFを裏切った外交官
フランク・バーンズ Frank Barnes
デイル・ダイ Dale Dye
CIAの高官で作戦の指揮をとる

『ミッション:インポッシブル』のあらすじ(ネタバレ)

IMF(不可能作戦部隊)のエージェント、イーサン・ハントは、プラハでの極秘任務に参加するが、作戦は失敗し仲間は次々と命を落とす。唯一生き残ったイーサンは、任務の背後に内通者がいると疑われ、自らもCIAから追われる身となる。

真相を探るため、彼は生き残ったクレアや、ハッカーのルーサー、元IMFのクリーガーと手を組み、極秘データ「NOCリスト」を入手する危険な作戦を企てる。高度な警備が敷かれたCIA本部への潜入では、天井から吊るされる緊迫のアクションでデータを奪うことに成功する。

やがて、事件の黒幕がIMFのリーダー、ジム・フェルプスであることが判明。彼は自らの死を偽装し、情報を闇市場で売ろうとしていた。イーサンは裏切りの証拠を掴み、マックスとの取引現場で彼と対決する。

最終的に、時速300kmを超えるユーロスターの車内での死闘の末、フェルプスを追い詰め、真実を明らかにする。無実を証明したイーサンは、再びIMFの任務に復帰し、次のミッションへと向かう。

『ミッション:インポッシブル』の見どころ

初めて映画プロデューサーに挑戦

ミッション:インポッシブル』の製作は、トム・クルーズと元キャスティング・エージェントのポーラ・ワグナーが1992年に設立した映画製作会社「クルーズ/ワグナー・プロダクションズ」が行いトム・クルーズは初めて映画プロデューサーに挑戦し、映画化権の交渉から3年に及ぶ準備期間を経て「クルーズ/ワグナー・プロダクションズ」の第1回作品として公開されました。

序盤でチームがほぼ壊滅する衝撃の展開

初めて観た時、多くの方はイーサン・ハント率いるチームが任務を遂行していくストーリーを予想していたと思いますが、ほぼ序盤でその前提は大きく覆されます。

イーサン・ハントやチームのメンバー、ジム・フェルプスなどの紹介のような序盤でそれらを一気に覆す展開で映画の世界に一気に引き込まれます。

スパイ大作戦のレギュラー陣は否定的だった

海外ドラマ版の『スパイ大作戦』に出演していた、ピーター・グレイブスグレッグ・モリスマーティン・ランドーなどは出演のオファーを受けていました。

しかし映画版でのジム・フェルプスの扱いなどに批判的で、誰一人として出演することは実現しませんでした。

「スパイ大作戦は心理戦なのに、これはアクション映画だ」という意見もわからなくもないですね。

ヴィング・レイムス演じるルーサー

当初の脚本では、ヴィング・レイムス演じるルーサーはジャン・レノ演じるフランツ・クリーガーと共に死ぬ設定だったそうですが、ヴィング・レイムスがこの扱いに意見したことで脚本を変更し、その後トム・クルーズと共に唯一シリーズ全作品に出演するレギュラーキャラクターとなりました。

NOCリストを盗み出すシーン

この映画の有名なシーンと言えば、NOCリストを盗み出すため、ワイヤーに吊るされたイーサンが天井から侵入するシーンです。

トム・クルーズ自ら非常に難易度の高い体制で望んでいますが、やはり多くのNGを出したそうで、最終的には靴の中にコインを入れ全体のバランスを取って成功したという逸話も。

『ミッション:インポッシブル』のトリビア

  • 水タンクが爆発し、イーサン・ハントがアクアリウム レストランから逃げるシーンは、2つの異なる場所で撮影されました。
    タンクの爆発とハントがレストランの窓から飛び降りるシーンは、パラマウントスタジオで撮影され、彼が後ろに水が流れている通りに走っているシーンの部分は、実際にはプラハの旧市街広場で撮影されました。

  • これはフランチャイズでイーサン・ハントが銃を発砲しない唯一の映画であるだけでなく、映画全体で銃声が5回しか発生せず、銃撃戦や銃撃戦がほとんどない唯一の映画です。

  • プロデューサーは、通常のハッカーとは正反対の人物だと感じたため、ヴィング・レイムスをルーサー役に起用しました。

  • プラハの歴史的なカレル橋の両側にある2マイルのリバーフロントは、古いヨーロッパの雰囲気を最大限に引き出すために、主に逆光で照らされなければなりませんでした。
    ヴルタヴァ川のほとりに沿った12日間の撮影が始まる前に、準備だけで約2週間かかりました。
    11台の発電機が何百もの照明に電力を供給し、その結果が非常に印象的だったため、アマチュアとプロのチェコの写真家が大勢で現れ、これまで見たことのない街の夜景を撮影しようと熱望していました。

  • パラマウント・ピクチャーズはテレビシリーズの権利を所有しており、何年にもわたって映画版を作ろうと試みてきましたが、実行可能な治療法を思いつくことができませんでした。
    トム・クルーズは幼い頃からショーのファンであり、映画の良いアイデアだと思っていました。
    トム・クルーズは、彼の新しい制作会社の最初のプロジェクトとしてこの映画化を選択し、パラマウント ピクチャーズに8,000万ドルの予算を立てるよう説得しました。

  • マーティン・ランドーによると、初期の脚本では、チーム全体のキャストが再演し、1度に破壊するようなものだったので私は反対したと述べています。

  • 作曲家のアラン・シルヴェストリはもともとこの映画の音楽を担当するために雇われており、離陸する前に約23分間の音楽を書いていました。
    彼は自分が書いた素材をリサイクルし、それを『イレイザー (1996)』のスコアに使用しました。彼の『ミッション: インポッシブル』のスコアの海賊版が流通しています。

  • エミリオ・エステベスは、この映画の冒頭で、かなり長い、クレジットされていない役割で登場しました。彼はかなりの数の印象的な台詞を持っています。
    トム・クルーズは以前、エステベスの初期の映画『ヤング・ガンズ (1988)』で同様のクレジットなしのカメオ出演をしていました。

  • ブライアン・デ・パルマ監督はトム・クルーズに、この映画の第一幕を当時のハリウッド映画ではめったに見られなかったプラハに設定するよう説得しました。

  • 中央に大きなロブスタータンクがあり、頭上に3つの巨大な水槽があるガラス張りのレストランで行われるシーンは、トム・クルーズのアイデアでした。
    タンクは全部で16トンあり、爆発すると大量のガラスが飛び散る心配がありました。
    ブライアン・デ・パルマ監督はスタントマンと一緒にシークエンスを試みましたが、説得力がないように見え、クルーズが溺死した可能性があるにもかかわらず、クルーズにそれをするように頼んだそうです。

参考リンク

感想とまとめ

ミッション:インポッシブル』は『スパイ大作戦』を知らない世代にとっては単純に大胆かつ衝撃的な序盤が映画を面白くするきっかけになっていて非常におもしろい作品だと思います。

公開当時こそ賛否両論ありましたが、シリーズ化されたことでその価値もあがっていったのではないでしょうか。

タテシマ
個人的な評価は…

4.5

です!

簡単ではありますが『ミッション:インポッシブル』について色々まとめてみました。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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