【映画】「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
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2006年公開、大ヒットシリーズ第3作目、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのスパイアクション映画「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」。
監督にJ・J・エイブラムスを起用し、過去2作と比べ評価の高い作品となった一方で興行収入的には振るわなかった作品でもあります。
ご存知の方も多いとは思いますが、今回は「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
- 1. 「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
- 2. まとめ
「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のあらすじ
米国のスパイ組織、極秘諜報部隊 IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のエージェント、イーサン・ハントは、現場を退き教官としての仕事をしながら、本業を秘密にして婚約者のジュリアと幸せな生活を送っていた。
そんな彼の元に、かつての教え子である女性エージェント、リンジーがベルリンで捕らえられたという知らせが届く。
迷いながらも救出作戦に参加したイーサンは、仲間達とのチームワークを発揮しリンジー救出を果たす。しかし、ヘリに乗って逃げる途中、リンジーは頭に仕掛けられた爆弾の時限装置発動により死んでしまう。
② 「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のキャスト・作品情報
「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
イーサン・ハント Ethan Hunt | トム・クルーズ Tom Cruise |
オーウェン・デイヴィアン Owen Davian | フィリップ・シーモア・ホフマン Philip Seymour Hoffman |
ルーサー・スティッケル Luther Stickell | ヴィング・レイムス Ving Rhames |
ジュリア・ミード Julia Meade-Hunt | ミシェル・モナハン Michelle Monaghan |
ゼーン・リー Zhen | マギー・Q Maggie Q |
デクラン・ゴームリー Declan | ジョナサン・リース=マイヤーズ Jonathan Rhys Meyers |
ジョン・マスグレイブ Musgrave | ビリー・クラダップ Billy Crudup |
リンジー・ファリス Lindsey Farris | ケリー・ラッセル Keri Russell |
ベンジー・ダン Benji Dunn | サイモン・ペッグ Simon Pegg |
セオドア・ブラッセル局長 Theodore Brassel | ローレンス・フィッシュバーン Laurence Fishburne |
ブラウンウェイ Brownway | エディ・マーサン Eddie Marsan |
デイヴィアンのボディーガード Davian's bodyguard | ジェフ・チェイス Jeff Chase |
「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」の作品情報
原題 Original Title | Mission: Impossible III |
監督 Directed by | J・J・エイブラムス J. J. Abrams |
脚本 Writing Credits | アレックス・カーツマン Alex Kurtzman ロベルト・オーチー Roberto Orci J・J・エイブラムス J. J. Abrams |
原案 Writing Credits (Based on) | ブルース・ゲラー(スパイ大作戦) Bruce Geller (Mission: Impossible) |
音楽 Music | マイケル・ジアッキーノ Michael Giacchino |
撮影 Cinematography | ダニエル・ミンデル Dan Mindel |
編集 Edited by | メリアン・ブランドン Maryann Brandon メアリー・ジョー・マーキー Mary Jo Markey |
製作 Produced by | トム・クルーズ Tom Cruise ポーラ・ワグナー Paula Wagner |
製作会社 Production Company | パラマウント映画 クルーズ/ワグナー・プロダクションズ バッド・ロボット・プロダクションズ |
配給 Distributed by | 米:パラマウント映画 日:UIP |
公開 | 米:2006/5/5 日:2006/7/8 |
上映時間 | 126分 |
制作費 | 1億5000万ドル |
興行収入(世界) | 3億9785万ドル |
興行収入(日本) | 51億円 |
③ 公開が1年遅れ
「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」は当初、2005年にジョー・カーナハンが監督を務め公開される予定でした。
しかし製作陣と意見が合わず撮影前に降板してしまい、ずれ込んでしまいました。
その間、トム・クルーズは別の映画「宇宙戦争」の撮影を行ったため結果1年遅くなってしまったそうです。
④ スパイ要素が一番少ない作品
裏の世界の大物を捕まえるミッションそのものにはイーサン・ハントは当初関わっていなかったので一種の復讐劇のような作品に。
そしてIMFがFRIのような政府機関のような社内のシーンもあり、主役がイーサン・ハントの「24」とも言えるような流れになっていきます。
⑤ J・J・エイブラムス初の長編監督作品
ジョー・カーナハンが降板し、トム・クルーズは海外ドラマ「エイリアス」の大ファンだったこともあり、J・J・エイブラムスを監督として招きました。
J・J・エイブラムスにとっては初の長編監督作品となりました。
⑥ 新レギュラー陣の確立
後に欠かせない存在となるベンジーことサイモン・ペッグが初登場しました。
そしてイーサン・ハントの妻ジュリアことミシェル・モナハンも初登場。ジュリアも後のシリーズに出演しています。
今までイーサン・ハント以外ではルーサーしかレギュラー出演してませんでしたから、イーサン・ハントにとっての新たな関係者がレギュラー化していったのはこの作品からでしょうね。
ちなみにベンジー役は当初リッキー・ジャーヴェイスが予定されていたそうですが、スケジュールの都合で降りたそうなのでサイモン・ペッグは非常に幸運を掴んだ形です。
⑦ おそらく今までで一番のピンチに
最愛の妻ジュリアを救えたのは偶然に過ぎず、イーサン・ハントの目の前で殺された人物が本物のジュリアだった可能性も十分に考えられます。
そしてそのシーンからスタートするという並びは抜群ですね。
⑧ 「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は221件のレビューに基づく70%もの前向きなレビューで6.6/10と3作目にして高評価を得ています。
Metacriticでは42件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中66点とこちらも比較的高評価。
作品そのものの評価は高いのに興行成績が振るわなかったのは、当時話題となったトム・クルーズの目に余る奇行問題が影響してそうです。
⑨ 「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」日本での評価
Yahoo!映画での評価は3,145件のレビューで平均評価は3.8と非常に高めの評価に。
映画.comも同様で62件中3.6とこちらも高評価。
映画レビューサイトFilmarksでは2,599件のレビューで3.7と、平均よりも少し高い評価になっています。
十分な評価だと言えますが、ミッション:インポッシブルシリーズとしては少し低いかもしれませんね。
トム・クルーズはこの作品のプロモーションで来日した際に、東海道新幹線のぞみを貸し切り、東京から新大阪まで約2時間半の間、東京・新横浜・名古屋から同乗したファン150人と密に触れ合うという、史上最速のミッションが遂行され大きな話題となりました。
映画のPRにおいて、このような形で新幹線が使われるのは当時初めての事でした。
⑩ 「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」のトリビア
・プロダクションは、ローマでの撮影中に彼らを見ている好奇心旺盛な群衆、いわゆる野次馬について何もできなかったため、実際には少し離れた場所に偽の2番目のユニットを設置し、ビキニを着た数人の女の子と修道女に扮した数人の年配の女性を雇い、テイクを撮影しているふりをしました。
・トム・クルーズは、この映画で彼自身のスタントの大部分を行いました。ほとんどは、大きな怪我をすることなく行われましたが、上半身を素早く回転させすぎて、肋骨を数本折ったことがあるそうです。
・当初はイーサンの味方としてリッキー・ジャーヴェイスがキャスティングされていましたが、スケジュールの都合で撤退しなければならず、代わりにサイモン・ペッグが出演しました。
・スカーレット・ヨハンソンは早い段階でキャスティングされていましたが、最終的にはプロジェクトから撤退し、彼女の役割は最終的にケリー・ラッセルに移りました。ケリー・ラッセルは、彼女の大きなアクションシーンに備えて3か月間トレーニングを受けたそうです。
・「ラスト サムライ (2003)」の撮影中に訪れたニュージーランドの南島にあるワナカ湖が気に入っていたため、今作でも言及する形で取り入れています。
・ニューヨーク市での3つの市全体での初演では、トム・クルーズは消防車、ヘリコプター、バイク、車、そして地下鉄システムを使って場所から場所へと移動し、地下鉄の列車全体を独り占めしました。これらは推定12,000ドルでレンタルされました。
・2作目に出演したタンディ・ニュートンにも再びオファーをかけましたが、家族との時間を優先するために断り、物語での彼女の役割は、後にキャリー・アン・モスが演じるリア・クイントという名前の新しいキャラクターに変更されました。ただ脚本の都合もあり最終的にはキャラクターはストーリーから完全に削除されました。
・ケネス・ブラナーが悪役にキャスティングされていましたが、撮影が遅れたため、「お気に召すまま (2006)」の撮影を開始するために脱落しなければならなかったそうです。
まとめ
「M:i:III(ミッション:インポッシブル3)」について色々まとめてみました。
ストーリー重視というイメージの強い作品で、この辺りからイーサン・ハントの物語になっていってる気がしますがこのパターンもまた面白く感じるのはこれが最初の作品じゃなくシリーズ化してるからだと思います。
アクションも多くストーリーも良く、デイヴィアンの存在感も丁度いい。デイヴィアンの最後だけはあまりにもあっけなかったのが勿体なかったですが、それ以外は非常におもしろい作品です。
Amazonプライムビデオでは観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
また今回「ミッション:インポッシブル」シリーズとして6作一挙にご紹介しています。続編の記事も是非ご覧ください。
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