【映画】「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
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2015年公開、大ヒットシリーズ第5作目、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのスパイアクション映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」。
前作同様有り得ないスタントが話題となった作品で、J・J・エイブラムスとブライアン・バークが2作連続でプロデュースを担当、脚本と監督には新たにクリストファー・マッカリーが起用されました。
ご存知の方も多いとは思いますが、今回は「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
- 1. 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
- 2. まとめ
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のあらすじ
米国のスパイ組織、極秘諜報部隊 IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のエージェント、イーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。
そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部を訪れるが、そこはすでに「シンジケート」の手に落ちており、イーサンは敵の罠にかかってしまう。
拘束されたイーサンは拷問を受けるが、「シンジケート」の構成員である謎の美女イルサによって命を救われ脱出する。
一方その頃、違法行為すら辞さないIMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリーの提案により、IMFは解体されCIAに吸収されてしまう。
CIAは「シンジケート」をIMFが自らの存在意義を作るために創った実体のない組織だとみなしており、「シンジケート」の極秘調査を名目に召還に応じないIMFの大物エージェントであるイーサンを反逆者として国際手配してしまう。
② 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のキャスト・作品情報
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
イーサン・ハント Ethan Hunt | トム・クルーズ Tom Cruise |
ウィリアム・ブラント William Brandt | ジェレミー・レナー Jeremy Renner |
ベンジー・ダン Benji Dunn | サイモン・ペッグ Simon Pegg |
イルサ・ファウスト Ilsa Faust | レベッカ・ファーガソン Rebecca Ferguson |
ルーサー・スティッケル Luther Stickell | ヴィング・レイムス Ving Rhames |
ソロモン・レーン Solomon Lane | ショーン・ハリス Sean Harris |
アラン・ハンリー Alan Hunley | アレック・ボールドウィン Alec Baldwin |
アトリー Atlee | サイモン・マクバーニー Simon McBurney |
ローレン Lauren | チャン・チンチュー Zhang Jingchu |
ヤニク・ヴィンター Janik Vinter | イェンス・フルテン Jens Hultén |
英国首相 Prime Minister of the United Kingdom | トム・ホランダー Tom Hollander |
委員長 Chairman | ナイジェル・バーバー Nigel Barber |
レコードショップの店員 Record Shop Girl | ハーマイオニー・コーフィールド Hermione Corfield |
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」の作品情報
原題 Original Title | Mission: Impossible - Rogue Nation |
監督 Directed by | クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie |
脚本 Writing Credits (Screenplay by) | クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie |
原案 Writing Credits (Story by) | クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie ドリュー・ピアース Drew Pearce |
原作 Writing Credits (Based on) | ブルース・ゲラー(スパイ大作戦) Bruce Geller (Mission: Impossible) |
音楽 Music | ジョー・クレイマー Joe Kraemer |
撮影 Cinematography | ロバート・エルスウィット Robert Elswit |
編集 Edited by | ポール・ハーシュ Paul Hirsch |
製作 Produced by | トム・クルーズ Tom Cruise J・J・エイブラムス J. J. Abrams ブライアン・バーク Bryan Burk デヴィッド・エリソン David Ellison ダナ・ゴールドバーグ Dana Goldberg ドン・グレンジャー Don Granger |
製作会社 Production Company | クルーズ/ワグナー・プロダクションズ スカイダンス・プロダクションズ バッド・ロボット・プロダクションズ |
配給 Distributed by | パラマウント映画 |
公開 | 米:2015/7/31 日:2015/8/7 |
上映時間 | 135分 |
制作費 | 1億5000万ドル |
興行収入(世界) | 6億7377万ドル |
興行収入(日本) | 51.4億円 |
③ 冒頭から驚きのアクション!
ポスターにもなっている飛行機にぶら下がるシーン、クライマックスに出てくるかと思いきや実はあれがオープニングなんです。
あまりにも危険なスタントで、撮影時点でも世界中でニュースとなりました。
トム・クルーズは前作の時点でヨーロッパの航空機メーカーであるエアバス社の子会社、エアバス・ミリタリー(現エアバス・ディフェンス・アンド・スペース)社が開発した戦術輸送機「Airbus A400M」にぶら下がってスタントをやることを自分のやり方でやることを意図しているとインタビューで述べています。
撮影の大きな障害は、滑走路でのバードストライクと風の抵抗。行動をとらえるために、カメラ用の防風カスタムフレームを組み立て、飛行機の左翼に取り付けました。
もう1つの大きな問題は、高速の風や滑走路の粒子があるときにクルーズの目を開いたままにしておくことだったそうで、このシーンのために眼球を守るレンズを特別に作り使用しています。
スタントの8つのテイクが撮影されました。監督のクリストファー・マッカリーは、トム・クルーズが突然パニックに陥る可能性があることを非常に心配していましたが、スタントが終了するまで撮影を中止しないように言われていたようで、空中5000フィートで航空機に吊り下げられ見事に成功させました。
この冒頭シーンで観る人を一気に「ミッション:インポッシブル」の世界に引き込みます。
④ 体を張ったアクション
今作は冒頭のスタントがピークとなりそうなほど話題となりましたが、他にもたくさんのアクションシーンをシリーズではおなじみ、トム・クルーズ自らが次々とこなしていきます。
軍施設のタンクの中でのシーンでは6分間の間、酸素ボンベなしに水中で息を止めてノーカットで撮影されたそうです。
オートバイでのチェイスシーンも迫力満点。観ている方の寿命が縮まるようなアクションシーンを見せてくれますが、トム・クルーズは50歳を超えているのが信じられないくらいのアクションを堪能できます。
更に今作はイルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソンもかなりのアクションを見せており、1日6時間、1週間に6日間という過酷なトレーニングを経て、幼いころからやっていたダンスと格闘技を組み合わせた動きのあるアクションを生みだしたそう。バイクや潜水、高いところからのジャンプシーンなど多くのアクションをこなしています。
⑤ 舞台も魅力的
本作の舞台はロンドンとウィーンです。実際にロケに行って撮影しているそうです。
美しい街並みの中で繰り広げられる魅惑のスパイアクションは息を飲むこと間違いなしです。
⑥ 実力派の監督
本作は「アウトロー」などの制作を手がけたクリストファー・マッカリーが監督兼脚本を務めています。
前作「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (2011)」で監督を務めたブラッド・バードが「トゥモローランド (2015)」の撮影を行うため断り、クリストファー・マッカリーが起用されることに。
クリストファー・マッカリーは「ユージュアル・サスペクツ (1995)」でアカデミー賞を始め様々な賞を受賞した実力を持っており、何度かトム・クルーズの作品にも携わっています。
⑦ IMF最強のチーム
イーサンの頼れる相棒ベンジー。3作目から出演し続けているベンジーとイーサンとの絡みが好きなファンも多いかと思いますが、本作ではイーサンが捕まったベンジーを助けるために試行錯誤、体を張って頑張る姿が描かれています。
彼らの友情に、クスッとし、ほっこりさせられます。
また前作に続きウィリアム・ブラント役のジェレミー・レナーも出演、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスが復帰などシリーズ最強と言ってもいいほどのキャストが揃っているのも魅力の一つです。
チームとしてはシリーズで初めて過去作にも出演しているメンバーで構成されました。
⑧ 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は304件のレビューに基づく93%もの前向きなレビューで7.46/10と前作同様、非常に高評価を得ています。
Metacriticでは46件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中75点とこちらも比較的高評価。
⑨ 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」日本での評価
Yahoo!映画での評価は8,500件のレビューで平均評価は4.2と非常に高めの評価に。
映画.comも同様で541件中4とこちらも高評価。
映画レビューサイトFilmarksでは6,697件のレビューで3.9と、平均よりも少し高い評価になっています。
⑩ 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のトリビア
・トム・クルーズはこの映画の製作中に6回負傷しました。
・冒頭のビニールレコードからミッションを受け取るシーンは「スパイ大作戦 (1966)」でも行われていた手法です。
・映画に登場する秘密の犯罪組織である「シンジケート」は、「スパイ大作戦 (1966)」シリーズの定期的な敵対者でした。劇場版はテレビ版の続編と位置づけられているため、理論的には同じグループか、同名の後継グループとして扱われている可能性が高いようです。
・水中シーンのトレーニング中、トム・クルーズは水中で6分間息を止めることができたそう。
・前作「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (2011)」に出演したポーラ・パットン、「ミッション:インポッシブル3 (2006)」に出演したマギー・Qにも出演オファーをしたそうですが、スケジュールの都合で出演はなりませんでした。
・イルサ役の一番の候補はジェシカ・チャステインでしたが、役割のために最大6か月のトレーニングを費やす可能性が気に入らなかったため、辞退。かつて「オブリビオン (2013)」でもオファーを断ったことがあり、トム・クルーズの映画で辞退するのは2度目。次の候補が満場一致でレベッカ・ファーガソンでした。
・ショーン・ハリスが演じたソロモン・レーン役にはベネディクト・カンバーバッチが最初の候補でした。
・「ローグ・ネイション」というサブタイトルは同時期に「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (2016)」という作品を用意していたディズニーとパラマウントで小さな対立を引き起こしました。「ローグ・ネイション」が公開されるまで「ローグ・ワン」のプロモーションを行わないことで合意しました。「ローグ・ワン」のタイトル発表は2015年に行われていましたが、その後撮影が始まったため公開されたのは2016年末でした。
・映画「コードネーム U.N.C.L.E. (2015)」でナポレオン・ソロ役で主演を務める予定だったトム・クルーズは今作の撮影のために辞退。代わりに主演を務めたヘンリー・カヴィルは次回作の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」に出演しています。
・過去作に出演していたキャラクターを再演させることについてトム・クルーズとクリストファー・マッカリーは、マーベル映画が成功したことを受けて共有ユニバースを作成することにしたと述べています。
まとめ
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」について色々まとめてみました。
シリーズを追う毎にイーサン・ハントの物語からイーサン・ハント率いるチームの物語にシフトしてる感じが非常によく、それぞれのキャラクターも初出演じゃないキャラクターも増えてきたので安心感もあって結局おもしろくなるんですよね。
Amazonプライムビデオでは観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
また今回「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」シリーズとして6作一挙にご紹介しています。続編の記事も是非ご覧ください。
この作品は記事更新日時点で、Amazon Prime Video(アマゾン プライムビデオ)で視聴可能です。
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