- 核爆発阻止まであとわずか!タイムリミットに挑むIMFの極限ミッション!
- トム・クルーズ、自ら挑む超危険スタント!命懸けのアクションが連発!
- 裏切りと陰謀が渦巻く中、仲間との信頼が試されるシリーズ屈指のドラマ展開!
- 世界を駆けるチェイス&スカイアクション!IMF最大の危機が迫る!
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト(原題:Mission: Impossible – Fallout)』は2018年公開のアクションスパイ映画。全シリーズで初めて脚本と監督クリストファー・マッカリーが2作連続で起用。
トム・クルーズをはじめ、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、そして前作に引き続きレベッカ・ファーガソンも出演。
シンジケートの生き残り勢力との駆け引きを描いています。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の作品情報
原題 | Mission: Impossible – Fallout |
監督 Directed by |
クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie |
脚本 Writing Credits |
クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie |
原作 Writing Credits (Based on) |
ブルース・ゲラー(スパイ大作戦) Bruce Geller (Mission: Impossible) |
公開 | 米:2018/7/27 日:2018/8/3 |
上映時間 | 147分 |
制作費 | 1億7800万ドル |
興行収入(世界) | 7億9110万ドル |
興行収入(日本) | 47.2億円 |
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のキャスト
- イーサン・ハント Ethan Hunt
- トム・クルーズ Tom Cruise
IMFのエージェントで、危機的状況に立ち向かうミッションの中心人物 - オーガスト・ウォーカー August Walker
- ヘンリー・カヴィル Henry Cavill
CIAから派遣された工作員で、イーサンと共に任務にあたるが裏の顔を持つ - ルーサー・スティッケル Luther Stickell
- ヴィング・レイムス Ving Rhames
IMFのベテラン技術担当で、イーサンの長年の相棒 - ベンジー・ダン Benji Dunn
- サイモン・ペッグ Simon Pegg
IMFの技術スペシャリストで、現場任務にも参加するお調子者の仲間 - イルサ・ファウスト Ilsa Faust
- レベッカ・ファーガソン Rebecca Ferguson
元MI6のエージェントで、複雑な立場からイーサンを助ける - ソロモン・レーン Solomon Lane
- ショーン・ハリス Sean Harris
前作でIMFと敵対したシンジケートの首謀者 - エリカ・スローン Erica Sloane
- アンジェラ・バセット Angela Bassett
CIA長官で、イーサンの行動を警戒し監視する立場 - ホワイト・ウィドウ White Widow
- ヴァネッサ・カービー Vanessa Kirby
武器仲介人として暗躍する謎多き女性 - ジュリア・ミード Julia Meade
- ミシェル・モナハン Michelle Monaghan
イーサンの元妻で、彼の過去に深く関わる人物 - エリック Erik
- ウェス・ベントリー Wes Bentley
ジュリアの現在の夫で医師 - ゾラ Zola
- フレデリック・シュミット Frederick Schmidt
ホワイト・ウィドウの護衛を務める男 - アラン・ハンリー Alan Hunley
- アレック・ボールドウィン Alec Baldwin
IMF長官としてイーサンの任務をサポートする
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のあらすじ(ネタバレ)
IMFエージェントのイーサン・ハントは、奪われたプルトニウム回収の任務中に仲間の命を優先し、核兵器材料を逃してしまう。CIAはこの失態を重く見て監視役として敏腕工作員オーガスト・ウォーカーを派遣し、二人は国際的な犯罪組織と取引するための危険な潜入作戦に挑む。
手がかりを追う中で、かつて捕らえた宿敵ソロモン・レーンが関与していることが判明し、任務はさらに複雑化。元MI6のイルサ・ファウストや仲間のルーサー、ベンジーらと共に、裏切りや二重スパイの思惑が交錯する中、プルトニウムの行方を追う。
やがてウォーカーの正体が明らかになり、彼が「シンジケート」の後継組織「アポストル」の一員であることが発覚。レーンと手を組んだウォーカーは核爆発による大規模な混乱を狙い、複数の爆弾を同時に起動させようとする。
イーサンは危険な空中アクションや山岳地帯での追跡戦を経て、タイムリミット寸前で爆発を阻止。仲間たちの連携によって世界は救われ、イーサンは傷だらけになりながらも、信頼と絆の強さを改めて胸に刻むのだった。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の見どころ
代名詞となるような大掛かりのスタントシーン
撮影中にトム・クルーズが怪我したことで話題にあった本作。撮影時は折れたのを分かっていながら走り続けたそうです。
前シリーズに引き続き観ているこちらが息を止めてしまうようなハラハラアクションが楽しめます。
代名詞となるような大掛かりのスタントシーンも魅力のひとつですが、その一つの高速スカイダイビングももちろんスタントなし。俳優として初めて「ヘイロージャンプ」という米軍の潜入作戦で使用されるジャンプに挑戦しています。
「ヘイロージャンプ」は約1万m程度の高高度を飛ぶ飛行機から飛び降りるのに、パラシュートを開くのが地面ギリギリという降下方法で、このアクションシーンのためだけにも、100回以上ジャンプの練習をしたそうです。
ヘリも運転しちゃうトム・クルーズ
ヘリコプターを操縦するシーンではなんとトム・クルーズが自ら運転しています。
誰も挑戦したことのないスタントを目指して2年の準備期間を費やし、ヘリコプターの操縦するアクションシーンの撮影を決め、「短期間で2,000時間の訓練をこなす」と言い放ち、見事ライセンスを取得しました。
ミッション:インポッシブルでイーサン・ハントを演じることでトム・クルーズが獲得した身体能力とスキルは計り知れません。
ちなみにこの撮影はスタントシーンがあまりにも危険すぎるため、世界で唯一撮影許可が下りたニュージーランドで実施されたそう。
再演と新キャラクター
今作にはもはやチームにかかせないルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグが出演。更に前作からのつながりを見せるため、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ソロモン・レーン役のショーン・ハリスも出演。IMF長官アラン・ハンリー役のアレック・ボールドウィンも続投し、演者が引き続き出演した人数がシリーズ史上最も多い作品となりました。
ウィリアム・ブラント役でシリーズに登場していたジェレミー・レナーは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)』から『アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)』に続くホークアイ役のためスケジュールが合わず残念ながら出演ならず。しかしジェレミー・レナーは当初今作で死んでしまう脚本だったようで、それに納得できなかったことで出演しなかったと後にあかしています。
今回出演しなかったことで将来的に再び復活する可能性を残しています。
クリストファー・マッカリーが再び
シリーズでは初の試みとなる、監督の引き継ぎ。
過去に9回もタッグを組んでいるクリストファー・マッカリー監督とトム・クルーズならではの息のぴったりさが伺えます。
シンジケートの復讐劇
前作では決めに決めたソロモン・レーンの髪型も今作ではボロボロ。それでもまた違った味が出ており、更にはラスボスのような動きも見せ、ソロモン・レーンの復讐劇のようにも見えます。
イーサン・ハントに次々と襲い掛かり、チームの仲間や愛する妻ジュリアの命まで危険にさらされるなど見応え抜群。
ジュリアを演じたミシェル・モナハンが復帰してるのも嬉しい限りです。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のトリビア
-
トム・クルーズはカーアクションも高いスキルを披露しており、パリの通りでBMW M5を運転して半ダースの階段を下りながら、180度方向転換し、曲がり角の最後の10度で、「ハンドルを切り、クラッチを踏んで、車を空中で1速に入れる」という通常のスタントドライバーが一生をかけて訓練するようなことをやってのけています。
-
ジョン・ラークとの連絡に使用した携帯電話を入手するためのトイレでの戦いのシーンは4日間で撮影される予定でしたが、戦いの複雑さのために、数週間にわたって撮影されました。
-
パリの追跡シーンでは、スタントマンが70台の車に乗り込み、トム・クルーズがヘルメットをかぶらずに非常に高速で交通に逆らってバイクに乗っているのを避けました。
-
ヘンリー・カヴィルは、2013年からのDCEUシリーズでスーパーマンを演じていますが、この映画の極端なスタントに備えることができなかったことを明らかにしています。スーパーマンのトレーニングは上半身裸のシーンのボディスカルプティングに向けられている一方で、今作のような機能的なトレーニングは行っていなかったため、スタントの準備、スタントのリハーサルなど入念な準備を行っています。
-
サイモン・ペッグは、アクションシーンのためにジムでトレーニングをしている間に非常に体調が良くなり、彼の役割にはまったく必要なかったにもかかわらず、25年ぶりに8パックの腹筋を手に入れましたが映画では一切披露されていません。
-
ラストの崖っぷちの戦闘シーンを撮影している頃には、冬が近づいていました。乗組員がロケ地での撮影を完了してからわずか15分後に、吹雪がエリア全体を包み込みました。クリストファー・マッカリーが望む崖の場所が撮影を行っていたニュージーランドになかったため、ノルウェーで撮影されています。
-
ヘンリー・カヴィルは映画の中でウォーカーとしか呼ばれないためフルネームを知りませんでした。ある時セットの椅子の後ろに書かれていた「August Walker」という文字を見てファーストネームを初めて知ったそうです。
-
映画『コードネーム U.N.C.L.E. (2015)』でナポレオン・ソロ役で主演を務める予定だったトム・クルーズは今作の撮影のために辞退。代わりに主演を務めたヘンリー・カヴィルは次回作の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト (2018)』に出演しています。
-
ヴァネッサ・カービーのキャスティングもトム・クルーズが海外ドラマ『ザ・クラウン』でマーガレット王女役を務めていたヴァネッサ・カービーに感銘を受けてホワイト・ウィドウ役に提案しています。
-
パリの通りを走る装甲トラックの追跡を撮影するということは、市内で最も人気のある観光地の多くが閉鎖されなければならないことを意味していました。市は、映画製作者が日曜日の朝の午前6時から2時間、凱旋門を管理することを許可しました。太陽が昇るまでに、残り時間は約1時間15分しかなく、エラーの余地はほとんどありませんでした。
参考リンク
- Mission: Impossible – Fallout (2018) – IMDb
- Mission: Impossible – Fallout – Wikipedia
- ミッション:インポッシブル/フォールアウト – Wikipedia
感想とまとめ
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、シリーズおなじみのキャストに加え、新たなキャラクターも加わり、その顔ぶれだけでも目を引く作品です。
トム・クルーズをはじめ、ヘンリー・カヴィル、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグらが揃い、緊張感あふれる物語を彩ります。
世界各地を舞台に繰り広げられる息を呑むようなアクションやスタントは見逃せず、特に高高度降下や山岳でのチェイスシーンは圧巻です。
仲間たちとの連携や信頼関係が描かれ、シリーズを知らない人でも引き込まれる一本です。

4.5
です!
簡単ではありますが『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』について色々まとめてみました。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。












コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは。
コメント失礼します
映画好きのマニア10さんを見つけたので遊びに来ました!
読者登録しましたので、また遊びに来ますね。
コメントありがとうございます。
こちらも読者登録させて頂きました!