【映画】「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
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2018年公開、大ヒットシリーズ第6作目、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのスパイアクション映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」。
全シリーズで初めて脚本と監督クリストファー・マッカリーが2作連続で起用されました。
ご存知の方も多いとは思いますが、今回は「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。
- 1. 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
- 2. まとめ
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説
① 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のあらすじ
米国のスパイ組織、極秘諜報部隊 IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のエージェント、イーサン・ハントと彼のチームは、盗まれた3つのプルトニウムの回収を目前にしていたが、突如現れた何者かの策略で仲間の命が危険にさらされ、その最中にプルトニウムを奪われてしまう。
イーサンとIMFチームは、プルトニウムを再び奪い返し、複数の都市の「同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション」を受ける。
② 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のキャスト・作品情報
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のキャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
イーサン・ハント Ethan Hunt | トム・クルーズ Tom Cruise |
オーガスト・ウォーカー August Walker | ヘンリー・カヴィル Henry Cavill |
ルーサー・スティッケル Luther Stickell | ヴィング・レイムス Ving Rhames |
ベンジー・ダン Benji Dunn | サイモン・ペッグ Simon Pegg |
イルサ・ファウスト Ilsa Faust | レベッカ・ファーガソン Rebecca Ferguson |
ソロモン・レーン Solomon Lane | ショーン・ハリス Sean Harris |
エリカ・スローン Erica Sloane | アンジェラ・バセット Angela Bassett |
ホワイト・ウィドウ White Widow | ヴァネッサ・カービー Vanessa Kirby |
ジュリア・ミード Julia Meade | ミシェル・モナハン Michelle Monaghan |
エリック Erik | ウェス・ベントリー Wes Bentley |
ゾラ Zola | フレデリック・シュミット Frederick Schmidt |
アラン・ハンリー Alan Hunley | アレック・ボールドウィン Alec Baldwin |
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の作品情報
原題 Original Title | Mission: Impossible – Fallout |
監督 Directed by | クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie |
脚本 Writing Credits | クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie |
原作 Writing Credits (Based on) | ブルース・ゲラー(スパイ大作戦) Bruce Geller (Mission: Impossible) |
音楽 Music | ローン・バルフ Lorne Balfe |
撮影 Cinematography | ロブ・ハーディ Rob Hardy |
編集 Edited by | エディ・ハミルトン Eddie Hamilton |
製作 Produced by | トム・クルーズ Tom Cruise クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie J・J・エイブラムス J. J. Abrams ジェイク・マイヤーズ Jake Myers |
製作会社 Production Company | スカイダンス・メディア TCプロダクションズ バッド・ロボット・プロダクションズ |
配給 Distributed by | 米:パラマウント映画 日:東和ピクチャーズ |
公開 | 米:2018/7/27 日:2018/8/3 |
上映時間 | 147分 |
制作費 | 1億7800万ドル |
興行収入(世界) | 7億9110万ドル |
興行収入(日本) | 47.2億円 |
③ シリーズ最高傑作の最強アクション
撮影中にトム・クルーズが怪我したことで話題にあった本作。撮影時は折れたのを分かっていながら走り続けたそうです。
前シリーズに引き続き観ているこちらが息を止めてしまうようなハラハラアクションが楽しめます。
代名詞となるような大掛かりのスタントシーンも魅力のひとつですが、その一つの高速スカイダイビングももちろんスタントなし。俳優として初めて「ヘイロージャンプ」という米軍の潜入作戦で使用されるジャンプに挑戦しています。
「ヘイロージャンプ」は約1万m程度の高高度を飛ぶ飛行機から飛び降りるのに、パラシュートを開くのが地面ギリギリという降下方法で、このアクションシーンのためだけにも、100回以上ジャンプの練習をしたそうです。
④ ヘリも運転しちゃうトム
ヘリコプターを操縦するシーンではなんとトム・クルーズが自ら運転しています。
誰も挑戦したことのないスタントを目指して2年の準備期間を費やし、ヘリコプターの操縦するアクションシーンの撮影を決め、「短期間で2,000時間の訓練をこなす」と言い放ち、見事ライセンスを取得しました。
「ミッション:インポッシブル」でイーサン・ハントを演じることでトム・クルーズが獲得した身体能力とスキルは計り知れません。
ちなみにこの撮影はスタントシーンがあまりにも危険すぎるため、世界で唯一撮影許可が下りたニュージーランドで実施されたそう。
⑤ 再演と新キャラクター
今作にはもはやチームにかかせないルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグが出演。更に前作からのつながりを見せるため、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ソロモン・レーン役のショーン・ハリスも出演。IMF長官アラン・ハンリー役のアレック・ボールドウィンも続投し、演者が引き続き出演した人数がシリーズ史上最も多い作品となりました。
ウィリアム・ブラント役でシリーズに登場していたジェレミー・レナーは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (2018)」から「アベンジャーズ/エンドゲーム (2019)」に続くホークアイ役のためスケジュールが合わず残念ながら出演ならず。マーベル作品も撮影スケジュールは複雑な印象ですが、クリストファー・マッカリー監督も事前に脚本をしっかり準備するスタイルではなかったため、スケジュールが確保できなかったというのが正しいかもしれません。
⑥ クリストファー・マッカリーが再び
「ミッション:インポッシブル」シリーズでは初の試みとなる、監督の引き継ぎ。
過去に9回もタッグを組んでいるクリストファー・マッカリー監督とトム・クルーズならではの息のぴったりさが伺えます。
「ユージュアル・サスペクツ」ではアカデミー賞を始め様々な賞を受賞した実力を持っています。
彼は以前にも何度かトム・クルーズの作品にも携わっているそうです。
⑦ シンジケートの復讐劇
前作では決めに決めたソロモン・レーンの髪型も今作ではボロボロ。それでもまた違った味が出ており、更にはラスボスのような動きも見せ、ソロモン・レーンの復讐劇のようにも見えます。
イーサン・ハントに次々と襲い掛かり、チームの仲間や愛する妻ジュリアの命まで危険にさらされるなど見応え抜群。
ジュリアを演じたミシェル・モナハンが復帰してるのも嬉しい限りです。
⑧ 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」海外での評価
映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は391件のレビューに基づく97%もの前向きなレビューで8.37/10とシリーズ最高評価を得ています。
Metacriticでは60件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中80点とこちらも高評価。
Variety誌のPeter Debruge氏は「これまでのシリーズで最もエキサイティング」と評し、レビューサイトIndieWireにて映画プロデューサーのDavid Ehrlich氏は「史上最高のアクション映画の1つ」と評しています。
⑨ 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」日本での評価
Yahoo!映画での評価は7,661件のレビューで平均評価は4.2と非常に高めの評価に。
映画.comも同様で549件中3.9とこちらも高評価。
映画レビューサイトFilmarksでは9,975件のレビューで4と、平均よりも少し高い評価になっています。
⑩ 「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のトリビア
・トム・クルーズはカーアクションも高いスキルを披露しており、パリの通りでBMW M5を運転して半ダースの階段を下りながら、180度方向転換し、曲がり角の最後の10度で、「ハンドルを切り、クラッチを踏んで、車を空中で1速に入れる」という通常のスタントドライバーが一生をかけて訓練するようなことをやってのけています。
・ジョン・ラークとの連絡に使用した携帯電話を入手するためのトイレでの戦いのシーンは4日間で撮影される予定でしたが、戦いの複雑さのために、数週間にわたって撮影されました。
・パリの追跡シーンでは、スタントマンが70台の車に乗り込み、トム・クルーズがヘルメットをかぶらずに非常に高速で交通に逆らってバイクに乗っているのを避けました。
・ヘンリー・カヴィルは、2013年からのDCEUシリーズでスーパーマンを演じていますが、この映画の極端なスタントに備えることができなかったことを明らかにしています。スーパーマンのトレーニングは上半身裸のシーンのボディスカルプティングに向けられている一方で、今作のような機能的なトレーニングは行っていなかったため、スタントの準備、スタントのリハーサルなど入念な準備を行っています。
・サイモン・ペッグは、アクションシーンのためにジムでトレーニングをしている間に非常に体調が良くなり、彼の役割にはまったく必要なかったにもかかわらず、25年ぶりに8パックの腹筋を手に入れましたが映画では一切披露されていません。
・ラストの崖っぷちの戦闘シーンを撮影している頃には、冬が近づいていました。乗組員がロケ地での撮影を完了してからわずか15分後に、吹雪がエリア全体を包み込みました。クリストファー・マッカリーが望む崖の場所が撮影を行っていたニュージーランドになかったため、ノルウェーで撮影されています。
・ヘンリー・カヴィルは映画の中でウォーカーとしか呼ばれないためフルネームを知りませんでした。ある時セットの椅子の後ろに書かれていた「August Walker」という文字を見てファーストネームを初めて知ったそうです。
・映画「コードネーム U.N.C.L.E. (2015)」でナポレオン・ソロ役で主演を務める予定だったトム・クルーズは今作の撮影のために辞退。後任としてソロ役を務めたヘンリー・カヴィルに感銘を受けてクリストファー・マッカリーに彼をエージェント・ウォーカーとしてキャスティングすることを提案しています。
・ヴァネッサ・カービーのキャスティングもトム・クルーズが海外ドラマ「ザ・クラウン」でマーガレット王女役を務めていたヴァネッサ・カービーに感銘を受けてホワイト・ウィドウ役に提案しています。
・パリの通りを走る装甲トラックの追跡を撮影するということは、市内で最も人気のある観光地の多くが閉鎖されなければならないことを意味していました。市は、映画製作者が日曜日の朝の午前6時から2時間、凱旋門を管理することを許可しました。太陽が昇るまでに、残り時間は約1時間15分しかなく、エラーの余地はほとんどありませんでした。
まとめ
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」について色々まとめてみました。
シリーズで一番おもしろいです。過去の出演者が次々と登場し、オーガスト・ウォーカーの裏切りからソロモン・レーンが2度にわたるラスボスとなるような展開などおもしろい要素が非常に詰め込まれています。
イーサン・ハントは過去何度もピンチな局面がありましたが、ここまで複数に渡って危険と隣り合わせになったことはないかと思いますし、チーム全体が危機的状況になってチーム全体で解決しようとするのもまた魅力になってます。
Amazonプライムビデオでは観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。
もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。
また今回「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」シリーズとして6作一挙にご紹介しています。続編の記事も是非ご覧ください。
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