2020年新作映画が次々と公開延期に…来年以降の新作撮影中止も

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月に入り新作映画の公開延期報道が相次いでいます。
また新型コロナウイルスの感染拡大を受け、撮影すらできないという状況に陥っている場合もあり、2021年以降に公開が予定されている映画の公開も延期を余儀なくされています。
注目の話題作が延期となるのは非常に残念ですが、この状況では仕方がありませんね…。
今回は今現在分かっている公開状況などを話題作を中心にまとめたいと思います。
※こちらの情報は2020年3月時点の情報となります。新たに報じられるものがあれば更新するかもしれません。
2020年新作映画が次々と公開延期まとめ
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
俳優ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の日本公開日が11月20日となることが発表された。当初は4月10日公開の予定だったが、英米両国での公開日がそれぞれ11月12日と同25日に延期されたのを受け、日本での公開も延期された。
ワンダーウーマン 1984
新型コロナウイルスの世界的大流行を受け、米ワーナー・ブラザースは、『ワンダーウーマン 1984』、『弱虫スクービーの大冒険』、『イン・ザ・ハイツ』、『Malignant(原題)』を含む新作映画の公開延期を決定した。
ブラック・ウィドウ
スカーレット・ヨハンソンがタイトルロールを演じるマーベル作品『ブラック・ウィドウ』は、5月1日の日米同時公開を予定していたものの、新型コロナウイルスのパンデミックにより延期となった。
ムーラン
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、5月22日に公開予定だった「ムーラン」の公開延期を発表した。
2分の1の魔法
3月13日から全国公開の予定だった「2分の1の魔法」は、新型コロナウィルス感染拡大への懸念から公開延期が決定。新たな公開日は、現時点でまだ発表されていない。
ミニオンズ フィーバー
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、「ミニオンズ」の最新作「ミニオンズ フィーバー」の全世界公開が延期されることが決定した。
ドクター・ドリトル
世界で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響で、映画『ドクター・ドリトル』の公開が延期された。
ワイルド・スピード ジェット・ブレイク
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、米ユニバーサル・ピクチャーズは大ヒットシリーズ第9弾「ワイルド・スピード ジェット・ブレイク」の全米公開を、2021年4月2日に変更したことを発表した。
ピーターラビット2/バーナバスの誘惑
世界的ベストセラー絵本をハリウッドで映画化した『ピーターラビット』の続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公開延期となることが発表された。
ソニック・ザ・ムービー
東和ピクチャーズは、2020年3月27日より公開予定であった映画「ソニック・ザ・ムービー」の公開日を延期することを発表しました。
これらはほんの一例ですが、他にも多くの洋画、邦画が公開延期となっています。
では現在撮影が中止されている状況にあって結果公開延期になりそうな作品も少しまとめましたのでご覧ください。
新作映画撮影中断による公開延期まとめ
ジュラシック・ワールド3
新型コロナウィルスの流行を受け、実写映画作品の製作を全面休止したNetflixとディズニーに続き、米ユニバーサル・ピクチャーズが大人気シリーズ最新作「ジュラシック・ワールド ドミニオン(原題)」の撮影中断を発表した。米バラエティなどが報じている。
ザ・バットマン
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米ワーナー・ブラザースがロバート・パティンソン(「トワイライト」)が主演を務める「ザ・バットマン(原題)」の撮影を中断したと、米Deadlineが報じている。
ミッション:インポッシブル7(仮題)
イタリア北部で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、同国ベネチアで行われていた「ミッション:インポッシブル7(仮題)」の撮影が中断されたと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
アバター2(仮題)
新型コロナウイルスの影響により、「アバター」続編の製作が中断された。2009年公開のオリジナル作に続く待望の4部作は、ニュージーランドにて撮影が行われていたが、新型コロナイウイルス拡大を受けて一度中止することになったという。
ウォルト・ディズニー作品
新型コロナウイルスの感染拡大がハリウッドに甚大な影響を与えている。かねてより『007』『ワイルド・スピード』『ムーラン』などの話題作が相次いで世界的に公開延期となっていたが、いまやスタジオ各社は、現在進行中のプロジェクトを軒並み中断することを決定。中断の期間はスタジオや企画ごとに異なるとみられるが、少なくとも2~3週間に及ぶ可能性があるとされている。
記事によると実写版「リトル・マーメイド」「The Last Duel」「Nightmare Alley」、リブート版「ホーム・アローン」、実写版「ピーターパン」や「ミクロキッズ」シリーズ最新作などが作業中断を余儀なくされているようです。
映画だけではなく海外ドラマにも影響が
映画の撮影が中断するなら当然ドラマだって中断となってしまいますよね。
Netflixでは「ストレンジャー・シングス」「グレイス&フランキー」など。
The CWとワーナーの共同製作による「スーパーナチュラル」「THE 100/ハンドレッド」、「リバーデイル」、そして個人的にどうなるか心配な「LUCIFER/ルシファー」、「バットウーマン」、「フラッシュ」など。
マーベルでは「ロキ」「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。ただ「Disney+」の日本展開は現時点で未定なのでどのような形で観られるのかすらまだわからないですけどね。
ショービズ業界はおそらく大打撃
公開が延期されてしまう分、2020年の映画業界、ドラマ業界における打撃。特に映画業界は、世界興収に影響が出ているようで、すでに約5400億円(50億ドル)の損失が出ているとのこと。
今後もしコロナが落ち着いたとしても完全になくならない限りは映画館にちょっと足を運びずらいですよね。そう考えるとまだまだ影響は続きそうです。