【映画】MCU「ブラックパンサー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

  • 2020.10.30
  • 2020.10.30
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【映画】MCU「ブラックパンサー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

2018年に公開され、第91回アカデミー賞にてスーパーヒーロー映画として初となる作品賞にノミネートされたMCU作品、「ブラックパンサー」

MCU第18作目の作品で、黒人の監督による黒人を主人公にした映画として注目されると北米を中心に大ヒットとなり、MCU単体作品歴代1位の興行収入を記録しています。

ご存知の方も多いとは思いますが今回は「ブラックパンサー」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

MCU「ブラックパンサー」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ブラックパンサー」のあらすじ

映画『ブラックパンサー』壮絶カーチェイスを繰り広げる7分超のプレビュー映像!

遥か昔、地球にヴィブラニウムと呼ばれる鉱石で出来た隕石が落ちてきた。やがてその地アフリカで5つの部族が戦争を始める。1人の戦士がヴィブラニウムの影響を受けたハート型のハーブを摂取し、超人的な力を持つ「ブラックパンサー」となった。彼の下に4つの部族が集まり、ワカンダ国となった。だがジャバリ族だけは参加せず、姿を隠した。

2018年、ヘルムート・ジモが起こした爆破テロによってチャカの死とそれに伴うアベンジャーズの内乱の後、チャカの息子ティ・チャラが新国王に即位する運びとなった。その戴冠の儀式で、彼はジャバリ族の挑戦者エムバクを打ち負かし、晴れてワカンダは新たな国王を迎える。

② 「ブラックパンサー」のキャスト

「ブラックパンサー」のキャスト


役名俳優
ティ・チャラ(ブラックパンサー)
T’Challa (Black Panther)
チャドウィック・ボーズマン
Chadwick Boseman
エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス(ウンジャダカ)
N’Jadaka (Erik “Killmonger” Stevens)
マイケル・B・ジョーダン
Michael B. Jordan
ナキア
Nakia
ルピタ・ニョンゴ
Lupita Nyong’o
オコエ
Okoye
ダナイ・グリラ
Danai Gurira
エヴェレット・K・ロス
Everett K. Ross
マーティン・フリーマン
Martin Freeman
ウカビ
W’Kabi
ダニエル・カルーヤ
Daniel Kaluuya
シュリ
Shuri
レティーシャ・ライト
Letitia Wright
エムバク
M’Baku
ウィンストン・デューク
Winston Duke
ラモンダ
Ramonda
アンジェラ・バセット
Angela Bassett
ズリ
Zuri
フォレスト・ウィテカー
Forest Whitaker
ユリシーズ・クロウ
Ulysses Klaue
アンディ・サーキス
Andy Serkis
ウンジョブ
N’Jobu
スターリング・K・ブラウン
Sterling K. Brown
アヨ
Ayo
フローレンス・カサンバ
Florence Kasumba
ティ・チャカ
T’Chaka
ジョン・カニ
John Kani
コリスワ
Xoliswa
サイデル・ノエル
Sydelle Noel
リムバニ
Limbani
デヴィッド・S・リー
David S. Lee
リンダ
Linda
ナビャー・ビー
Nabiyah Be
トーマス
Museum Director
フランシスカ・ファリダニー
Francesca Faridany
ソフィア
Sophia
アレクシス・リー
Alexis Rhee
グリオ(声)
Griot (voice)
トレバー・ノア
Trevor Noah
川族の長
River Tribe Elder
イザック・ド・バンコレ
Isaach de Bankolé
バッキー・バーンズ
Bucky Barnes
セバスチャン・スタン
Sebastian Stan
ギャンブラー
patron
スタン・リー
Stan Lee

③ 社会現象を巻き起こした映画

社会現象を巻き起こした映画

「ブラックパンサー」は公開されると短期間で「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」など大ヒットしたマーベル作品の興行収入を追い越すほど社会現象を巻き起こした映画です。

特に北米を中心にヒットし、アメリカでは公開後3週間で歴代9位の興行収入を記録しています。最終的にアメコミ映画の金字塔とも言える「ダークナイト」の興行収入も抜きさり、MCU単体作品歴代1位のみならず、アメコミヒーロー単体作品映画としても歴代1位になっているんです。

④ 多様性の象徴

多様性の象徴

この映画はアフリカ大陸の最先端の技術を持つ隠された王国「ワカンダ」を舞台にストーリーが進んでいきます。

アフリカ大陸の王国が舞台のため、中心キャストはほぼ黒人の俳優です。

これは異例なことでアメリカ映画界に大きな衝撃を与えました。

黒人差別などの問題がひどい中で、大きな固定概念を打ち破った作品です。

また女性が多く活躍するのも人気になったひとつです。

「ワカンダ」の国王は男性ですが、その国王を守る親衛隊のドーラ・ミラージュも全員女性です。

他にもティ・チャラの妹のシュリは天才科学者でブラックパンサーのスーツを開発しました。

このように男性のイメージがある役を女性がすることで強い女性像が「男女平等」に繋がり、さらに話題を高めました。

「ブラックパンサー」のヒットはある種の多様性の象徴になったからなのかもしれません。

⑤ アクションシーンも圧巻

アクションシーンも圧巻

MCU作品なだけにヒーローアクション映画としての魅力も存分に味わえる作品です。

特に滝壺に落ち、誰もが溺死したと思っていたティ・チャラが戻ってきてキルモンガーにまた戦いを挑むアクションシーンは圧巻です。

ドーラ・ミラージュも男性に劣らず、粘り強く戦う姿がとてもかっこいいです。

⑥ MCU作品で断トツのメッセージ性

MCU作品で断トツのメッセージ性

「ブラックパンサー」は他のMCU作品と比べてSFっぽい武器などがあまり登場しないため、SF映画をたくさん見てきた人にはアクションシーンのスケールが小さいと感じてしまうかもしれません。

ですがメッセージ性が高く、社会問題も取り入れている映画でもあります。

ワカンダという独立した国がどのように国際社会と結びつきを持とうとするか、こういった点においても多くの人を魅了したテーマになっていますので、まだ見たことがない人には是非1度観ていただきたい映画です。

⑦ 製作に関わるすべての人

製作に関わるすべての人

「ブラックパンサー」の監督・脚本を務めたライアン・クーグラーはなんと今作が長編作品3作目。2015年、ロッキーシリーズのスピンオフである「クリード チャンプを継ぐ男」を製作し、多くの批評家からも高く評価されています。今作の成功により、2018年の世界で最も影響力のある人物100人の一人にも選出されました。

また脚本家の1人として参加したジョー・ロバート・コールは、ドラマの脚本参加により全米脚本家組合賞を獲得したことで知られていますが、長編作品で脚本のみに参加するのは初。

音楽を担当したルドウィグ・ゴランソンはスウェーデン出身の映画作曲家で、音楽プロデューサーとしても知られています。最近では「ヴェノム(2018)」「TENET/テネット(2020)」も担当している凄腕です。

またケンドリック・ラマーがプロデュースを担当したサウンドトラック「ブラックパンサー:ザ・アルバム」は世界中で大ヒットし、第61回グラミー賞にて最多となる8ノミネートを獲得しました。

これらのように、「ブラックパンサー」は演者のみならず、周りを囲う製作に関わるすべての人が名作にするきっかけを生み出してるわけです。

⑧ 「ブラックパンサー」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は512件のレビューに基づく96%もの前向きなレビューで8.26/10とかなりの高評価。

「ブラックパンサーはスーパーヒーロー映画をスリリングな新しい高みに引き上げると同時に、MCUの最も魅力的なストーリーの1つを伝え、最も完全に実現されたキャラクターのいくつかを紹介します。」と評しており、同サイト内におけるスーパーヒーロー映画作品では最も高い評価を得ています。

Metacriticでは55件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中88点とこちらも高評価でした。

CinemaScoreによってポーリングされた視聴者は、映画にA +からFのスケールで「A +」の平均グレードを与えました。これは2012年公開の「アベンジャーズ」に次ぐ2番目の実写スーパーヒーロー映画です。

⑨ 「ブラックパンサー」日本での評価

Yahoo!映画での評価は‎4,075件のレビューで平均評価は3.7と、平均よりも高い評価。

映画.comは428件中3.6とこちらは割と普通な評価と言えます。

映画レビューサイトFilmarksでは13,953件のレビューで3.8を獲得しています。

アメリカにおける多様性などから海外ではかなり高い評価を得ていますが、日本ではその評価を受けにくい作品なのかもしれません。

もちろんコアなファンや海外事情に詳しい方にはわかることもあると思いますが、広く見ると単純にスーパーヒーロー映画としての評価という印象です。

⑩ 「ブラックパンサー」のトリビア

「ブラックパンサー」のトリビア

・ワカンダの言語は南アフリカ共和国出身のジョン・カニの母国語でもあるコサ語を使用しています。

マーティン・フリーマンは、セットで数少ない非黒人俳優の1人であると感じたことを尋ねられたとき、「そうだと思います、これがいつも黒人俳優が感じている気持ちです。」と答えました。

・「ヴィブラニウム」が劇中でどんな役割を果たすのか尋ねられたクーグラー監督は、ワカンダとヴィブラニウムの関係を、コンゴ民主共和国とコルタンの関係と比較して語りました。

・この映画に示されている地図上のワカンダの場所は、エチオピアの西、南スーダンと同じ場所です。

・彼の役割に備えるために、マイケル・B・ジョーダンは、彼のキャラクターであるキルモンガーが遠く、他のキャラクターと対立していると推論して、彼がセットにいる間、彼自身に固執しました。

・この映画の戦闘はアフリカの武道に基づいています。 映画製作者はまた、スタイルへの影響として「クリード チャンプを継ぐ男(2015)」のアクションシーンと「キングスマン(2014)」を参考にしたそうです。

・監督のライアン・クーグラーは、映画の中心的なテーマを責任とアイデンティティとして説明しています。

・キルモンガーがティ・チャラとの挑戦を開始する前に、手持ちの武器にするために持っている槍を壊すとき、それは歴史上最も有名な軍事指導者の1人であるアフリカの戦士シャカ・ズールーにうなずきます。彼はズールー人が戦闘で槍を捨てる理由を理解できなかったので、短い刺し槍を開発しました。

・キルモンガーの体の傷跡は、スカリフィケーションと呼ばれるもので、身体装飾の一種で、皮膚に切れ込みや焼灼を行った際に形成されるケロイドを利用して肉体に文様を描くもので、アフリカの一部の部族によって行われている死にゆく伝統です。

・「ワカンダ」という名前は、カンバとしても知られるケニアのワカンバ族に由来しています。

まとめ…の前に

チャドウィック・ボーズマン

ブラックパンサーことティ・チャラ役を務めたチャドウィック・ボーズマンが2020年8月、大腸がんのため43歳の若さで亡くなりました。

ウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下のABCでは「ブラックパンサー」をCMなしで放送し、その後特別追悼番組も放映されました。

2022年公開予定で「ブラックパンサー2」が計画されていますが、彼は続編の演技もできると考えていたようでケヴィン・ファイギを含むマーベル関係者には一切知らせていなかったと言われています。

現在決まっている事はありませんが、シュリ役のレティーシャ・ライトが次回作の主演になるのかどうかにも注目が集まっています。

まとめ

「ブラックパンサー」について色々まとめてみました。

一度も観たことがないには是非観てほしい作品ですし、MCUシリーズを楽しみたい方には欠かせない作品です。

「ブラックパンサー」は、ディズニープラスやU-NEXTで視聴可能、レンタルであればAmazonプライムビデオで視聴可能です。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

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この記事を書いた人

建島 陽一

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。

古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。