【映画】おすすめ「ウォールフラワー」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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【映画】おすすめ「ウォールフラワー」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

今回おすすめするのは、アメリカの作家スティーブン・チョボスキーによるジュブナイル小説を原作として日本では2013年に公開された青春映画「ウォールフラワー」

ローガン・ラーマンエマ・ワトソンに加えエズラ・ミラーポール・ラッドらが出演し大ヒットした原作の映画化で非常に評価の高い作品でもあります。

ご存知の方も多いとは思いますが「ウォールフラワー」のあらすじやキャスト、トリビアやおすすめしたいポイントなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

おすすめ「ウォールフラワー」のあらすじ・キャスト・ネタバレ・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ウォールフラワー」のあらすじ

映画『ウォールフラワー』予告編

1991年、小説家志望のシャイで物静かな高校生チャーリーは、クラスメートたちに“壁の花”とあだ名を付けられ甘く見られていた。

だが、彼の平凡な日常は、パトリックとサム兄妹との出会いによってすっかり様変わりする。

チャーリーは初めて知る友情の素晴らしさや、初恋の胸のときめきに有頂天になっていた。

② 「ウォールフラワー」のキャスト・作品情報

「ウォールフラワー」のキャスト・作品情報

「ウォールフラワー」のキャスト

役名俳優
チャーリー
Charlie Kelmeckis
ローガン・ラーマン
Logan Lerman
サム
Sam
エマ・ワトソン
Emma Watson
パトリック(サムの義理の兄)
Patrick
エズラ・ミラー
Ezra Miller
メアリー・エリザベス
Mary Elizabeth
メイ・ホイットマン
Mae Whitman
アンダーソン先生
Mr. Anderson, Charlie's English teacher
ポール・ラッド
Paul Rudd
キャンディス(チャーリーの姉)
Candace Kelmeckis, Charlie's sister
ニーナ・ドブレフ
Nina Dobrev
ブラッド
Brad
ジョニー・シモンズ
Johnny Simmons
アリス
Alice
エリン・ウィルヘルミ
Erin Wilhelmi
チャーリーの母親
Mrs. Kelmeckis
ケイト・ウォルシュ
Kate Walsh
チャーリーの父親
Mr. Kelmeckis
ディラン・マクダーモット
Dylan McDermott
ヘレン叔母さん
Aunt Helen
メラニー・リンスキー
Melanie Lynskey
バートン医師
Dr. Burton
ジョーン・キューザック
Joan Cusack

「ウォールフラワー」の作品情報

監督
Directed by
スティーブン・チョボスキー
Stephen Chbosky
脚本
Writing Credits
(Screenplay by)
スティーブン・チョボスキー
Stephen Chbosky
原作
Writing Credits
(Based on)
スティーブン・チョボスキー
Stephen Chbosky
音楽
Music
マイケル・ブルック
Michael Brook
撮影
Cinematography
アンドリュー・ダン
Andrew Dunn
編集
Edited by
メアリー・ジョー・マーキー
Mary Jo Markey
製作
Produced by
リアン・ハルフォン
Lianne Halfon
ラッセル・スミス
Russell Smith
ジョン・マルコヴィッチ
John Malkovich
製作会社
Production Company
ミスター・マッド
Mr. Mudd
配給
Distributed by
米:サミット・エンターテインメント
日:ギャガ
公開TIFF:2012/9/8
米:2012/9/21
日:2013/11/22
上映時間103分
興行収入(世界)約3338万ドル

③ 若手名俳優女優揃い

若手名俳優女優揃い

メインの3人を務めるのは「パーシー・ジャクソン」ローガン・ラーマン「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン「ファンタスティック・ビースト」エズラ・ミラーです。

いま現在旬な俳優女優を先取りしたようなキャストになっています。

④ ベストセラーを映画化

原作は「ライ麦畑でつかまえて」の再来とも言われたベストセラー青春小説です。

珍しく原作者のスティーブン・チョボウスキー自ら映画化したものになっています。

スティーブン・チョボウスキーは、映画の基になっている本を書き、脚本を書き、映画を監督しました。

本の著者が実際に映画を監督することになることはめったにありません。

⑤ アメリカのスクールカースト

アメリカのスクールカースト

日本以上に「グループ」が重視されるアメリカの厳しいスクールカーストの中で、同性愛やいじめ、虐待などのテーマも組み込まれており、青春ならではのピリピリ感も描かれています。

⑥ 軽快な80年代サウンド

舞台は90年代前半。カセットテープを交換するようなノスタルジックなシーンも出てきます。

またデヴィット・ボウイなどの80年代を代表するサウンドが映像にマッチして当時の雰囲気を感じられるようになっています。

どこか懐かしいノスタルジーに浸れるのもこの作品の魅力です。

⑦ プライベートでも仲の良い主演3人

プライベートでも仲の良い主演3人

役を超えて意気投合し仲が良くなった彼らは、バンドを組んで一緒に楽器をしたり、撮影中に宿泊していたホテルで騒ぎすぎて怒られたり、SNSでも仲の良い様子が伺えます。

プライベートでの仲の良さも、演技で発揮されているので要注目です。

⑧ 「ウォールフラワー」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は158件のレビューに基づく85%もの前向きなレビューで7.5/10と高評価。

Metacriticでは36件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中67点とこちらは割と平均的。

シカゴ・サンタイムズにてロジャー・エバート氏は4つ星中3つ星半の評価を出しレビューを残しています。

⑨ 「ウォールフラワー」日本での評価

Yahoo!映画での評価は1,101件のレビューで平均評価は3.8と平均よりも少し高い評価。

映画.comは133件中3.8とこちらも平均よりも少し高い評価。

映画レビューサイトFilmarksでは9,912件のレビューで3.8と、1万件以上のレビューがあり、観た方が多い作品だというのがわかります。

⑩ 「ウォールフラワー」のトリビア

「ウォールフラワー」のトリビア

ローガン・ラーマンエマ・ワトソンエズラ・ミラーメイ・ホイットマンは小さい頃から活動してたせいか、プロムを経験したことがないようでスティーブン・チョボスキーはインタビューでプロムや卒業を経験することが当たり前ではなく非常に特別なことだと実感させられたと述べています。当たり前に多くの人が経験しているようなことを経験していない人たちの中にいることでそういった感情が芽生えたのかもしれません。

エマ・ワトソンはキスシーンや1975年のホラー映画「ロッキー・ホラー・ショー」を見ることを拒否したそうで、本人も認めています。

エズラ・ミラーエマ・ワトソンはどちらもダンスと動きが大好きで、スティーブン・チョボスキーは振付師と協力して、ホームカミングのダンスで彼らのルーティンを構築したそうです。

エズラ・ミラーはSkypeを介して映画の最初のオーディションを行いました。彼はインタビューで非常にカリスマ的だったため、オーディションから5時間以内にキャスティングされました。

・映画監督のジョン・ヒューズはもともと、脚本と監督を目的として映画化権を購入していました。彼はチャーリー役にシャイア・ラブーフ、サム役にはキルスティン・ダンスト、パトリック役にはパトリック・フュジットをキャスティングし、映画をよりダークコメディにするつもりでしたが、2009年にジョン・ヒューズが亡くなる前に脚本を完成させていなかったため、彼の突然の死がプロジェクトを停滞させました。これにより、スティーブン・チョボスキーが脚本と監督に戻って、映画を独立した映画として復活させることができました。

ローガン・ラーマンエズラ・ミラーを含むキャストはすべて、映画を撮影している間、ピッツバーグの同じホテルに住んでいました。

・映画では特に言及されていませんが、チャーリーはサムとパトリックと年齢がそれほど離れていません。おそらく、彼が彼らとうまくつながった理由の1つです。映画を一時停止すると、チャーリーが12月24日に受け取るバースデーケーキの16本のキャンドルを数えることができます。

・チャーリーの妹のキャンディスが妊娠していることを彼に明らかにしたことが強く示唆されているシーンが撮影されました。

・クリスマスパーティーのシーンで、サムはチャーリーからカードを読みます。実際には、エマ・ワトソンスティーブン・チョボスキーから彼女への個人的なメモを読んでいます。

・DVDとBlu-rayに関する監督の解説の中で、スティーブン・チョボスキーは、「いまを生きる(1989)」「ブレックファスト・クラブ(1985)」が彼の好きな映画の2つであり、それらが彼に影響を与えたと述べています。

まとめ

「ウォールフラワー」について色々まとめてみました。

原作の著者が脚本、監督を務めるのは非常に稀だと思いますが、スクールカーストに向き合うことの重みなどは自分に置き換えにくい部分もありますけど映画の世界に引き込まれる要素としては演者の自然な演技に尽きます。このストーリーで演じられる数少ないキャストを見事に当て込めているような作品です。

この作品はTeen Choice Awardsなど実に多くの賞にノミネートされた作品でもありますので、観る価値のある映画だと思います。

NetflixやU-NEXT、dTVで視聴可能、Amazonプライムビデオではレンタルでなら観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンやここに書いていない好きなシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

この記事を書いた人

映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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