【映画】おすすめ「ショーシャンクの空に」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

【映画】おすすめ「ショーシャンクの空に」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

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1994年に公開され第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされたティム・ロビンスモーガン・フリーマン出演の名作「ショーシャンクの空に」

スティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」を原作としたヒューマン・ドラマで、世界中で感動を生んだ名作映画です。

【映画】泣ける感動名作のおすすめ映画人気ランキング10選でもご紹介している作品ですが、今回はもう少し掘り下げて、あらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビアなど、その概要をネタバレ満載でご紹介したいと思います。

「ショーシャンクの空に」のあらすじ・キャスト・トリビア・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「ショーシャンクの空に」のあらすじ

1947年、若くして銀行副頭取を務めるアンドリュー・デュフレーン (アンディ)は、妻とその愛人を射殺した罪に問われ、無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。

ショーシャンクでは、長年服役する「調達屋」ことエリス・ボイド・レディング(レッド)が、もう何度目かとなる仮釈放の審査を受け、更生したことを訴えるがやはり却下される。

レッドが落胆し部屋を出ると、アンディを含む新しい受刑者達が護送されて来る。アンディら新入り達はノートン所長とハドリー主任刑務官から脅しを含めたショーシャンク刑務所の紹介をされ、その晩に取り乱した一人の新人受刑者がハドリーから過剰暴力を受けて死んでしまう。

② 「ショーシャンクの空に」のキャスト

「ショーシャンクの空に」のキャスト

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役名 俳優
アンドリュー・"アンディ"・デュフレーン
Andy Dufresne
ティム・ロビンス
Tim Robbins
エリス・ボイド・"レッド"・レディング
Ellis Boyd "Red" Redding
モーガン・フリーマン
Morgan Freeman
サミュエル・ノートン(刑務所長)
Samuel Norton
ボブ・ガントン
Bob Gunton
ヘイウッド
Heywood
ウィリアム・サドラー
William Sadler
バイロン・ハドリー(主任刑務官)
Byron Hadley
クランシー・ブラウン
Clancy Brown
トミー・ウィリアムズ
Tommy Williams
ギル・ベローズ
Gil Bellows
ボッグズ・ダイアモンド
Bogs Diamond
マーク・ロルストン
Mark Rolston
ブルックス・ヘイトレン
Brooks Hatlen
ジェームズ・ホイットモア
James Whitmore
地方検事
1946 D.A.
ジェフリー・デマン
Jeffrey DeMunn
スキート
Skeet
ラリー・ブランデンバーグ
Larry Brandenburg
ジガー
Jigger
ニール・ジュントーリ
Neil Giuntoli
フロイド
Floyd
ブライアン・リビー
Brian Libby
スヌーズ
Snooze
デヴィッド・プローヴァル
David Proval
アーニー
Ernie
ジョセフ・ラーニョ
Joseph Ragno
マート
Mert
ジュード・チコレッラ
Jude Ciccolella
ワイリー
Wiley
ドン・マクマナス
Don McManus
トラウト
Trout
ポール・マクレーン
Paul McCrane

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③ 原作者はスティーブン・キング

ホラー映画で名を轟かせるスティーブン・キングが原作を手がけています。

1982年に発表された「Rita Hayworth and Shawshank Redemption(刑務所のリタ・ヘイワース)」。

それもそのはず、サスペンス要素もありドキドキさせられる映画になっています。

監督を務めたフランク・ダラボンは、1987年に映画化の権利を購入しましたが、1992年まで進められず、その後約8週間かけて脚本を仕上げています。

スティーブン・キングは映画化権を売ったのにも関わらず報酬を受け取っていないんだとか。

④ モーガン・フリーマンの語り部

モーガン・フリーマンの語り部

モーガン・フリーマンが刑務所の調達屋のレッド役を演じていますが、彼が冤罪になった主人公アンディの物語を語ります。

彼の深い声が活かされたナレーションがとってもいい味を出しているのもこの作品の魅力です。

⑤ ハラハラドキドキの脱出劇

ハラハラドキドキの脱出劇

冤罪になったアンディのあの手この手を使った脱出劇は見ものです。

元銀行員ということもあり、かなり頭がキレる彼。

勇気と知恵で様々な困難に乗り越えていく姿は感動します。

⑥ スカッとするラスト

アンディが自殺を装い脱出し、ノーマン所長の不正を暴き出し彼が溜めていた裏金を引き落とすという気持ちいくらいのどんてん返し!

伏線もいくつかあり、最後スカッとする感覚がたまりません。

終盤の雷雨のシーンは心に残ること間違いなしです。

⑦ 言わずと知られた名作

言わずと知られた名作

公開された当時は興行的に成功したとは言えなかったようですが、原作者や出演者も名だたっていることもあり、批評家の間で高評価を得て評判になりました。

約2500万ドルの制作費に対して、最終的な全世界での興行収入は約5800万ドルとなっていますが、公開後の週末の興行収入は1600万ドルと大コケと言える結果でした。

当時の失敗の理由として、パルプフィクションやフォレストガンプなどの映画との競争から、刑務所映画の一般的な不人気、女性キャラクターの欠如、さらには視聴者を混乱させると思われるタイトルまで、多くの理由が挙げられました。

しかしアカデミー賞にノミネートするなどじわじわと話題を呼ぶようになり、再上映などによってなんとか5800万ドルまで伸びたようです。

これらのおかげで公開後にリリースされたVHSはアメリカで30万本以上売り上げ、1990年代の最も偉大な映画の1つであると多くの人が考えるようになり、20年以上たった今でも映画ファンに愛されています。

⑧ 「ショーシャンクの空に」海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価は72件のレビューに基づく90%もの前向きなレビューで、平均は8.18 / 10と非常に高評価。

Metacriticでは20件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中80点とこちらも高評価。

アメリカ映画研究所(American Film Institute)では1998年にリスト100に選出されるほどの作品です。

⑨ 「ショーシャンクの空に」日本での評価

Yahoo!映画での評価は7,935件のレビューで平均評価は4.5と非常に高い評価。

映画.comも同様で352件中4.4とこちらも高い評価と言えます。

映画レビューサイトFilmarksでは18,364件のレビューで4.3と、日本での評価はほとんどが4以上と高評価でした。

⑩ 「ショーシャンクの空に」のトリビア

「ショーシャンクの空に」のトリビア

・レッドが球を投げている刑務所の庭でアンディとレッドが接触を開始するまでに9時間かかりましたが、モルガン・フリーマンは苦情の言葉もなく9時間の間球を投げ続け、翌日左腕にスリングをまいて現場に現れたそうです。まさしくプロ根性。

・トミー役は当初、ブラッド・ピットにオファーする予定だったそうで、スケジュールが合わなかったためギル・ベローズが起用されましたが、スケジュールが合っていれば翌1995年公開の「セブン」の前に2人は共演していたかもしれません。

・レッド役にはクリント・イーストウッド、ハリソン・フォード、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが検討されていました。 オリジナルの小説では、赤は中年の白髪のアイルランド人で、灰色の赤い髪をしています。しかし、監督のフランク・ダラボンは、彼の権威ある存在感、態度、深い声のために、常にモーガン・フリーマンの役割を念頭に置いていたそうです。

・監督のフランク・ダラボンは、この映画の撮影中に1990年の映画「グッドフェローズ」を見て、ナレーションについてのインスピレーションを得ていました。

モーガン・フリーマンの仮釈放紙に添付されている若く見える赤のマグショットは、彼の息子、アルフォンソ・フリーマンの写真です。

・映画では直接述べられていませんが、ブルックスはポーカーで負けた後、妻と娘を殺害したとして刑務所にいます。

・スティーブン・キングの小説「Rita Hayworth and Shawshank Redemption(刑務所のリタ・ヘイワース)」の完全なタイトルは、映画が実際にリタ・ヘイワースの伝記映画になるという認識がハリウッドであったため、使用されませんでした。実際、フランク・ダラボンは、いくつかの女優やスーパーモデル、および彼らのエージェントから、主役を演じることについてのオーディション要求の勧誘さえ受け取っていたそうです。

・オープニングシーンでリボルバーをロードしているアンディの手のクローズアップでは、手は実際にはフランク・ダラボンの手です。 映画の後半では、アンディが自分の名前をセルの壁に刻んでいる間(映画では2回見られます)、フランク・ダラボンの手が再び挿入ショットに使用されます。これらのクローズアップはポストプロダクション中に撮影されました。特にフランク・ダラボンは自分だけがクローズアップで望んだことを行うことができると感じたためです。

クランシー・ブラウンは、実際の主任刑務官からいくつかの申し出を受けて、ハドリー船長の彼の描写をより現実的にするために彼らと協力したと後に語っています。

モーガン・フリーマンはこの映画で初めてナレーションに挑戦していますが、ナレーションは撮影が始まる前に録音されました。アイオワのレコーディングスタジオでわずか40分で録音されましたが、スタジオの環境からわずかなノイズが入ってしまい、サウンドエンジニアは根絶することができなかったため最終的にナレーションが完成するまで3週間かかったそうです。

まとめ

20年以上前の作品ですが、未だに観たくなる数少ない映画。しかも見てるこちら側が年齢を重ねるほどに理解できる部分が少しずつあって、この先もまた見続けるであろう作品でもあります。

「ショーシャンクの空に」について色々まとめてみました。世代を超えて楽しめる感動作だと思いますので、1度は観てほしい映画です。

Amazonプライムビデオで観られる様なので、気になった方は是非観て頂きたいです。

もしこの記事をご覧になった方で印象的なシーンなどありましたら、是非コメントお待ちしてます。

この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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