【海外ドラマ】Netflixおすすめ「アンブレラ・アカデミー」シーズン1のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

【海外ドラマ】Netflixおすすめ「アンブレラ・アカデミー」シーズン1のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

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2019年2月にNetflixで配信開始となった海外ドラマ「アンブレラ・アカデミー」

「アンブレラ・アカデミー」は2013年に解散した人気ロックバンド「マイ・ケミカル・ロマンス」のヴォーカリストでもあったジェラルド・ウェイの原作でエリオット・ペイジ(元エレン・ペイジ)トム・ホッパーロバート・シーハンなどが出演しています。

今回は「アンブレラ・アカデミー」シーズン1のあらすじやキャスト・原作との違いやトリビア、そして個人的な感想などなどまとめたいと思います。

※なるべくネタバレ回避しているので誰でもご覧になれると思いますが、あらすじや解説で少しだけ内容に触れている部分もあります。

Netflixおすすめ「アンブレラ・アカデミー」シーズン1のあらすじ・キャスト・感想・評価・レビューなど徹底解説

① 「アンブレラ・アカデミー」のあらすじ

『アンブレラ・アカデミー』予告編 - Netflix [HD]

1989年、世界中で妊娠していない43人の女性が同日同時刻に突然出産するという事件が発生する。

億万長者の実業家であるレジナルド・ハーグリーヴズ卿は、特殊な能力を持つ7人の子どもを養子として引き取り、世界を救うスーパーヒーローに育てる「アンブレラ・アカデミー」を創設。

しかし計画通りには進まず、子どもたちが育ち、ティーンエイジャーになると家族は散り散りになり、アンブレラ・アカデミーは解散してしまう。

それから17年後のある日、父は謎の死を遂げる。父の死を弔うため、大人に成長した兄弟姉妹は嫌々ながらも再集結、特殊能力により地球が8日後に滅亡することを知った彼らは、人類を救うため、そして父の死に隠された謎を解明しようと立ち上がることになる。

② 「アンブレラ・アカデミー」シーズン1のキャスト

「アンブレラ・アカデミー」シーズン1のキャスト

役名 俳優
ヴァーニャ(7号)
Vanya Hargreeves / Number Seven
エリオット・ペイジ(元エレン・ペイジ)
Ellen Page
ルーサー(1号)
Luther Hargreeves / Number One
トム・ホッパー
Tom Hopper
ディエゴ(2号)
Diego Hargreeves / Number Two
デイビット・カスタニーダ
David Castañeda
アリソン(3号)
Allison Hargreeves / Number Three
エミー・レイヴァー・ランプマン
Emmy Raver-Lampman
クラウス(4号)
Klaus Hargreeves / Number Four
ロバート・シーハン
Robert Sheehan
ナンバー・ファイヴ(5号)
Number Five
エイダン・ギャラガー
Aidan Gallagher
チャチャ
Cha-Cha
メアリー・J. ブライジ
Mary J. Blige
ヘイゼル
Hazel
キャメロン・ブリットン
Cameron Britton
レオナルド
Leonard Peabody
ジョン・マガロ
John Magaro
ベン(6号)
Ben Hargreeves / Number Six
ジャスティン・H・ミン
Justin H. Min
ハンドラー
The Handler
ケイト・ウォルシュ
Kate Walsh
グレース(ママ)
Grace Hargreeves
ジョーダン・クレア・ロビンス
Jordan Claire Robbins
ポゴ
Pogo
アダム・ゴドリー
Adam Godley
レジナルド・ハーグリーヴズ卿
Sir Reginald Hargreeves
コルム・フィオール
Colm Feore

③ 「アンブレラ・アカデミー」の原作

原作はダークホースコミックスで2007年から出版されている同名コミック「ザ・アンブレラ・アカデミー」。

作者は2013年に解散した人気ロックバンド「マイ・ケミカル・ロマンス」のヴォーカリストでもあったジェラルド・ウェイ。

海外のアメコミヒーローと言えばマーベルかDCを思い浮かべる方も多いと思いますが、ダークホースコミックスは業界三番手と言われており、例えば2004年に映画でも公開された「ヘルボーイ」の原作はダークホースコミックスです。

原作の「ザ・アンブレラ・アカデミー」は、次回作を書くのにかなりの時間を要するとして一旦ストップされ、2018年に連載が再開されています。

④ 「アンブレラ・アカデミー」の能力

アンブレラ・アカデミーの6人(正確には7人)にはそれぞれ特殊な能力があり、それぞれがニックネームもあります。

ルーサー(1号)

ルーサー(1号)

ニックネーム:スペースボーイ

能力:怪力

ディエゴ(2号)

ディエゴ(2号)

ニックネーム:クラーケン

能力:強化された息止め能力と才能のあるナイフ投げテクニック

アリソン(3号)

アリソン(3号)

ニックネーム:ルーマー

能力:うそをつくことによって現実を操作できる

クラウス(4号)

クラウス(4号)

ニックネーム:セアンス

能力:死者とコミュニケーションがとれる

ナンバー・ファイヴ(5号)

ナンバー・ファイヴ(5号)

ニックネーム:ナンバー・ファイヴ

能力:空間移動、時空移動ができる

ベン(6号)

ベン(6号)

ニックネーム:ホラー

能力:肌から他の次元からのモンスターを召喚できる

ヴァーニャ(7号)

ヴァーニャ(7号)

ニックネーム:ホワイトバイオリン

能力:???

ヴァーニャにはホワイトバイオリンというニックネームがありますが、全10話のエピソードでその名前は出てきません。しかし最終話のエピソードタイトルになっています。

⑤ ひとつ屋根の下みたい

ひとつ屋根の下みたい

7人全員養子で、父親の死をきっかけに実家に帰ってきて、仲の良くなかった兄弟姉妹の絆が深まるっていう軸だけ考えれば「ひとつ屋根の下」です。

本物の兄弟のようにすぐ仲良くなってはすぐ喧嘩、これを繰り返します。

ヒーローものじゃないの?と思っちゃうほど内容は兄弟の絆が軸に含まれている作品です。

⑥ 能力を使うものと使わないもの

能力を使うものと使わないもの

アンブレラ・アカデミーが解散してしまいルーサー以外、家を出て行ってしまいました。

実家に唯一残ったルーサー、唯一ヒーロー活動をやめないディエゴ、売れっ子女優で娘を持つ母になったアリソン、ドラッグに溺れるクラウス、ナンバー・ファイヴは数年に渡り行方不明、ベンは第1話の時点で亡くなっていて、ヴァーニャはバイオリンの講師をしています。

このあまりにもバラバラなアンブレラ・アカデミーが最終話でどのような関係になっているのかに注目してもらいたいです。

⑦ 時代設定が少し特殊

時代設定が少し特殊

このシリーズの出来事は現代的な状況(2010年代)で起こっているように思われても、どのエピソードでも携帯電話を使用した人物はいません。

さらにもっと言えば、多くのキャラクターは公衆電話や固定電話を使って他のキャラクターとコミュニケーションを取らなければなりません。

意外と気づかないですが携帯持ってないの?と思うシーンも多々ありますので、そこも気にして見てみるとおもしろいかもしれないですね。

⑧ 主題歌は日本でも聴き馴染みのあるあの歌

アンブレラ・アカデミーの主題歌は、ジェラルド・ウェイが歌う「Hazy Shade of Winter」

日本のドラマでも主題歌になったことがある、サイモン&ガーファンクル「冬の散歩道」のカバーです。

Gerard Way - Hazy Shade of Winter (feat. Ray Toro) [Official Audio]

めちゃめちゃカッコいいので是非聴いてみてください。

またアンブレラ・アカデミーは、音楽がすばらしく、劇中で挿入されている曲はかっこいいものばかり。

音を駆使して思わずテンションが上がってしまうような作り方はすばらしいですね。

1番感動したのは、とある銃撃戦でナンバー・ファイヴが逃げ回るシーンです。見たらわかると思いますので曲名はあえて書きません笑

⑨ 「アンブレラ・アカデミー」シーズン1海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)では、今のところ88のレビューがあり、7.2 /10 と高い評価。

オーディエンス評価も3,850件のレビューで4.18/5と非常に高い評価です。

Metacriticでは22件のレビューに基づくこのフィルムの平均スコアは100点中61点とこちらはほぼ平均。

IMDbでは95,000票以上あって10段階で8.0と良い方なのではないでしょうか。

⑩ 「アンブレラ・アカデミー」シーズン1日本での評価

映画レビューサイトFilmarksでは415件のレビューで4と、こちらも非常に高評価になっています。

Netflixオリジナル作品なので、一般的なドラマよりもレビューは少ないですが、一度観たら最後まで割と早い期間で観終わってしまうほど観だしたら止まらないドラマです。

まとめ

「アンブレラ・アカデミー」について色々まとめてみましたが、多くの方の感想・レビュー記事が上がっているのでそれだけ人気のある作品だということがわかります。

ドラマシリーズでヒーローものを扱う場合、その人間性などが深堀されやすいと思うんですが、内容はそこそこダークなのにすごいポップに仕上げて暗すぎない構成になっているので非常に見やすい作品だと思います。

色んな場面で伏線が貼られてそこをどうやって回収するのかも考えながら見ると面白いんですが、人によっては割と早いタイミングで結末が予想できてしまうので、つまらなく感じてしまう方もいるかもしれません。

私はもし気づいてもそこですら楽しむので気にしませんが。

あと一番驚いたのが、エリオット・ペイジ(元エレン・ペイジ)の演技力です。あんな素朴なキャラクターになれるのかと驚きました。

「アンブレラ・アカデミー」シーズン2は2020年に配信開始となりました。近くシーズン2の記事も書いていこうと思います。

こちらはNetflixオリジナルの海外ドラマですので、Netflixでしか見られまんが、是非見て頂きたいです。

この記事を書いた人
映画や海外ドラマの魅力や面白さを伝えるべく、あらすじやおすすめしたいポイントなどをまとめたネタバレ有の評価・感想・レビューを行っています。 古き良き名作とアクション・SF系などおもしろいのが好きです。映画もドラマも。よろしくお願いします。

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